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ゲムマの記事 (2)

PaGu/筋肉企画 2016/05/07 00:13

2016ゲームマーケット春に参加してきました!

2016.5.5ゲームマーケットに参加した皆さんおつかれさまでしたぁぁっ!
ついでにブログ告知がすっかり抜けていたでありまっする!


……と、早速ですが今回ゲームマーケットに参加して自分視点で感じたことをだらだらと。

■全体
全体の盛り上がりは上向きで、都産貿時代の少し大きいイベントとは比べ物になりません。
企業から同人サークルまでカオスに混じってるのが良い感じ出してます。
勿論パッと見のクオリティもピンキリ。TRPG関連は拡大している傾向が見られます。

■出展企業
出展企業はどこも取り扱っているゲームを販売、体験台も充実させていました。
TRPG業界をけん引している感じが出てて、2014時点では「ただ出展していた」(→過去資料)だけにすごい改善されています。体験スペースが2015あたりから盛況を見せていますね!
でもやっぱボードゲームが多い。

■一般
企業以外のサークル参加者

TRPGサークルはかなり増えている感触で、2014年の記憶では島半分の1列だったのが3列(2列+各島に分散)くらいに(30~40サークル)。
コミケで島端に配置されるベテランサークルも参戦されていたりと(隣接ブースのサークルさんがそれで、コミケじゃ古株のほうだったかと)、同人系サークルの認知度も上がっている模様。
あと「同人TRPGサークルと言えば」と思えるところは軒並み参加されてますね。こかげ書店さんに出してるところは特に(すべて参加しているかは未チェック)。書店効果がいい感じに作用しているかもしれません。

次に、お客さん側もTRPGを認知されている方が多くなってるようです。
昨今のクトゥルフ人気による広がりもあってTRPG自体に興味を持つようになったのか?
ブースの売り子で見ていても、TRPGとして見て行ってくれた方が増えている印象です。
年代的には大半が10~20代(見た目)。女性が5~6割。
以前はよく見かけたメイン顧客層のおっさん陣は1割くらい(あー、うん、いいんでないかな、おっさんは)。

でもってそれぞれのブースにある作品レベルは立体物中心にすごい高いっす! もう自分が恥ずかしくなるレベルですね(笑)

■他
ゲムマに行っていつも感じるのですが、ブースでアピールする姿勢がとても強い。同じ趣味を持つ者同士の仲良しイベントではなく、アナログゲームジャンルでの競争があります。同人イベントと違うのはここです! 良い悪いとかではなく。翻って、TRPGジャンルはあまりがつがつせず競争が起きていない状態かも。
そこらへんTwitter上でも少しお話したのですが、TRPGサークル数は全体から見てまだ少なく細かいジャンル被りもあまり起こらないので競争が発生しにくいのでは? というもの。たしかにTRPGシステム、データ集、リプレイ、それぞれオリジナルか二次創作かと分岐していって被りが少ないかも。そして被ったとしても仲良しオンリー状態となって競争にならず(笑)。見た目から中身はわからないので、気になったら「買う」が基本だしね(私見)。

とまあこんなところです。
次はコミケ、参加で来たらいいな~と思いつつ次の作品にとりかかりまっする!

PaGu/筋肉企画 2014/11/17 22:45

2014ゲームマーケット雑感

2014.5のゲームマーケットに参加した皆様おつかれさまでありマッスル!
当サークル「筋肉企画」もそれなりにご好評をいただきまして楽しんでまいりマッシブ!

うむ、以下からは脳内筋トレな文章ぉっ!

――――――――――――――――――――――――――――――
11/16のゲムマ参加を終えまして、
ビッグサイトに会場を移してから「ゲムマのTRPG」ジャンルはどんなものかな?
という主旨のもと、私の主観で雑感を述べてみマッスル!

んではさっそく全体から。
ゲムマそのものは拡大方針ですね、いやほんと人が多くなった。
ただボードゲームやカード等のアナログゲーム全般で拡げているので、必ずしもTRPGが対象ではないですね。
ついでにゲームマーケット大賞なるものがあるのですが、TRPGは対象外w

■出展企業
で見てみると

Roll&Roll
新作ボードゲーム販売と中古を格安で放出。TRPGは見あたらず。

S N E
ゴーストハンター、人狼などがメイン。TRPGはなし。

冒険企画局
シェフィなどと共にマヨキン、エリシュオン等TRPGあり。

サンセットゲームズ
メイドRPG等旧つぎはき系TRPGが少々。

とまあこんなところでした。いつもどおりと言えばそうなんですけれども、TRPGを推進してきたR&RとSNEはTRPGをアナログゲームとして見てないのか? なんて今更なつっこみ入れても野暮ですね。R&Rは制作や出版を仲介・支援しているだけでしょうからまあ良しとして、SNEはSW2.0以外まるで聞かなくなったので(やる気がなくなったとも)現実に沿った状況とも言えなくもないかも。ああ、版権の問題で出せてないだけかもしれませんけど。KADOKAWA・DWANGO巻き込めれば大きくなると思いますよ。つーかニコ生やれるんだからとか思いつつも、勝手に配信できるからやってるだけですね……
冒険企画局はとりあえず出していましたが、積極的とは言えない扱いかな。

■一般
企業以外のサークル参加者

TRPGメインは一列未満とやや縮小している印象。
なのですが、他のアナログゲームと共に別カテゴリーのブースで頒布するケースがちらほらあったので、総数では変わらないかもしれません。ただ、コミケほどの作品数は見当たらないのはたしか。
一般参加に入っているプロ作家(私が知る限り)はTRPG列には1サークルでした。
で、陳列している作品の頒布数はサークルによりけりなのでしょうが、TRPG系の同人誌は以前ほど見向きされていない印象です。
他のボードゲーム等のクオリティが高くなり、見た目がわかりやすい状況では文字中心のゲームは魅力が発揮しづらい状況です。

アナログ同人ゲームが出てきている要因
としては、立体物をはじめ、カードやボードゲームの印刷が素人でも手に届く価格帯になっていることもあるでしょう。
イラスト等もpixivやクラウドソーシングを活用すれば集めることが可能です。

ただ、そんな状況でもTRPGのクオリティが高かったり、実用的なデータ集は根強く頒布数を伸ばしているようでした。

あとアニメ二次創作系は元々少ないためか、人気ないです、はい。私のサークルはそれ半分あるんで寂しい限り。都産貿時代はそこそこ手にとってもらえたのに……

■他
以前見て取れた牽引役は企業、一般共になし。
大きなサークル等があると人を呼び寄せて周囲のサークルも賑わう構図が無いのが今のゲムマTRPG界隈。
コミケは必ず業界人が複数名いたり、他のプロ作家も多数いるので賑わうのですが…
あとF.E.A.R系の二次創作集団も1サークルと、ゲムマの空気があまり馴染まないのかもしれません。どちらかというとコミック・シティのノリ? プチオンリーとか聞きますし。

で、何故牽引役云々かというと、

・サークル参加することでプロとの交流ができる
・何かのきっかけで企業に見てもらえる

というインセンティブが働くかどうかは結構重要。何気に「つぎはぎ本舗」がその役回りをやっていたので、こけてしまった影響として「ゲムマTRPGの盛り上がりが微妙」という結果に出ているかもしれません。
あ、こかげ書店様が声かけされていたので、今後の拡大次第で代わりとなるかな? 是非がんばってくださいな。

さらに「大阪ゲムマ」
…とは地理的要因で差があるので、たぶん頒布内容に結構な差が出ると思われます。

■方向性
カードゲームとTRPGをハイブリッドさせたようなゲームがいくつかあったので、従来と違ったアプローチをかけつつ参加し続けるのはちょっとした生き残りとしてありかと。当サークルでもスクエアマップを使ったTRPG作品は他の作品より見られることが多かった印象です。
オンセでも以前からあったテキスト+音声に「イラスト」をうまく使える環境がありますし、テキストベースのTRPGが大きく伸びることはなさげかな?

とりあえずこんなところです。
企業系が何故積極的でないかとか突っ込むと情報が足りなかったり、深くなりすぎるのでこんなところで終わりにします~

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