レイマスター 2020/10/24 09:44

UDBでUI描画処理(+単体消去)の使い方 ②応用その2

10/20に公開の「UDBでUI描画処理(+単体消去)」新Verの
使い方について説明。
今回は応用の続きで「選択時説明文」と「星シンボル」を
コモンイベントでどうやって描画するか。


使い方―応用(続き)

③ 選択時説明文

ウディタ基本システム2のアイテム一覧には、
アイテムを選択している時、
下部にアイテムの説明文を表示するユーザビリティな
システムがある。
そのシステムを自作システムにも実装したいと
思う方もいるかも知れませんが、
このコモンイベントで実装が可能。
その仕組みを、コモンイベント内部にある選択肢処理を
お見せいたしましょう。

コモンイベント内部

現在の選択肢の番号(何を選択している?)を基に、
CDBの実績から実績済みか判定の変数を
コモンイベント変数に代入。
そこで解禁したか判定を行い、判定の結果で
解禁方法か実績内容を表示する仕組みである。

イベントコマンド

UI設定に選択時説明文のピクチャ番号や座標などを設定し、
イベントコマンドの対象データNoを指定した後、
イベントコマンドのコモンイベント変数「選択時説明文」に
<c>\f[16]\E\udb[20:\cself[10]:1]」を入れることで、
現在選択している番号を基にUDBの指定データNoから
解禁方法か実績内容の文字列を呼び出して描画を行う。
(cself[10]はコモンイベント変数10で、
「何を選択している?」を意味する)

選択肢を変えることで、
解禁の有無によって説明文章が変わるように。


④ 星シンボル

登場人物のステータスを星マークで表示したい時、
文字列の「★」か「☆」を使いますが、
もしも画像だとしたら、簡単には行きません。
そこで、コモンイベントの連続表示を使って
星を画像で表示する方法を説明。

対象DB内

まずは対象UDB内のデータを設定。
このUDBでは、ステータスが悪ければ悪いほど
数値が一つずつ増えるような仕組み。

コモンイベント内部

コモンイベント内部では、各項目を描画する前に
最大スキップ数をUDBに指定したステータスの数値で引き算。
計算の結果をスキップ数として利用し、
最初に星ありの描画を行ってから、
次に星なし(黒星)をスキップ数に応じて描画。

この方法は、UI設定で星ありと星なしのピクチャ番号と座標を
同じにしているので、
星ありの画像を星なしで上書き描画する形となる。


ステータスに応じて星数が描画されるように。

以上で応用編はこれにて終わり。
楽しい創作ライフをお楽しみください。

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