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新井健史&進行豹 2020/05/22 22:24

【修正】 『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』11:イラストレイターさんを募集します!(進行豹

<2020/05/23修正>

メールフォームが正常に機能していない可能性が高いため、
メールフォームでの求人受付を中止します。

メールフォームからのご応募をくださっていた方は、お手数ですが

webmaster∴hexaquarker.com (∴を@に)

からメール再送いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします!!


//////////////////////////////////////////////////////

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

新井健史&進行豹のお送りする 新シリーズの第一弾!
『商用フリーの100円ループ環境音 VOL.1 温泉湯船環境音(録音地:福島県飯坂温泉)』
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ284159.html

をつかって、わたくしシナリオライター進行豹が、
初挑戦となる音声編集を含めてまるっと一本の無償公開バイノーラルボイスコンテンツをつくってみよう! というコーナー!

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』

前回の第10回
https://ci-en.net/creator/4364/article/285483
では、ご縁あった声優さんにオファーをお出ししたわけなのですが、なんと! そちら!!!!!
オファーご快諾いただけました!!!!

やったーーーーーー!!!!(歓喜!

とはいえ収録まだですし、わたくしがお引き受けしたその方のシナリオ執筆もまだですので、そちら、ベスト尽くして着々と丁寧に進めまして。
収録の方終わりましたら(先様の許可をいただけましたら)「この方です!!」と、キャストさん発表させていただければと思います!


おまかせした役に素敵な声と魂とをお与えくださる方とわたくし確信しておりますので! というか、そうでなければそもそもオファーいたしませんので!
どうぞその点、みなさまにもご安心の上ご期待のほどいただけましたら幸いです!

で!!!

声優さんが確定いたしたしましたので、
「イメージイラスト」を描いてくださる方を公募しなければなりません。

予算は7000円しかございませんので、その条件でもお請けくださる方をできるだけ広く探せますよう、
お仕事の内容はぎりっぎり最低限に切り詰める必要があるかと思います。


その考えのもと、準備いたしました公募告知がこちらとなります!


///

■ ボイスコンテンツ 『両腕骨折温泉』 メインビジュアルイラストレイターさんを募集します ■

【概要】
わたくし、進行豹がシナリオを執筆し、編集の練習を行いために収録します、バイノーラルボイスコンテンツ
『両腕骨折温泉』のメインビジュアルを描いてくださるイラストレイターさんを募集します。

【描いていただきたいイラスト】
下記資料に基づいた、RGB 300dpi 縦2150× 横3035 サイズのイラスト1枚。
カラーでもモノクロでも大丈夫です。
.psd形式でのご納品を希望しますが。それが無理な場合は.jpgや.pngでのご納品でも大丈夫です。

【作品の台本】
https://drive.google.com/file/d/1DQriS6WuHUzvLAN-LEFzFgNqrhjXntzV/view?usp=sharing

【キャラクター設定】
https://drive.google.com/file/d/1hV-eF4SZce8qErW2jGSmlNAQl6ZB-bmu/view?usp=sharing

【作画御礼】
7000円(税込)

【お支払い方法】
ご納品満了後、銀行2営業日以内に、ご指定の銀行口座へのお振込にてお支払い。

【希望する作業の進め方】
お願いすることとなりましたら、一度だけ大ラフで構図確認だけさせてください。
もし調整をお願いするとしたら、そのときに一度だけ調整お願いをさせていただけますと幸いです。
以降、どのような仕上がりとなったとしてもリテイクなしでご納品物をお受け取りさせていただきます。

【構図等の希望】
水着を着用して温泉に入ろうとしているもしくは入っているヒロインが描かれていれば、他の要素はおまかせいたします。

【ご応募の方法】
1:ci-enのメッセージ機能
2:https://twitter.com/sin_kou_hyou あてのDM
3:メール webmaster∴hexaquarker.com (∴を@に)
のいずれかから、
「お名前(ハンドルネームで大丈夫です)」
「過去作品、もしくはそれを拝見できるURL」
「その他、なにか選考のご参考となりそうなものをご用意いただけるなら、それ、もしくはそのURL」
をお送りいただけますと幸いです。
そちらの受領をもって、ご応募受付とさせていただきます。

【ご応募の〆切】
2020/05/31 24:00を第一回の〆切とさせていただきます。
それまでにご応募がどなたからもなかった場合は、条件を変えての再募集とするか、友達に泣きついて描いてもらうかのいずれかに変更いたします。

【締め切り後のご連絡】
お願いをすることとなった場合、そうならなかった場合、いずれにいたしましても、6/5いっぱいまでには、その旨、いただいたご連絡方法にてお返事いたします。

――以上となります。

その他なにかご質問等ございましたら、お気軽に上記連絡先からお問い合わせください。

厳しい条件かとは存じますが、もしもお気がむくことございましたらお力添えいただけますと幸いです。


なにとぞよろしくお願いいたします。


2020/05/22 進行豹 拝
///




このような感じでございましょうか?

こちらをひとまず、このci-enと、わたくしのツイッターとで告知したいと思います!

よいご縁みつかりますといいのですが!!!


(わたくし自身が)乞うご期待! でございます!!!!


あと、明日20:00からあらけんさんと生放送やりますので、
https://twitter.com/sin_kou_hyou/status/1263820836202401795?s=20

そちらももしお気が向いたらぜひぜひです!


よろしくお願いいたします!!!!

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新井健史&進行豹 2020/05/20 22:40

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』10:台本と資料でオファーの準備をしよう!!(進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

新井健史&進行豹のお送りする 新シリーズの第一弾!
『商用フリーの100円ループ環境音 VOL.1 温泉湯船環境音(録音地:福島県飯坂温泉)』
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ284159.html

をつかって、わたくしシナリオライター進行豹が、
初挑戦となる音声編集を含めてまるっと一本の無償公開バイノーラルボイスコンテンツをつくってみよう! というコーナー!

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』

前回の第9回
https://ci-en.net/creator/4364/article/279531

で、シナリオのブラッシュアップまでおわりましたのですが、そこで思わぬできごとがございました。


とある方から超短編の台本執筆依頼をいただきまして。

お仕事でお世話になったことある方だし、超短編ならどこかのタイミングでガっとかけるし、書くの自体も楽しそうだし、とお請けしようと考えて。

そこまで考えたところで、

「……『両腕骨折温泉』。この方にお演じいただいたらハマるのでは??」と、わたくし、思いついてしまいましたのです。

もちろん、条件面が大変厳しそうではございますのですが、そこはシナリオ執筆依頼いただきましたので、
原稿料と相殺する部分をつくって不足分は別途で――

みたいな感じなら、ワンチャンなんとかなるかも――という感じに、わたくしとしては認識しております次第です。
全然勘違いかもしれませんけれど!!!!


ともあれ、そう感じている以上は、オファーをお出しする他ございません。

オファーをお出しするときは。

・完成台本

・キャラクター設定資料

はあった方がいいと思うので、さっそくそれらを作りました!


こちらとなります!!!!

【台本】

【台本】両腕骨折温泉.pdf (109.67kB)

ダウンロード

【キャラクター設定書】

両腕骨折温泉キャラクター設定書_伊澄みずき.pdf (144.62kB)

ダウンロード

――台本、前回のブラッシュアップ稿とびみょーに変わってるのですが、
「その方に演じていただけるんだったらこっちの方がいいかな」的な感覚による調整です。

オファーやっぱダメで公募になる場合には、また別途の台本(どなたにでも演じていただきやすそうと思う方向に再調整しなおすもの)になるかもです。

キャラクター設定に関しましては、前回とかわんないですね。

これは内部資料(演者さんにおみせして、リスナーさんにおみせする予定のないもの)なので「あなた」の設定についてもくわしくかいてありますが、
例えばDLsiteさんに登録するテキストでの「キャラクター紹介」では「あなた」の設定はほとんど書かないかと思います。(リスナーさんに、ご自身イメージで補完していただけたほうがうれしいので)



今回のオファーにあたっては――

【使用台本・資料】 →上記のもの

【収録御礼】 →金額。消費税込か別途かも

【お支払い方法】 →お支払い方法の希望。わたくしは銀行振込が領収書がわりにもなるいので一番便利かと思ってます

【希望する収録形式】 →スタジオであればスタジオの場所。宅録希望であれば受領したいデータ形式をお伝えするのがよいかと思います。

【希望する収録日程】 →候補日をたくさん出して、ご都合あうもの選んでいただく形式が無難かと思います

【収録後の音源の取り扱いについて】 →無償公開します、とか、有償でいくらで頒布予定です、とかそんなのです。

――と連絡先とを先様にお伝えいたしました感じです。

お願いしたい方が連絡必要事項のフォーマットとか作ってらっしゃる場合には、もちろんそれに応じるのが一番よろしいかと思います。



と、台本化にあたっては、こちらのシェアウエア
https://www.lameije.co.jp/products/spp

をわたくしは使っております。

お値段しますけど、普通にお仕事でもつかえますので、必要経費かなって感じです!



と、いうわけで今回はここまでで。

次回はいよいよ

1:オファーOKいただけるようでしたら →イラストレイターさんの
2:残念ながらご都合あわないようなら →声優さんとイラストレイターさんの


それぞれ公募を開始する予定です!

次回更新は多分あさってかしあさって!

ご期待くださいましです!!!

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新井健史&進行豹 2020/05/16 23:31

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』9:シナリオを推敲しよう!(進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

新井健史&進行豹のお送りする 新シリーズの第一弾!
『商用フリーの100円ループ環境音 VOL.1 温泉湯船環境音(録音地:福島県飯坂温泉)』
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ284159.html

をつかって、わたくしシナリオライター進行豹が、
初挑戦となる音声編集を含めてまるっと一本の無償公開バイノーラルボイスコンテンツをつくってみよう! というコーナー!

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』

前回、第8回
https://ci-en.net/creator/4364/article/277489

では、シナリオ初稿を書きました!


今日はそちらブラッシュアップ――つまりは推敲いたしますので、まずはざらっと読み直してみましょう!

読み直しは、合成音声読み上げソフト
http://www.cross-plus-a.com/jp/balabolka.htm とか

使って、機械的に読み上げてもらうと、わりと主観外してチェックできて&誤脱にも気づきやすくなるような気がします!
ご参考まで!!

というわけで、バラボルカ先生によんでもらって、わたくしも読み直し開始しますね!!!


/////////////////////////////

『両腕骨折温泉(仮)』 進行豹
v100 2020/05/14


///

;SE 湯おけ、カポーン
;環境音 100円ループ環境音、飯坂温泉


;9/前遠
「そんなとこで突っ立ってたら、冷えちゃうでしょ?
両腕骨折しちゃった上に風邪とか引いたら、目も当てられないと思うけど」


「だから、ほら! こっちきて? おふろはいろ」


「(呼吸音)(呼吸音)――って、照れられると、こっちも照れちゃうから、堂々としようよ、お互いに。
っていうか――わたしの水着くらい、社員旅行のときに見てるじゃない」

「ビーチでみる水着も、温泉でみる水着も、なんにもかわらない……
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はううっ、っていうは無理だね。うん。
やっぱり、ちょっとこっちの方が、照れくさいかも」


「だけど――キミの背中を流ししたいから買ったんだもん、この水着。
旅館の人にも、着用してはいる許可だってもらったし……
だからボクに――背中、流させてもらえるとうれしんだけど……」

;SE タイル足音、ぺたぺた

;9/前遠→;1/前
「あ! (呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
えへへ、いらっしゃい……。
ありがとう、きてくれて」

「ためらってる間に体、冷えちゃったでしょう?
だから、つかろ? かけ湯してから体あっためて――あったまったら、ボクが、君の背中流すから」

「(呼吸音)――ん。じゃ、かけ湯するね~ええと、両手、ばんざーいってできる?
痛くなければ……(呼吸音)(呼吸音)――ありがと、包帯ぬらしちゃったらヤだもんね」

;$=SE 湯おけに水すくう
「それじゃ、ね――
$
ゆっくりゆっくり、ハネないようにかけ湯するから……」


;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;3/右前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「うん。あと背中側も――
ね? ちょっとだけあっちむいてて」

;5/後
;$=SE 湯おけに水すくう
「ありがと。
$
それじゃ、背中にも……」

;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん! よし、入ろっ。
わたし、肩貸す? 大丈夫? それなら、後ろから見てるから、
ゆっくりね? ゆっくり、慎重に――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 湯につかる

;1/前
「……ああ、よかった。足もと滑ったりしたらどうしようかって思っちゃった。
わたしのせいで両腕骨折させちゃったのに、さらに追い打ち――なんてなったら、もう責任とれっこないもの」

;SE 湯に浸かる

「うふふっ、お隣、お邪魔しまーーーーす」

;3/右
「ふう……いいお湯……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
お仕事もうまくいったし、お宿もお風呂もとってもいいし――
ごめんね? ボクのことかばってもらったりしなかったら……
キミの骨折がなかったら、ほんと、最高の出張になったのに」

「(呼吸音)(呼吸音)――うん。不可抗力って言ったら不可抗力だし――
キミにかばってもらえたの……不謹慎だけど、正直、すごくうれしくて――けど」

「その代償が両腕骨折とか、あんまりじゃない。
『綺麗に折れてるから全治まで三ヶ月程度をみこんでください』ってお医者様おっしゃってたけど――」

「両腕がつかえない三ヶ月って――長いよね。
ボク、ほら、カーリングしてたじゃない、学生時代。
ってか、その話したことあったよね?
――あ、えへへ。覚えててくれたんなら、うれしいな」

「僕の場合は、疲労骨折だったけど――治るまで――
またカーリングできるようになるまで、ほんとにじれったくって、辛くって。
だから不可抗力っていったって――ボクをかばってくれた代わりに、キミがそんな時間を過ごすの……
ほんとに申し訳なくって――その分、だから……」

「だから……その――」

;照れてためらい→一生懸命言葉を探して→決意
「((呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!」

;SE 水ゆれ
;3/右(肩がくっつく近さ)
「――なんでも言って。キミの両腕が治るまで。
今回の件のお詫びもあるし、
いっつもキミにサポートしてもらってる恩返しもあるし……」

;うつむいて小声で独り言
「………………それに、それだけじゃなく……その…………っ!!!」

;3/右 顔あげて
「と、とにかくさ、流しちゃお、背中――うん!!」

;SE ざばぁ
「また肩かすから、一緒に、ね?
せーので――ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 水音(湯から上がる)

;SE タイル足音
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「っと、ちょっとまってて。お風呂椅子、お風呂椅子」

;SE 風呂椅子位置直す→シャワーで風呂いすの表面流す

「はい。どうぞ、座って座って? それじゃあ、お背中流すから」

;3/右→;5/後(背中側に立つ)
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うふふっ、それじゃあえーと、
まずは洗面器にお湯をためて、アカスリで石鹸泡立てて――」

;SE 洗面器にお湯貯める→アカスリで石鹸泡立てる

「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
もちょっと――(呼吸音)(呼吸音)――
って、あ――この石鹸、結構いいやつ――(呼吸音)(呼吸音)――
あわ、これ、すごい……(呼吸音)」


;3/右 (背中側から顔寄せて、耳元囁き)
;$=SE ほっぺに石鹸おしつける

「あとでお顔も洗うからちょっとだけほっぺ貸してね?
$
うふふ、石鹸、これ、すごくない?
泡、スポンジみたいな弾力になってる」

;5/後
「これでたーっぷり、お背中流してあげるから。
じゃ、いくよ? 最初はゆるゆる――」

;SE 背中洗い(軽・継続)
「ん……(呼吸音)(呼吸音)――
ふ……(呼吸音)(呼吸音)――
どう、かな? ……(呼吸音)(呼吸音)――
もっと――(呼吸音)――強く、する?――(呼吸音)」

「(呼吸音)(呼吸音)――ん、そか。
(呼吸音)(呼吸音)――じゃあ、背中の真ん中――
(呼吸音)(呼吸音)――腰の、とこまで――
(呼吸音)(呼吸音)――やっちゃって、から――」


;SE stop

「もうちょっと広く、もうちょっと強くで、背中の両側やってくね?」


;SE 背中洗い(中・継続)

;4/後右
「じゃ、右脇の方からいくね? ん……(呼吸音)(呼吸音)――
って――あ――(呼吸音)(呼吸音)――
ここ、ほくろ――(呼吸音)――あるんだ、きみ――(呼吸音)――
ね? 自分で――(呼吸音)――知ってた?――(呼吸音)」

「ふふ、そっかぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
知らなかったんだぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
うれしい、なぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
え? あ――(呼吸音)(呼吸音)――」

「なんでうれしいかって、そんなの――(呼吸音)(呼吸音)――
だって、キミにさ――(呼吸音)(呼吸音)――
彼女さん、とか――(呼吸音)――いるん、なら――
ほくろの、こと――(呼吸音)――きっと、知ってて……」

「彼女さんが、もしいて――(呼吸音)(呼吸音)
なのに、ほくろのこと気づいてないなら――(呼吸音)(呼吸音)――
親密じゃないか、興味がないか――(呼吸音)(呼吸音)――
どっちにしても、ボクにも、ワンチャ――っ!!!!!」

;SE stop

;5/後
「ああいや、なんでもないよ。なんでも、あはは。
ええと。それより――左脇だね。そっちがわもんうん、綺麗にしなくちゃ」



;SE 背中洗い(中・継続)

;6/後左
「ん、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
っしょ――(呼吸音)(呼吸音)――
あ……(呼吸音)(呼吸音)――
あ、ううん――(呼吸音)――大した、ことじゃないよ――(呼吸音)――うん」

「(呼吸音)(呼吸音)――
(呼吸音)(呼吸音)――
気になるんなら、いうけど、さ――(呼吸音)(呼吸音)――
本当に、たいしたこと――(呼吸音)――ないから、面白くないよ? 多分――(呼吸音)」

「えと――腕――(呼吸音)――腕の、太さ……(呼吸音)――
キミ、結構――(呼吸音)――利き腕側が――太いんだなぁって――(呼吸音)――
しっかりしてて――(呼吸音)――筋肉、ちゃんとあって――(呼吸音)――
男の子――(呼吸音)――男の人……(呼吸音)――なんだなぁって――」

「ははっ――(呼吸音)(呼吸音)――
ね? 大したことじゃ――(呼吸音)――なかった、でしょ?――(呼吸音)
ん……(呼吸音)(呼吸音)
っと――(呼吸音)(呼吸音)――よしっ!」

;7/左 (顔後ろからよせて、耳元囁き)
「それじゃあ、流すね? シャワー出すから。
さっきのほっぺのも一緒に流しちゃうから、目、つむってて?」

;SE シャワーでお湯かけ(とろとろ丁寧に)
;5/後

「ん……まずはほっぺで――(呼吸音)(呼吸音)――
そしたら、背中を、ゆっくりと――(呼吸音)――っと」

;少しずつ荒く
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;ぽーっとひとりごと(つぶやき)
「泡……流れるの……体の、筋肉のライン、うかんで――
あ……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;SE シャワー強!
「流さなくちゃね、うん。ぜんぶ、ちゃあんと!
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はい、終わり! おしまい!!」

;SE シャワー止め
「うん。これで綺麗になりました。
よかったよかった。
それじゃあ、あとはキミが――って、
できるわけないよね? キミ、両腕骨折しちゃってるんだもん」

「あ……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
え、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
だから……その――(呼吸音)(呼吸音)――」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;3/右 (後ろから顔寄せて/囁きではない)
「あの、ね? ええと、ね? ボク、その――さ。
キミが良ければ、他のところも、もちろん洗ってあげる――ううん、洗ってあげたいんだけど。
……どう、かな?」


;3/右 (後ろから顔よせて。囁き)
「ボクの両手を、君の自由に使ってくれる?」


;おしまい



///////////////////////////////////

というわけで、合成音声読み上げしてもらいつつ読み直しました!

そうしている間にリアルタイムでとってったメモがこちらです!!


/////////////////////////

『まだキツい』

っていうは

いらっしゃい

痛くなければ


わたし肩かすからのムーブ→密着できる

あ、えへへ

「今回の件のお詫び」

「お風呂椅子」

お背中/背中

あわこれすごい→聞いたときわかりやすく


彼女さん、とか――(呼吸音)――いるん、なら――
ほくろの、こと――(呼吸音)――きっと、知ってて……」
「彼女さんが、もしいて――(呼吸音)(呼吸音)
なのに、ほくろのこと気づいてないなら――(呼吸音)(呼吸音)――
親密じゃないか、興味がないか――(呼吸音)(呼吸音)――
どっちにしても、ボクにも、ワンチャ――っ!!!!!」 →もっとわかりやすく


「大したことじゃない」


「できるわけないよね」

/////////////////////////


――全体として、まだキツい。
いじわるな、イヤミな性格と捉えられてしまいかねないセリフがあるなと感じました。
「大したことじゃない」「できるわけないよね」とか、モロその辺ですね。


あと、「今回の件のお詫び」は、『義務感っぽい感じを出しちゃう』
「お風呂椅子」は『椅子、だけで状況から自明だし、その方が言葉として自然』と感じました。


あとは密着できるとこでは密着させようとか、そんな感じですね。


この辺の「不快要素を取り除く」と「活発な元スポーツ少女らしさ」とを両立させれば、かなり魅力的なヒロインで、ここちよく聞いていただけるシナリオとできるんじゃないかと感じます。


ので、その方針でざくっとブラッシュアップしていきましょう!!!



/////////////////////////////

『両腕骨折温泉(仮)』 進行豹
v110 2020/05/16


///

;SE 湯おけ、カポーン
;環境音 100円ループ環境音、飯坂温泉


;9/前遠
「ね? どうしてお風呂はいらないの?
はいろう? 体冷えちゃうし……(呼吸音)(呼吸音)――」

「あ! 足元がもしかして不安ななら、ボクが手を引く――のは無理か、
キミ、両腕骨折しちゃった……ううん」

;9/前遠(うつむいて力なく) →"!" で顔をあげる 
「ボクがキミの両腕を骨折させちゃったのとおなじだもんね。
危ないところ、キミにかばってもらったばっかりに――……!!!」

「だから、その上キミに風邪までひいてほしくないんだ。
っていうか、一緒に入るのがイヤならさ、キミが湯船つかるとこまで見届けて。
そうしたらボク、脱衣所で待って」

;SE 足音一歩。タイル、裸足

;歓喜

「ありがとう。すごくうれしい。
っていうか、足元、滑りやすいよね。そこで、動かないでまっててね」

;SE タイルの足音、ぺたぺたぺた

;5/後(近)
「ボク、キミのすぐ後ろを歩くから。
キミがすべっちゃいそうになったら、支えられるように頑張るからさ。
だから、一緒に。ゆっくり、ゆっくり――」

「ゆっくり……ゆっくり……(呼吸音)……(呼吸音)――
ゆっくり……ゆっくり……(呼吸音)――はぁい、ストップ」

;1/前
「ここで、かけ湯させてね。
急に湯船につかったら、体、びっくりしちゃうと思うし、
そもそも体、ちょっと冷えちゃってるんじゃないかって、心配だし」

「(呼吸音)――うん。えへへっ。それじゃあじゃ、かけ湯するね~。
ええと、両手、ばんざーいってできる?
痛いようなら他のやり方で――(呼吸音)(呼吸音)――
あ、できるならよかった。包帯、ぬらしちゃったらヤだもんね」

;$=SE 湯おけに水すくう
「それじゃ、ね――
$
ゆっくりゆっくり、ハネないようにかけ湯するから……」


;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;3/右前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「うん。あと背中側も――
ね? ちょっとだけあっちむいてて」

;5/後
;$=SE 湯おけに水すくう
「ありがと。
$
それじゃ、背中にも……」

;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;2/右前 → ‘ゆっくり”から ;5/後(近い)
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん! よし、入ろっ。
わたし、肩貸す? 大丈夫? それならまた、すぐ後ろから見てるから、
ゆっくりね? ゆっくり、慎重に――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 湯につかる

;1/前
「……うん、上手。すごいね、両腕つかえないとバランス撮るのも難しそうなのに……
足元、いっかいも危なくならなかったもんね」

;1/前(うつむいて独り言) →‘え”から顔あげて対話
「そんなキミだから……ボク、かばってもらえたんだよね……あんな危ない状況で……
え? あ、ううん。なんでもない。っていうか、ボクもはいっていいかな?――
(呼吸音)(呼吸音)――えへへ、ありがと。それじゃ……」

;SE 湯に浸かる

「あ――いいお湯。
ぬめりある感じですごくボク、ここのお湯、好み」

;3/右(微妙に遠慮して遠い)
「ふう……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――本当にいいお湯。
ね? キミはどっちが好み? こういうぬめりのあるお湯と、
さらさらさらーってしてるお湯」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――えへへ、そうなんだー。
どっちにしても、いいよね、温泉。
ゆっやりできるし、ぽかぽかするし……って、いうか……」

「(呼吸音)(呼吸音)――ボク、混浴――家族風呂、男の人と入るのはじめてで――
事情が事情だから……えへへ、旅館のひとに水着着て入るの、許可してもらってるけど、
それでも……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「ちょっと……あはは、ぼく、すごくドキドキしちゃって、ポカポカしすぎちゃうかもかしれない。
……顔、やだな。いま、赤くなっちゃってるよね、すごく。
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)……恥ずかしい」

「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「……えと、さ。お仕事、うまくいったの、今回も君のサポートのおかげだと思う。
ほんとにありがと。いつもいっつも、助けてもらえて」

「お宿も……君が選んでくれるとこいっつもだけど、今回もお風呂最高で――。
だから……その……ええと――(呼吸音)」

「ごめんね。両腕。本当に。
ボクのことかばってくれたばっかりに――あ――」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん。
不可抗力って言ったもらえると……気持ち、正直、結構ラクになる感じする」

「――ありがと。キミの優しさ、いっつも助けてもらえてる。
っていうか、今回も……
キミにかばってもらえたの……不謹慎だけど、正直、すごくうれしくて――けど」

「その代償が両腕骨折って……うれしい分だけ、余計に申し訳なさすぎて。
『綺麗に折れてるから全治まで三ヶ月も見れば十分でしょう』ってお医者様おっしゃってたけど――」

「両腕がつかえない三ヶ月って――長いよね。
ボク、ほら、カーリングしてたじゃない、学生時代。
その話、したことあったよね?
(呼吸音)――あ、えへへっ。覚えててくれててうれしいな」

「ボクの場合は、疲労骨折だったけど――治るまで――
またカーリングできるようになるまで、ほんとにじれったくって、辛くって。
だから不可抗力っていったって――ボクをかばってくれた代わりに、キミがそんな時間を過ごすの……
ほんとに辛くて、申し訳なくて――その分、だから……」

「だから……その――」

;照れてためらい→一生懸命言葉を探して→決意
「((呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!」

;SE 水ゆれ
;3/右(肩がくっつく近さ)
「――なんでも言って。キミの両腕が治るまで。
ボク、恩返しがしたいんだ。
今回のことだけじゃなく、いっつもキミに――助けてもらって、優しくしてもらえてるの、感謝してるし……」

;うつむいて小声で独り言→‘っ!”で顔上げ
「………………それに、えと……それだけじゃなく、て……その…………。
っ!!!」

;3/右
「と、とにかくさ、流しちゃお、背中――うん!!」

;SE ざばぁ
「またついていくから、、一緒に、ね?
せーのっていったら、立って、あがろ?
それじゃ、いくよー? 『せーーーーの!』」

;SE 水音(湯から上がる)

;SE タイル足音
;5/後(近い)
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「っと、ちょっとまってて。椅子、いま綺麗にするから」

;SE 風呂椅子位置直す→シャワーで風呂いすの表面流す

;3/右
「はい。どうぞ、座って座って? ボクに背中、流させて」

;3/右→;5/後(背中側に立つ)
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うふふっ、それじゃあえーと、
まずは洗面器にお湯をためて、アカスリで石鹸泡立てて――」

;SE 洗面器にお湯貯める→アカスリで石鹸泡立てる

「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
もちょっと――(呼吸音)(呼吸音)――
って、あ――この石鹸、結構いいやつかも――(呼吸音)(呼吸音)――
あわ、ふわふわ……(呼吸音)……すっごい、これ……(呼吸音)」


;3/右 (背中側から顔寄せて、耳元囁き)
;$=SE ほっぺに石鹸おしつける
「あのさ、あとでお顔も洗うから――ちょっとだけ、ほっぺた貸してね?
$
ね? むにゅって。石鹸、これ、すごくない?
泡、スポンジみたいな弾力になってる」

;5/後
「このアワアワで背中流したら、きっとすっごく気持ちいいよね。
それじゃあ、いくね? 最初はゆるゆる――」

;SE 背中洗い(軽・継続)
「ん……(呼吸音)(呼吸音)――
ふ……(呼吸音)(呼吸音)――
どう、かな? ……(呼吸音)(呼吸音)――
もっと――(呼吸音)――強く、する?――(呼吸音)」

「(呼吸音)(呼吸音)――ん、そか。
(呼吸音)(呼吸音)――じゃあ、背中の真ん中――
(呼吸音)(呼吸音)――腰の、とこまで――
(呼吸音)(呼吸音)――やっちゃって、から――」


;SE stop

「もうちょっと広く、もうちょっと強くで、背中の両側を洗っていくね」


;SE 背中洗い(中・継続)

;4/後右
「それじゃ、右脇の方から。ん……(呼吸音)(呼吸音)――
って――あ――(呼吸音)(呼吸音)――
ここ、ほくろ――(呼吸音)――あるんだ、きみ――(呼吸音)――
ね? 自分で――(呼吸音)――知ってた?――(呼吸音)」

「ふふ、そっかぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
知らなかったんだぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
うれしい、なぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
え? あ――(呼吸音)(呼吸音)――」

「なんでうれしいかって、そんなの――(呼吸音)(呼吸音)――
だって、キミにさ――(呼吸音)(呼吸音)――
彼女さん、とか――(呼吸音)――いるん、なら――
ほくろの、これ――(呼吸音)――結構目立つし……」

;"って"で、自分がほとんど告白同然のこといっちゃてるのに気づく
「だから……(呼吸音)――キミ――(呼吸音)――
まぁ普段から――(呼吸音)――そういう素振り全然ないし……(呼吸音)――
多分、彼女さん……(呼吸音)――いないのかなぁって――(呼吸音)――
そこに確信……(呼吸音)――もてた……(呼吸音)――感じで――(呼吸音)――って!?」

;SE stop

;5/後
「えと、なんでもない。なんでもないよ、なんでも、あはは。
ええと。それより――左脇だね。そっちがわもんうん、綺麗にしなくちゃ」


;SE 背中洗い(中・継続)

;6/後左
;"あっ……"は一瞬見惚れて手が止まる。“ううん”から元に戻る
「ん、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
っしょ――(呼吸音)(呼吸音)――
あっ……。(呼吸音)(呼吸音)――
あ、ううん――(呼吸音)――個人的に、その――(呼吸音)――ちょっと、びっくりしたっていうか」

「(呼吸音)(呼吸音)――
(呼吸音)(呼吸音)――
気になるんなら、いうけど、さ――(呼吸音)(呼吸音)――
あの、ええと――(呼吸音)――キミには、当然のこと(呼吸音)――なんだろうけど……」

「腕……ね?――(呼吸音)――腕の、太さ……(呼吸音)――
キミ、結構――(呼吸音)――利き腕側が――太いんだなぁって――(呼吸音)――
しっかりしてて――(呼吸音)――筋肉、ちゃんとあって――(呼吸音)――
男の子――(呼吸音)――男の人……(呼吸音)――なんだなぁって――」

「ボクには、キミ――(呼吸音)――‘優しい人”が一番で……(呼吸音)……
だから、ちょっと――(呼吸音)――ギャップ萌え、じゃなくて!! 
びっくり! ギャップに、びっくりしちゃって――(呼吸音)(呼吸音)
ん……(呼吸音)(呼吸音)――よしっ!」

;7/左 (顔後ろからよせて、耳元囁き)
「それじゃあ、流すね? シャワー出すから。
さっきのほっぺのも一緒に流しちゃうから、目、つむってて?」

;SE シャワーでお湯かけ(とろとろ丁寧に・継続)
;5/後

「まずはほっぺで……(呼吸音)(呼吸音)――
そしたら、背中を、ゆっくりと――(呼吸音)――っと」

;少しずつ荒く
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;ぽーっとひとりごと(つぶやき)
「泡……流れるの……(呼吸音)(呼吸音)――
体の、筋肉のライン、うかんで――(呼吸音)(呼吸音)――
すごく……綺麗……(呼吸音)(呼吸音)
(生唾飲む音)――(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;SE シャワー強!
「流さなくちゃね、うん。ぜんぶ、ちゃあんと!
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はい、終わり! おしまい!!」

;SE シャワー止め
「うん。これで綺麗になりました。
よかったよかった。
おつかれさまです」


「それじゃあ……えと……背中じゃないとこ……
前の方とかは――――って、あ」


;うつむいて独り言
「両腕骨折してるんだもん。前も、どこも、一人なんて……」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
え、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
だから……その――(呼吸音)(呼吸音)――」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;3/右 (後ろから顔寄せて/囁きではない)
「あの、ね? ええと、ね? ボク、その――さ。
キミが良ければ、他のところも洗ってあげる――ううん! ボクが洗ってあげたいんだけど――」


「……どう、かな?」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!
そっか! うん! そっか、それなら!!!」


;3/右 (後ろから顔よせて。囁き)
「ボクの両手を、君の自由に――使って、ね?」


;おしまい



///////////////////////////////////



できました!!!!!!

わたくしてきには! 初稿よりずっと!!!
音声作品のシナリオとして

「聞いていただいたときにお耳に優しい」シナリオになってるのではないかと思います!!!

ただ、この辺のセルフジャッジはほんっとーーーーにむつかしいので!!

もしも「なおせてるんだかなおせてないんだかわかんにゃい」という場合には、

『音声作品を普段からよく聞いてるおともだち』とかに、

【どっちが修正前で、どっちが修正後かは伏せて!!!】 で!!

「どっちの方がいいと思う?」 と見てもらって、意見もらうのも大変によいかと思います!!!!!


わたくしはいま手が開いてるお友達いないので、というかお友達そのものもめちゃくちゃ少人数しかもとよりいないので、
明日自分でみなおして、気になるとこあったらなおして、それでFIXとして台本化しようかと思います!!!

台本できたら、いよいよ声優さん探しですね……

受けてくれる方いるといいのですが!!!!!!

ともかくもここも全力もってがんばります!!!!

更新はあさってかしあさってあたりに!

ご期待ください!!!

それでは、また!!!!!

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新井健史&進行豹 2020/05/14 22:17

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』8:シナリオを書いてみよう!(後編)/進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

新井健史&進行豹のお送りする 新シリーズの第一弾!
『商用フリーの100円ループ環境音 VOL.1 温泉湯船環境音(録音地:福島県飯坂温泉)』
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ284159.html

をつかって、わたくしシナリオライター進行豹が、
初挑戦となる音声編集を含めてまるっと一本の無償公開バイノーラルボイスコンテンツをつくってみよう! というコーナー!

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』

前回、第7回ではシナリオの前半を書きました!




/////////////////////////////

『両腕骨折温泉(仮)』 進行豹
v100 2020/05/12


///

;SE 湯おけ、カポーン
;環境音 100円ループ環境音、飯坂温泉


;9/前遠
「なにしてるの! 冷えちゃうでしょー。
ほら、早く。はいってはいって」


「(呼吸音)(呼吸音)――なに照れてるの!
わたしの水着くらい、社員旅行のときに見てるでしょ?
ビーチでみる水着も、温泉でみる水着も、なんにもかわらないでしょう」

「っていうか、キミの背中を流したげるため、わざわざ買ったんだよ? この水着。
旅館の人に着用してはいる許可だってもらったんだから……
キミがグズグズしてたら、そういいのぜぇんぶ、無駄になっちゃうんですけど?」

;SE タイル足音、ぺたぺた

;9/前遠→;1/前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――えへへ、いらっしゃい」

「ためらってる間に体、ちょっと冷えちゃったでしょ?
だから、つかろ? かけ湯してから体あっためて――あったまったら、背中、流してあげるから」

「(呼吸音)――ん。じゃ、かけ湯するね~ええと、両手、ばんざーいってできる?
痛くなければ……(呼吸音)(呼吸音)――ありがと、包帯ぬらしちゃったらヤだもんね」

;$=SE 湯おけに水すくう
「それじゃ、ね――
$
ゆっくりゆっくり、ハネないようにかけ湯するから……」


;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;3/右前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「うん。あと背中側も――
ね? ちょっとだけあっちむいてて」

;5/後
;$=SE 湯おけに水すくう
「ありがと。
$
それじゃ、背中にも……」

;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん! よし、入ろっ。
わたし、肩貸す? 大丈夫? それなら、後ろから見てるから、
ゆっくりね? ゆっくり、慎重に――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 湯につかる

;1/前
「……ああ、よかった。足もと滑ったりしたらどうしかって思っちゃった。
わたしのせいで両腕骨折させちゃったのに、さらに追い打ち――なんてなったら、もう責任とれっこないもの」

;SE 湯に浸かる

「うふふっ、お隣、お邪魔しまーーーーす」

;3/右
「ふう……いいお湯……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
お仕事もうまくいったし、お宿もお風呂もとってもいいし――
ごめんね? ボクのことかばってもらったりしなかったら……
あなたの骨折がなかったら、ほんと、最高の出張になったのに」

「(呼吸音)(呼吸音)――うん。不可抗力って言ったら不可抗力だし――
キミにかばってもらえたの……不謹慎だけど、正直、すごくうれしくて――けど」

「その代償が両腕骨折とか、あんまりじゃない。
『綺麗に折れてるから全治まで三ヶ月程度をみこんでください』ってお医者様おっしゃってたけど――」

「両腕がつかえない三ヶ月って――長いよね。
ボク、ほら、カーリングしてたじゃない、学生時代。
ってか、その話したことあったよね?
――あ、えへへ。覚えててくれたんなら、うれしいな」

「僕の場合は、疲労骨折だったけど――治るまで、またカーリングできるようになるまで、
ほんとにじれったくって、辛くって。
だから不可抗力っていったって――ボクをかばってくれた代わりに、キミがそんな時間を過ごすの……
ほんとに申し訳なくって――ボクもつらくて」

「だから……その――」

;照れてためらい→一生懸命言葉を探して→決意
「((呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!」

;SE 水ゆれ
;3/右(肩がくっつく近さ)
「――なんでも言って。キミの両腕が治るまで。
いっつもキミにサポートしてもらってる恩返しもあるし……(生唾を飲む)」


;3/右(耳打ち・囁き)
「ボクの両手を、君の両手と思って、使ってほしいんだ」


///////////////////////////////////


ので、本日は後半を書いていくわけでございますが、
書き出す前に前回書いたとこも当然読み直しますので、
気になったとこは同時に修正します。

この「修正」について今回は

・プロットは確認しない
・キャラクター設定も確認しない

という方針でいきます。

なんとなれば

『プロットもキャラクター設定も、より面白い物語を紡ぐための素材』にすぎないからです。

大事なのは、リスナーさんに触れる物語世界。
つまりはこの「台本の中で終始する物語」が「破綻していないこと」それのみです。

ゆえ、プロットもキャラ設定も、
「破綻してない、面白い物語」がもし組めるのであれば、
「その物語にあわせて修正」すればよいだけの話です。


もちろん、これは個人制作であるからとれる手段であって、
集団制作の場合で、キャラ設定やプロットに基づいてすでに平行で進捗してる作業がある場合などには、
「設定、プロットを逸脱しない」ように修正していく必要があることは、念の為付記しておきます。


ということで、読み直しつつの修正&続き執筆! まいりましょー!!!


/////////////////////////////

『両腕骨折温泉(仮)』 進行豹
v100 2020/05/14


///

;SE 湯おけ、カポーン
;環境音 100円ループ環境音、飯坂温泉


;9/前遠
「そんなとこで突っ立ってたら、冷えちゃうでしょ?
両腕骨折しちゃった上に風邪とか引いたら、目も当てられないと思うけど」


「だから、ほら! こっちきて? おふろはいろ」


「(呼吸音)(呼吸音)――って、照れられると、こっちも照れちゃうから、堂々としようよ、お互いに。
っていうか――わたしの水着くらい、社員旅行のときに見てるじゃない」

「ビーチでみる水着も、温泉でみる水着も、なんにもかわらない……
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はううっ、っていうは無理だね。うん。
やっぱり、ちょっとこっちの方が、照れくさいかも」


「だけど――キミの背中を流ししたいから買ったんだもん、この水着。
旅館の人にも、着用してはいる許可だってもらったし……
だからボクに――背中、流させてもらえるとうれしんだけど……」

;SE タイル足音、ぺたぺた

;9/前遠→;1/前
「あ! (呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
えへへ、いらっしゃい……。
ありがとう、きてくれて」

「ためらってる間に体、冷えちゃったでしょう?
だから、つかろ? かけ湯してから体あっためて――あったまったら、ボクが、君の背中流すから」

「(呼吸音)――ん。じゃ、かけ湯するね~ええと、両手、ばんざーいってできる?
痛くなければ……(呼吸音)(呼吸音)――ありがと、包帯ぬらしちゃったらヤだもんね」

;$=SE 湯おけに水すくう
「それじゃ、ね――
$
ゆっくりゆっくり、ハネないようにかけ湯するから……」


;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;3/右前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「うん。あと背中側も――
ね? ちょっとだけあっちむいてて」

;5/後
;$=SE 湯おけに水すくう
「ありがと。
$
それじゃ、背中にも……」

;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん! よし、入ろっ。
わたし、肩貸す? 大丈夫? それなら、後ろから見てるから、
ゆっくりね? ゆっくり、慎重に――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 湯につかる

;1/前
「……ああ、よかった。足もと滑ったりしたらどうしようかって思っちゃった。
わたしのせいで両腕骨折させちゃったのに、さらに追い打ち――なんてなったら、もう責任とれっこないもの」

;SE 湯に浸かる

「うふふっ、お隣、お邪魔しまーーーーす」

;3/右
「ふう……いいお湯……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
お仕事もうまくいったし、お宿もお風呂もとってもいいし――
ごめんね? ボクのことかばってもらったりしなかったら……
キミの骨折がなかったら、ほんと、最高の出張になったのに」

「(呼吸音)(呼吸音)――うん。不可抗力って言ったら不可抗力だし――
キミにかばってもらえたの……不謹慎だけど、正直、すごくうれしくて――けど」

「その代償が両腕骨折とか、あんまりじゃない。
『綺麗に折れてるから全治まで三ヶ月程度をみこんでください』ってお医者様おっしゃってたけど――」

「両腕がつかえない三ヶ月って――長いよね。
ボク、ほら、カーリングしてたじゃない、学生時代。
ってか、その話したことあったよね?
――あ、えへへ。覚えててくれたんなら、うれしいな」

「僕の場合は、疲労骨折だったけど――治るまで――
またカーリングできるようになるまで、ほんとにじれったくって、辛くって。
だから不可抗力っていったって――ボクをかばってくれた代わりに、キミがそんな時間を過ごすの……
ほんとに申し訳なくって――その分、だから……」

「だから……その――」

;照れてためらい→一生懸命言葉を探して→決意
「((呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!」

;SE 水ゆれ
;3/右(肩がくっつく近さ)
「――なんでも言って。キミの両腕が治るまで。
今回の件のお詫びもあるし、
いっつもキミにサポートしてもらってる恩返しもあるし……」

;うつむいて小声で独り言
「………………それに、それだけじゃなく……その…………っ!!!」

;3/右 顔あげて
「と、とにかくさ、流しちゃお、背中――うん!!」

;SE ざばぁ
「また肩かすから、一緒に、ね?
せーので――ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 水音(湯から上がる)

;SE タイル足音
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「っと、ちょっとまってて。お風呂椅子、お風呂椅子」

;SE 風呂椅子位置直す→シャワーで風呂いすの表面流す

「はい。どうぞ、座って座って? それじゃあ、お背中流すから」

;3/右→;5/後(背中側に立つ)
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うふふっ、それじゃあえーと、
まずは洗面器にお湯をためて、アカスリで石鹸泡立てて――」

;SE 洗面器にお湯貯める→アカスリで石鹸泡立てる

「ん……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
もちょっと――(呼吸音)(呼吸音)――
って、あ――この石鹸、結構いいやつ――(呼吸音)(呼吸音)――
あわ、これ、すごい……(呼吸音)」


;3/右 (背中側から顔寄せて、耳元囁き)
;$=SE ほっぺに石鹸おしつける

「あとでお顔も洗うからちょっとだけほっぺ貸してね?
$
うふふ、石鹸、これ、すごくない?
泡、スポンジみたいな弾力になってる」

;5/後
「これでたーっぷり、お背中流してあげるから。
じゃ、いくよ? 最初はゆるゆる――」

;SE 背中洗い(軽・継続)
「ん……(呼吸音)(呼吸音)――
ふ……(呼吸音)(呼吸音)――
どう、かな? ……(呼吸音)(呼吸音)――
もっと――(呼吸音)――強く、する?――(呼吸音)」

「(呼吸音)(呼吸音)――ん、そか。
(呼吸音)(呼吸音)――じゃあ、背中の真ん中――
(呼吸音)(呼吸音)――腰の、とこまで――
(呼吸音)(呼吸音)――やっちゃって、から――」


;SE stop

「もうちょっと広く、もうちょっと強くで、背中の両側やってくね?」


;SE 背中洗い(中・継続)

;4/後右
「じゃ、右脇の方からいくね? ん……(呼吸音)(呼吸音)――
って――あ――(呼吸音)(呼吸音)――
ここ、ほくろ――(呼吸音)――あるんだ、きみ――(呼吸音)――
ね? 自分で――(呼吸音)――知ってた?――(呼吸音)」

「ふふ、そっかぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
知らなかったんだぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
うれしい、なぁ――(呼吸音)(呼吸音)――
え? あ――(呼吸音)(呼吸音)――」

「なんでうれしいかって、そんなの――(呼吸音)(呼吸音)――
だって、キミにさ――(呼吸音)(呼吸音)――
彼女さん、とか――(呼吸音)――いるん、なら――
ほくろの、こと――(呼吸音)――きっと、知ってて……」

「彼女さんが、もしいて――(呼吸音)(呼吸音)
なのに、ほくろのこと気づいてないなら――(呼吸音)(呼吸音)――
親密じゃないか、興味がないか――(呼吸音)(呼吸音)――
どっちにしても、ボクにも、ワンチャ――っ!!!!!」

;SE stop

;5/後
「ああいや、なんでもないよ。なんでも、あはは。
ええと。それより――左脇だね。そっちがわもんうん、綺麗にしなくちゃ」



;SE 背中洗い(中・継続)

;6/後左
「ん、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
っしょ――(呼吸音)(呼吸音)――
あ……(呼吸音)(呼吸音)――
あ、ううん――(呼吸音)――大した、ことじゃないよ――(呼吸音)――うん」

「(呼吸音)(呼吸音)――
(呼吸音)(呼吸音)――
気になるんなら、いうけど、さ――(呼吸音)(呼吸音)――
本当に、たいしたこと――(呼吸音)――ないから、面白くないよ? 多分――(呼吸音)」

「えと――腕――(呼吸音)――腕の、太さ……(呼吸音)――
キミ、結構――(呼吸音)――利き腕側が――太いんだなぁって――(呼吸音)――
しっかりしてて――(呼吸音)――筋肉、ちゃんとあって――(呼吸音)――
男の子――(呼吸音)――男の人……(呼吸音)――なんだなぁって――」

「ははっ――(呼吸音)(呼吸音)――
ね? 大したことじゃ――(呼吸音)――なかった、でしょ?――(呼吸音)
ん……(呼吸音)(呼吸音)
っと――(呼吸音)(呼吸音)――よしっ!」

;7/左 (顔後ろからよせて、耳元囁き)
「それじゃあ、流すね? シャワー出すから。
さっきのほっぺのも一緒に流しちゃうから、目、つむってて?」

;SE シャワーでお湯かけ(とろとろ丁寧に)
;5/後

「ん……まずはほっぺで――(呼吸音)(呼吸音)――
そしたら、背中を、ゆっくりと――(呼吸音)――っと」

;少しずつ荒く
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;ぽーっとひとりごと(つぶやき)
「泡……流れるの……体の、筋肉のライン、うかんで――
あ……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;SE シャワー強!
「流さなくちゃね、うん。ぜんぶ、ちゃあんと!
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――はい、終わり! おしまい!!」

;SE シャワー止め
「うん。これで綺麗になりました。
よかったよかった。
それじゃあ、あとはキミが――って、
できるわけないよね? キミ、両腕骨折しちゃってるんだもん」

「あ……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
え、っと――(呼吸音)(呼吸音)――
だから……その――(呼吸音)(呼吸音)――」

「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!!!!」

;3/右 (後ろから顔寄せて/囁きではない)
「あの、ね? ええと、ね? ボク、その――さ。
キミが良ければ、他のところも、もちろん洗ってあげる――ううん、洗ってあげたいんだけど。
……どう、かな?」


;3/右 (後ろから顔よせて。囁き)
「ボクの両手を、君の自由に使ってくれる?」


;おしまい



///////////////////////////////////


はい! 書けた! 
これでシナリオ初稿ができました!!!!


自分(編集未経験者)が編集する習作であること考えるとこの辺でギリギリのボリュームかな、と思いましたのでコンパクトにまとめましたが、
もっとこころの距離感縮めたいなら、お風呂に一緒につかってるときとか、背中流しながらとか、
「ヒロインとキミとの過去エピソード」なんかもかたるといいかもですよね!

その辺はブラッシュアップのときにバランスみながら考えます!

あと前半部。

読み直して
「状況説明が遅い」「ヒロインのあたりがきつい」と感じましたので、そこを修正いたしました。
前者は自明。で、後者については「両腕骨折追わせておいて、このあたりの強さだと、『勝ち気な性格』じゃなく『人間性に問題あり』と聞こえてしまいかねないと懸念したからです。


ただ、これが! 「読解力と表現力に優れた声優さんに演じてもらえることが確定」してる場合は、あえて初稿くらいのあたりの強さでも全然オッケーと思います。

「勝ち気な性格で強く言葉つかっちゃってるけど、内心はすっごく申し訳な下がってるし、あなたのことを心配してる」

くらいの表現、読解力と表現力に優れた声優さんは、あざやかに展開してくださいますので!!

その上で、そういう方なら「修正後の方でも、設定にある性格表現を巧みに織り込んでくださる」ことも間違いないので、
まぁこの辺は好み――感覚――の問題であるのかもしれません。

というわけで、次回はブラッシュアップでございますね!

台本を(最低でも一眠りの時間をあけてから)見直して、
感覚ではなく理屈でもって、磨きをかけていく作業となります。

多分わたくし、ここは不得意ではないとこなので、ご期待のほどいただけますと幸いです!


それではまた! 明後日か明々後日かそこいらに!!!

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新井健史&進行豹 2020/05/12 23:09

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』7:シナリオを書いてみよう!(前編)(進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!

新井健史&進行豹のお送りする 新シリーズの第一弾!
『商用フリーの100円ループ環境音 VOL.1 温泉湯船環境音(録音地:福島県飯坂温泉)』
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ284159.html

をつかって、わたくしシナリオライター進行豹が、
初挑戦となる音声編集を含めてまるっと一本の無償公開バイノーラルボイスコンテンツをつくってみよう! というコーナー!

『バイノーラル音声作品をつくってみよう!』




前回の第6回から一週間あいてしまいました! すみません!!!

その一週間で何をやっていたか――というと、お仕事の方のシナリオです。

そちら、わたくしがいままでまったく縁がなかった世界を舞台にしたシナリオで。
しかも時節がら! 現地取材はもちろんのこと、図書館での資料調べもできなかったので、大変苦労いたしました!
その分できも良くなっている――かと、わたくしとしては思うのですが、もしもご興味もってくださってる方がいらっしいましたら、なにとぞご期待いただけますと嬉しいです!

で!!!

その経験からわたくし。

(特に入門者・初心者のうちは)
『自分がよくしってる世界を、物語の舞台にするとよい』かと感じましたです。

調べなければいけないことが減れば減るほど、物語の執筆そのものに集中できるチャンスはきっと、増えますので!!!


と、いったところで本題にはいりましょう!

前回の第六回では、いよいよプロットを組みました!



///////////////////////////////////////

■両腕骨折温泉(仮) プロット v100 進行豹 ■

<スタイル>
・みずき=ヒロイン(CV未定)のひとりがたり。バイノーラル/ASMR。

<コンセプト>
・習作、1シーン。温泉環境音使用。自分で編集の練習するので、簡単に。


<このシーンで伝えること>
・ヒロイン、伊澄みずきの魅力と人となりと、「あなた」への秘めた思い
・その思いの伝達と、関係性の変化

<このシーンで聞かせたい音>

・温泉環境音そのもの
・(可能なら)背中流し音、石鹸あわだて音、お湯かけて流す音など


/// 以下プロット ///

<起>

ふたりお湯につかっている。距離は遠め。
背中流してあげるというみずき。主人公(=リスナーはためらっている様子)。

<承>
距離詰めてくるみずき。
・仕事で失敗しそうになった自分をかばうために骨折させちゃった
・お詫びにもならないけど、身の回りのケアくらいはさせてほしい
・お宿のひとにも、家族風呂なら水着着用OKって許可もらったし、実際もう混浴しちゃってるんだから、背中流すも流さないも、誤差

<転>
・背中流し。
・男の人の背中流すのなんて、お父さん以外だとはじめて→家族の話からみずき自身の話
・大学でカーリングあきらめて、親のコネではいった会社だから、やるきなかった。実際、入社早々でトラブって、退職届け書くとこまでいったし
・けど、君に助けてもらって、うれしかった。うれしかったけどなんで、って思った。ただの同期のボクのためにそこまでなんて……
・だから、一目惚れでもしてもらえたのかなっておもって。けど、君には全然そんなそぶりなくて――一緒に仕事してるうち、わたしのほうがどんどん君のこと気になっちゃって――
・チャンスだとおもった。今回の出張。それでうかれて、失敗しちゃって、ボクのせいで君に怪我させて目の前が真っ暗になった。
・けど、今度という今度はあきらめたくなかった。だから勇気をだして、ここまでがんばった→告白

<結>
・オーケーを明示するレベルのリアクション&セリフ。
・いきなりみずき、湯船にどぼん。遠く、照れた声で「急に恥ずかしくなってきちゃって」
・「あ、そか。キミ、両手骨折してるんだもんね――体のあわあわ、自分で流すこともできないんだよね」
・湯からあがる。ゆっくりゆっくり照れくさそうに近づいてくる足音。息遣い「あの……あんまりこっち、みないで――ね?」
・お湯かけ。ざばぁ。めっさここちよい音で。
・「お風呂あがったそのあとも……ケアしてほしいことがあったら、教えてね?」的な感じでおしまい

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ので、今回は、このプロットを元にシナリオを書いてまいります!!!

作劇(プロットを組むこと)同様、執筆(シナリオを書くこと)も、わたくしの本職のひとつ!!

のはずなのですけれど――作劇と比し、執筆は、わたくしの場合は理屈で説明できない……感覚的なとこでやっちゃってる部分が多くなってくるような気がします。


その前提条件の上で、執筆に関し、入門者の方に、みっつのアドバイスをするとするならば!!

1: 日本語の文章の書き方を勉強しよう!

   →「日本語の作文技術 」本多勝一 は、めっちゃいい参考書になると思います!


2: 集中を切られてもイライラしないようにしよう

   →集中を電話とか宅急便でぶったぎられるとイヤなものですが、イライラすればまた世界にもぐるのが遅れるだけなので
   「しゃーなしやで」とさくっと忘れるようにしましょう!
    多分ココが、「コンスタントに書いていく」ために、かなり重要となる部分です!!!


3: 初稿からいいものを書こうと力まないようにしよう

   →writing is rewriting――「書くこととは直すこと」「推敲こそが執筆なり」という格言をあたまの隅に貼り付けましょう。
    ともかく、初稿は力まないで書く。あとでなおせばいい。この割り切りが大事です! たぶん!!



4: 途中で投げ出さず書き切ろう
 
   →書いてる途中に「これ、駄作だ」と思う瞬間は結構きます。そのときに「駄作を書ききる勇気!!!」と叫んで、ともかく書ききってしまいましょう。
    書ききって推敲する――そこからが勝負です。推敲してると、駄作としか思えなかった雑文の皮をはぎ、その内側にかくれてる面白さを発掘できたりも、やはり結構あるのですから。


――よっつになった!!!

ともかく、どんな書き方をするのであれ、上記4つは多分、身に付けられれば必ず役にたつことなんじゃないかと思います!

と、いうわけで、上記方針で初稿! わたくしも書いていきますね!!!!

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『両腕骨折温泉(仮)』 進行豹
v100 2020/05/12


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;SE 湯おけ、カポーン
;環境音 100円ループ環境音、飯坂温泉


;9/前遠
「なにしてるの! 冷えちゃうでしょー。
ほら、早く。はいってはいって」


「(呼吸音)(呼吸音)――なに照れてるの!
わたしの水着くらい、社員旅行のときに見てるでしょ?
ビーチでみる水着も、温泉でみる水着も、なんにもかわらないでしょう」

「っていうか、キミの背中を流したげるため、わざわざ買ったんだよ? この水着。
旅館の人に着用してはいる許可だってもらったんだから……
キミがグズグズしてたら、そういいのぜぇんぶ、無駄になっちゃうんですけど?」

;SE タイル足音、ぺたぺた

;9/前遠→;1/前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――えへへ、いらっしゃい」

「ためらってる間に体、ちょっと冷えちゃったでしょ?
だから、つかろ? かけ湯してから体あっためて――あったまったら、背中、流してあげるから」

「(呼吸音)――ん。じゃ、かけ湯するね~ええと、両手、ばんざーいってできる?
痛くなければ……(呼吸音)(呼吸音)――ありがと、包帯ぬらしちゃったらヤだもんね」

;$=SE 湯おけに水すくう
「それじゃ、ね――
$
ゆっくりゆっくり、ハネないようにかけ湯するから……」


;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
;3/右前
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

「うん。あと背中側も――
ね? ちょっとだけあっちむいてて」

;5/後
;$=SE 湯おけに水すくう
「ありがと。
$
それじゃ、背中にも……」

;SE 呼吸音の間、とろとろとかけ湯
「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん! よし、入ろっ。
わたし、肩貸す? 大丈夫? それなら、後ろから見てるから、
ゆっくりね? ゆっくり、慎重に――(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」

;SE 湯につかる

;1/前
「……ああ、よかった。足もと滑ったりしたらどうしかって思っちゃった。
わたしのせいで両腕骨折させちゃったのに、さらに追い打ち――なんてなったら、もう責任とれっこないもの」

;SE 湯に浸かる

「うふふっ、お隣、お邪魔しまーーーーす」

;3/右
「ふう……いいお湯……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――
お仕事もうまくいったし、お宿もお風呂もとってもいいし――
ごめんね? ボクのことかばってもらったりしなかったら……
あなたの骨折がなかったら、ほんと、最高の出張になったのに」

「(呼吸音)(呼吸音)――うん。不可抗力って言ったら不可抗力だし――
キミにかばってもらえたの……不謹慎だけど、正直、すごくうれしくて――けど」

「その代償が両腕骨折とか、あんまりじゃない。
『綺麗に折れてるから全治まで三ヶ月程度をみこんでください』ってお医者様おっしゃってたけど――」

「両腕がつかえない三ヶ月って――長いよね。
ボク、ほら、カーリングしてたじゃない、学生時代。
ってか、その話したことあったよね?
――あ、えへへ。覚えててくれたんなら、うれしいな」

「僕の場合は、疲労骨折だったけど――治るまで、またカーリングできるようになるまで、
ほんとにじれったくって、辛くって。
だから不可抗力っていったって――ボクをかばってくれた代わりに、キミがそんな時間を過ごすの……
ほんとに申し訳なくって――ボクもつらくて」

「だから……その――」

;照れてためらい→一生懸命言葉を探して→決意
「((呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っ!」

;SE 水ゆれ
;3/右(肩がくっつく近さ)
「――なんでも言って。キミの両腕が治るまで。
いっつもキミにサポートしてもらってる恩返しもあるし……(生唾を飲む)」


;3/右(耳打ち・囁き)
「ボクの両手を、君の両手と思って、使ってほしいんだ」


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区切りいいので今日はここまでといたしましょう!!!

明日かあさって、後半、背中流しパート書いて、オチをつけたら初稿完成でございますね!!!


書き始めてからはプロット一切確認せずに一気に書いたので、ズレてるかもですが、それはブラッシュアップ(推敲)のときなおします!!

書いてて意識したのは

「距離をだんだん詰めていく」という一点くらいです!!

あと説明をあんまりしないで、リスナーさんが脳内で補完(ご自分の状況にあわせての補正)してくださりやすいようにする。

それから、リスナーさんが立てるSEの使用は最小限に――という感じでした。

三点あった!!!


ここからエロにももっていける流れではございますが、
「新井健史&進行豹」は全年齢サークルでございますので、この続きも健全に背中流しにまいります!

もしもお気が向きましたなら、ご期待いただけますと嬉しいです!

それでは!!!

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