【C104実録】ジャンル創作文芸と男性向けの違いをガチレポ!

夏コミお疲れ様でした。
東館は過酷な暑さでしたね。
来年大規模改修工事があるという情報もあるので、涼しくなることに期待したいです。
湿気で本が傷むんですよね……深刻な問題です。

今回初めて「男性向」ジャンルにチャレンジしました。
なんだかブースに立ち寄る方々が随分いつもとは違った面々な印象でした!(もちろん常連の方々にも来ていただけましたが)
これで少しは読者層を広げられたと思えば大成功かもしれません……!

特に違いを感じたのは立ち読みの積極性。
創作文芸だと迂闊にこちらから声をかけると逃げられてしまうところ、男性向けでは逆に向こうから「読んでもいいですか?」と言われるのがカルチャーショックなレベルでした。
立ち読み頻度が高いので見本用を各1部用意しておくのは必須と感じました!

いやもうほんと男性向け最高でした。
今後もまた機会があれば男性向けで申し込みたいと思います。次の冬コミは創作文芸に戻りますけど。

あと、創作文芸と違って男性向けは続き物・シリーズものでも「途中の巻からでも構わず買う」という力強い姿勢を感じました。
下巻だけ売れ残ったら困ると思ってセット販売にこだわりましたが、別にばら売りでもよかったような……?

実を言うと今作、カバー下のデザインにもかなりこだわったのですが、頒布当日になって「カバー剥いたものまで置く場所がない……!」という有様。
せっかく頑張って作ったのにお披露目する場がありませんでした。
何なら冬コミは2スペース分申し込もうかと思ったレベル。

でも実際のところ買いに来る人たちはほぼ最初から買うつもりで来ていただいている感があったので、あまりそこらへんは関係ないのかもしれませんけど。
皆さん随分熱心に立ち読みされてましたけど、たぶんほとんどは「これ買って大丈夫だよな……?」という意味合いでのチェックだったのかなと勝手に想像しています。

それにしても今回、前日譚おまけ本との抱き合わせでの上下巻セット販売で3,000円という頒布価格でしたが、単価の高さはほとんど問題にならない売れ行きでした。ありがたや……!
(問題なのはむしろ上下巻で計600ページ以上というボリューム感のほう)

これはやはり景気の上向きによる影響なのでしょうか……?
ちょっと前までは単価1,500円でも価格の高さが足かせになる印象だったので、そのあたりはかなり空気感変わったなという印象でした。

夏コミ新刊、残部はメロンブックス納入分が入荷となり次第に会場頒布と同じセット内容にて販売開始予定です……!

電子書籍版はDLsite、FANZAで8/13よりそれぞれ発売!
両社ともに8/17までは30%OFFセーフ実施中です! 是非お見逃しなく!
(すでに続々と売れています……!)
*電子書籍版はばら売りのみです。

さて、次回以降への課題としては、上述と矛盾するようですがやはり「単価は500~1,000円がベスト」、「ページ数は150P以内くらいが理想」だと思います。
自分でやっといてこんなこと言うのも何ですけど上下巻セット販売で合計ページ数600P以上で3,000円とか私だったら買わないですよ。ほんとためらいなく買っていただける皆様には頭下がります。いつもありがとうございます。
でもやっぱりサクッと読めるくらいがより多くの人に手に取っていただくにはいいのかなって思いました。

というわけで冬コミ新刊はページ数150P以内を目標に健全百合えっち本を作りたいと思います……!
単価500~1,000円はさすがに無理なので1,000~1,500円になると思いますが。

冬のイベントは12/1の文学フリマ東京39にも参加します。
乞うご期待……!!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索