どんづまり

作業をしていると、進捗が袋小路に入ってしまう時があります。
デッドエンド。行き止まり。どんづまり。

同じ線を何度も書き直して20分経過した挙句、最初から何も変わってないとか、
髪の色を黒か灰色かで悩んでいて、結局黒にするとか、
いくら時間をかけても、手を動かしていても、
相対的な進捗がゼロになってしまう状況のことです。

私がドツボにはまりやすいのは「手」ですね。
だいぶカゲとデフォルメでごまかしてはいるんですが、
私は手を描くのが苦手です。難しいじゃん、指五本もあるし。
気がつくと手の袋小路にはまっていて、
30分も手を描いていたのに全然ダメだった、とかよくある出来事です。

でも、手を描くのに20分使うんだったら、顔にその時間かけたい。
方法はいくらでもあります。
全員を萌え袖にして手を書かないとか、後ろに組むポーズにして手を描かないとか、
色々な案も考えたけど、全員そーゆー訳にも行かないし。
手を描かないわけにはいかんのです。

むずかしいですね。
作業のどんづまりは。

こういう状況になったら、休憩するか不貞寝するか、別の作業をするのが一番いいんですが、
どうしてもその「作業」に固執してしまうことってありません？
次の線は上手く行く、いや、次こそは、みたいな。
きっと人生でもこういう「どんづまり」状態ってあるんでしょうねぇ。

それでは。