Ci-enの投稿では久しぶりの進捗報告になりますが、制作中のRPG「氷棘のマリオネッタ」の進捗いろいろです。
戦闘システム
https://twitter.com/sorahune4/status/1273231088131780609
以前のもの(2017年1月に作ったもの)からシステムを大幅に変更しました。
・魔導人形のみの3人編成 → リーダー(主人公)+魔導人形の4人編成に変更
・魔導人形に「モード」を追加(毎ターンランダムで「アグレッシブ」または「スティル」状態になる)
・共鳴システムの追加
・・・など
大きな変更点は4人編成になり、主人公も直接戦闘に参加するようになったことです。
他の追加点も主人公の戦闘PT参加に伴う調整が主なものになっています。
共鳴システムは、上記動画でカットイン→スキル発動している箇所です。
リーダーは魔導人形の各「モード」に対応した補助スキルを持ち、【使用したスキル属性】と【ターゲットの魔導人形のモード】が一致した場合、共鳴Lvが上昇。共鳴Lvが一定値に達すると、共鳴ボーナス(強力な全体攻撃やバフなど)が発生する・・・といったシステムです。
(この辺りはゲーム内ではもう少し分かりやすく伝えられるようチュートリアルを整備したいです・・・)
上記動画ではターン終了時に共鳴Lvが上昇していますが、現在はスキル使用時に共鳴Lvが上昇するように変更しています。
こちらの記事でも紹介しましたが「氷棘のマリオネッタ」では魔導人形と呼ばれるアクターを製造し、戦闘PCとして編成することができます。設定上、主人公たちは戦う力を持たないため戦闘パーティには参加せず、アシストスキルという特殊行動のみでしか戦闘に介入することができませんでした。
ですが、いくら設定だとしてもメインシナリオ上では中心となる主人公が戦闘パーティにいないのは寂しい……! RPGの戦闘も物語の一部であり、戦闘でキャラに愛着が湧くことも往々にしてあるので、そこからキャラクターを省くのは勿体ないなと思い、今回のような大幅改修と相成りました。
共鳴システム実装のために久々にスクリプトをあれやこれやひっ転がしたり時間はかかりましたが、戦闘システムとシナリオ設定を上手く絡められていい感じかなと。めんどくさくない&出来る限り面白くするために、まだまだ調整はする必要はありそうですが!
自作メニュー
https://twitter.com/sorahune4/status/1284068117300142080
ついに手を出してしまいました自作メニュー。まだ完成度4割くらいです。
メニューを開いた時の、左側のメニュー項目の動きが特にお気に入り。
これまではプラグインを使用してデフォメニューから変更していましたが、今作は戦闘システムの絡みで編成もやや特殊ゆえ、既存プラグインでは難しい(だからといって一からプラグイン作る技術はない)ため、あれこれ悩んだ末にコモンイベントを使用した自作メニューとなりました。
軽率に手を出しましたが考慮事項多くてめちゃめちゃ大変です。でも超楽しいです。
今回の自作メニュー構築において、のんちゃさんの記事を参考にしました。ツクールMVはマウス(タッチ)操作もできる関係上、キー操作との両立をどうすればいいのか分からなかったので、大変参考になりました。
あとピクチャの表示座標に変数使って相対的に配置するテクニックはどのツールでも使えると思います。もう微調整のたびに座標をちまちま暗算しなくていいんだ……!!
その他
https://twitter.com/sorahune4/status/1281895575453970432
追加シナリオで使用するマップです。
プリセットのものから若干いじってますが、パーティクルプラグインの雪がしばらく眺めていられるほど綺麗です。あと動画じゃ分かりづらいのですが、水面に波紋が広がる表現もいい感じです。
ステマじゃないですが、パーティクルプラグインは演出にこだわるMV使いさんは購入して損はないと思います!
https://twitter.com/sorahune4/status/1277911481556717572
イベントシーンで使用する雪の街です。
できるかぎり俯瞰っぽく見えないように頑張りました。
★雑記
ツクールシリーズ最新作にツクールMZが発表されましたね!
手に入れてすぐ新作を作る予定はないのですが、新しいツールとかおもちゃとか好きなので予約済みです。MVTの素材集が同時発売するのも嬉しい。
ツールの標準機能でできることが増えて、MVよりも痒い所に手が届きそうになって良きです。個人的にはオートセーブでオートセーブ用のスロットがあるのがすごく良いと思います(MVでオートセーブっぽいことやろうとすると、たぶん既存スロットしか使えないので)
……が、現在制作中の「氷棘のマリオネッタ」の公開後その次にMZで作るかは未定です。もはや制作に手放せないプラグインがいくつかあるので、その時に出揃っているMZプラグイン素材次第かなあと。ティラノで制作途中のノベルもありますし……。
兎にも角にも、まずは今作っているものを完成させるのが第一ですね。