D10RAMA 2023/07/15 18:49

D10RAMAとの出会い 相生あおは編

こんにちは、音響担当の相生あおはです。

さぁ始まりました、念願のブログ開設です。これで、裏話とかそういう、作品中では出せないサイドメニュー的コンテンツを発信できるようになりました。個人的にもこういうの書きたかったんで、うっきうきで今書いてます。
私の初回記事ですので、折角ならと思い、きっと既に公開されてるだろうD10RAMAの結成秘話の、私目線でのお話を書きます。

私ってなんだっけ

私は元々、別のサークルや色んな所で、ゲームBGMや音ゲー曲を作ってました。ただ、活動内容がマンネリ化してきて、音屋として引き出しを増やしたいな~と思ってました。
いい方法を模索しようとしたところ、真っ先に思いついたのは”尊敬する先人から学ぶ方法”でした。

私が尊敬している作曲家に、ショスタコーヴィチって人がいて、氏は本当に色んな雰囲気を曲に落とし込むのが職人技ってくらい凄いお上手なんです。
じゃあ下積み時期に何してたのかと調べると、無声映画に即興でピアノでBGMを付けるとか、そういう仕事をしていた時期があったそうで。なら、自分も情景に曲を充てることを”もう一回”やろう、となったわけです。

私の創作人生

元々私は、ゲームBGMを作曲するところから作曲活動を始めました。なので、情景に曲を充てることは前もやってました。
ただ、とあるプロジェクトで解釈不一致が頻発してしまって。作曲速度は当時は鬼の勢いだったので、リテイク喰らっても納期的には問題はそこまでなくても、解釈不一致の方がメンタルに来て、楽しかったはずのゲームBGM作りが嫌になった時期がありました。
これは当時も今もそうで、私は曲の構想がふっと湧いてくるタイプのため、多分作曲という行為と精神的な何かが密接な関係のためでしょう。
そのまま作曲が嫌になるのは避けたかったので、一度離れて、そういった問題が起こらない音ゲー曲方面に”疎開”していた時期がありました。懐かしいですね。

きっかけは突然に

そして再び転機が来たというわけですね。出身であるゲームBGM方面に帰ってきたくなったんです。別に音ゲー曲をdisる訳じゃないんですが、情緒的な曲って少ないじゃないですか。
速い曲・音圧が大きい曲ばかりが持ち上げられがちな世界に慣れてしまうと、引き出しを増やすにも限界があると思ったわけです。音ゲー曲を作りたいわけでなく、曲自体を作りたかった私としてはこれが嫌だった。
何かいい機会が無いかな~~なんて思ってたところ、私が所属していた別のサークル宛てにD10RAMAから「音響担当WANTED」連絡が来たんです。

どんな人がいるか分からんサークルからの連絡、躊躇する気持ちもあったんですが、シナリオに曲を充てるという行為を丁度欲していた私には、参加しないという選択肢はありませんでした。

こんな感じで、私は途中から参加することになりました。そしてその直後に『ひとつ屋根の下なのに』の曲を作ったというわけです。これが、この記事公開より実に3年ほど前の昔話です。

D10RAMA音響班になって

参加した瞬間から打ち解けてハードルゼロで話せたかと言うと流石にそうは行かず。まぁそれはそう。それでも、参加して以降いろいろと関わっていくうち、会議の後の雑談タイムとか、会議無関係な突発雑談に加わったりとか、所謂業務外の話を次第にするうち、ハードルは無くなっていきました。
そして、私が個人的にやってる同人活動の名刺を作ってもらったり、即売会で使うお品書きを依頼させてもらったりして、互いの能力で互いの創作活動を補完出来てる、凄い~って感じが今です。

もし仮に、あの時D10RAMAに参加してなかったら今私は何してるんでしょうか。もしかしたらもう作曲に飽きて別なことやってるかもしれません。こう考えると、人生って結構偶然の積み重ねです。これからもD10RAMAの音響担当として、ドンドン曲を作っていきますよ~。

どのくらいの文量がいいのか加減が分からないので、初回はこの辺りで〆ようと思います。次は、『ひとつ屋根の下なのに』の音楽制作秘話を書きたいな。

それでは

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