初心を思い出した蒸し暑い日

先日、蒸し暑い日、知らない土地のカラオケ店にお邪魔した。
ドリンクバーが目前の部屋。
コーラとコーヒーを大量に接種しながら歌っていると、部屋のドアにチラホラと人影が移ることに気づく。
少し抵抗があった。
だがそのまま歌い続けた。
そしてふと、何年も前のカラオケ店に通い始めたことを思い出した。
当時は歌を歌う習慣などなく、人と話す機会も少なかったので、音痴とかそれ以前の話で、大声が出せなかった。
部屋の前に人が通るたびに、歌うのを止め、暫くしてから遠慮がちに歌うのを繰り返していた。
だか、何年もカラオケに入り浸ることで今は常時大声で歌っている。
慣れというのは恐ろしい。
しかし、それでもほんの少しは人の目に抵抗がある。
結論、この文章で何が言いたかったのか？
物事に慣れて特技になっても苦手意識はどうしても残るものであり、完全には消えないのである。

今回はポカリ課長（仮名）がお送りしました。