「なぜ音楽をしているのか」という自分語りの自己紹介
「I want be a creator.」
通っていた英会話教室のレッスンで、将来の夢を聞かれた僕はこう答えた。
漠然と「何か”ものづくり”をする人になりたい」と思っていたが、
自分に何ができるか分かっておらず、
それでも、なんでもいいから何か作りたいんだと。
そんな、細かいことまでを考えていたかは全く覚えていないが、
当時、僕が答えたこの一文だけは強く印象に残っている。
なぜなら、
「それだと、『私は創造主になりたい』 って意味になるよ?神様になりたいの?」
と、先生に窘められ、少しだけ恥ずかしい思いをしたからだ。
今でこそ当たり前のようにインターネット上で個人が作品を自由に公開できる、
いわゆる全人類がクリエイターになれる世界ではあるが
当時はまだインターネットは光回線がひろく一般にしれわたるちょっと前。
クリエイターといえば、本当に一握りの成功者だけが「クリエイター」と呼ばれる時代だということもあったのかもしれない。
いや、単純にその先生がキリスト系の方だったので、"a creator"という単語が神と深く結びついていただけなのかもしれない。
とにかく、小学校を上がる頃には
僕は漠然と「クリエイターになりたい」と感じていた。
それは「ミュージシャン」でもなく「イラストレータ」でもなく、
本当に漠然と「クリエイター」になりたいと思っていた。
ちなみに、そのころ「クリエイター」という単語に馴染みがあったのは
講談社のYA!から出ていた「都会のトム&ソーヤー」の影響だ。
僕の幼少期ははやみねかおる先生からの影響を多分に受けていると思う。
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