夢見月研究所 番外編その1 【考察と回答】何も見ないで絵を描く方法は存在するのか。
何も見ないで絵を描くことは可能なのか?
なぜ番外編なのか?
完全に独学で、自分用にメモを残す用途のため。
教科書や参考書をよんだ感じ、何をすべきか?
色々技法が書いてあるけれど、いったん全て忘れて、
見なかったことにする。まず、背景は写真を撮って、その上からトレースしてストックを増やして保管。
スキャナで取り込んで、そのまま張り付けて使って、人物はポーズ人形にポーズを取らせて、スマホのカメラで撮影。その上からトレース。それを下地にキャラを描く。
この時、間違っても、何も見ないで想像で描こうとしたりしてはいけない。
出来ること以外やらない。何をやらないか決めることも重要。
↓それでも、どうにかして何も見ないで絵を描くという無謀なことをしようとして
いる人向けの考察と回答。
結論、空間をどう割り振るのか?という話になる。
詳しくは、次回のパースの話で触れる。
空間の冊どりの一例。平面構成の定義
まず、対角線上に線を引く
この時、自分は左利きなので左から。
右利きの人は右から絵を描くようにする。
将棋で飛車から動かすか角行から動かすかの違いですね。
こうすると、空間を4つに分けることになる。
この作図は、原論の中で触れられている、
全体を等しい部分に等しく分割した部分は等しい、
等しい部分に等しい部分を足した全体は等しい、
という定義に基づくものだ。
等しい物、つまり、視界に近い物、写真と比較して等しい物を足したり、切り取った場合、その場面は等しい物となり、違和感がなくなる。
この作図を定義として応用例を
構築することが出来る。
この考えを応用すると、
次に人物の立面図を用意。正面、側面、後ろの3てん
用意。それらを三角定規でしめす長方形、正方形に当てはめる。
こうすることによって、等しくなかった人物の形が等しい物として認識されるように
なるので、やはり写真と同じになるし、すなわち埴輪と同じ構造になる。すると、写真同士を合成し、構築する、すなわち何も見ていなくても写真を見ながら描くのと変わらなくなるのだ。これが、何も見ないで絵を描く方法の回答。
作図例
立面図は長方形である。その比率は三角定規と同じ物とする。
それらは三角定規が作る正方形で分割することが出来る。
背景を用意。人物の後ろに敷いて使うイメージ。
用途にあわせて切り抜いて組み合わせるのもよい。
作例を見てみると、どういうわけか、立体的に見えるようになる。
なぜこの方法で上手くゆくのか、
自分でもよく分かってないので、下記のメモだけ覚えるように。
どうやって思いついたの?
エジプトのピラミッド、スフィンクス、壁画を見て、
なるほどなぁとなって。色々閃いた。ピラミッドの中の壁画もこの方法で描かれているし、スフィンクスも同様の方法で建造されている。ピラミッドの形を見て、
三角定規がどう機能するのか、なんとなく分かった。