流れ雪月花 2022/09/09 23:28

イケメンとブラッシュアップ及び新シナリオのちょっとした話

今回はシンプルに制作日誌であります。色素の薄いキャラって使える色幅が少なくて滅茶苦茶難しい……影の色が全然納得いかないのだ。


前回、亜種聖戦を作っているんだよ、と言う話をして自分でもちょっと気づいた事があります。それはFEっぽさの不足。勿論クローンゲームを作ってる訳じゃないので、問題無い話ではあるんですが、あの独特の戦記感が無いのはちょっと理想と違う部分です。本家FEは銀河英雄伝説やアルスラーン戦記、つまり田中芳樹さんの影響を多大に受けている印象があります。その世界観に女性のイラストを当ててる感じ。暗黒竜はアリオンだけど……
https://www.youtube.com/watch?v=wGWh2zs_Mqg

何が言いたいかと言うと本来はカッコイイ男たちの話でもあるんですよ。という訳でイケメン成分を少し増量しようと思っています。そこで問題になってくるのが「どのタイミングで追加するか」です。

イケメン追加場所の話

まず、本作で最高にイケメンが足りないタイミングは序盤です。中盤以降はなんだかんだでそれなりの顔が入ってきています。イケメンらしいイケメンは2話で加入するシャモンくらいで、それ以降は5話になってきます。その間に入れたい!
現状イケメン使いたいな~ってタイプのプレイヤーに多大な我慢を強いると言うか、多分そういう人は5話まで行かずに脱落する。別にイケメン売りしたい訳じゃないんですが、ハーレムのムードに食傷気味になられるのがちょっとイヤなんですよね。二話時点で男女比最大1:5とかだからな……


そんな訳でソシアルナイト(仮)のフリードリヒくん。リコッタの騎士の生き残りで、リビやレビとは別部隊の騎士です。彼女らがアベルカインなら、フリードリヒくんはノア殿くらいの性能になります。リコッタの騎士は平和ボケが過ぎてナイトキラーを持った山賊に壊滅させられたと言う、とてつもなく情けない設定を背負っておりまして、フリードリヒくんは戦わずに逃げたか、敗走して囚われていた、みたいな境遇にしようかな。ソシアルが大分過多なので、愛馬を失って歩兵やってる、とかになる可能性もあります。

そんな訳でイケメンを用意した訳ですが、ここで問題となってくるのが序盤のボリュームの超過です。


ボリュームが大きすぎる問題

これは今まで目を瞑ってきていた部分なんですが、必ず何とかしないとならない部分です。何でもそうですが、ブラッシュアップの際に無駄な部分をどんどん削いでいく必要があります。α版はとんでもなく肥大化していて、分かっている自分がやっても14話で7時間かかっていました。ここの短縮は急務で、本来キャラを追加している場合ではありません。ではどうやって短縮していくか。

まず、今作の序盤のステージ組みはほぼチュートリアルとして作ってあります。

・1話……基本操作と村の訪問、飛行兵とシスターの操作、城の制圧
・2話……特効と騎兵の操作、三すくみ
・3話……会話と鍵の使用、アイテム交換、2射程ユニットの操作
・4話……敵飛行兵への対応、増援への対応
・5話……ターン制限
・6話……決戦マップ(今までの応用)
・7話……アーチへの対応(α2ではさらに新要素追加予定)
・8話……特に無し(シナリオ都合のマップ)
・9話……決戦マップ、盗む、特殊ボスへの対応

こんな感じ。
こうしてみると結構詰め込んでいるんですよね。特に1~3話はこれ以上刈るのは厳しいかもしれない。5~8話あたりがボリュームを減らせそう。尺取ってる割に内容はちょっと薄めなので……フリードリヒくんは2話のクリア後あたりに強○加入させようかな?と思ったりしてます。ちょうどイケそうな会話シーンもあるので、そこに差し込もうかな。

またボリュームを下げるにあたって、なるべくゲームオーバーを減らしたい、と言うのもあります。二度同じステージをやらせるのは最大のストレスなのである。9話まででゲームオーバーになりやすいのは3話と5話だと思っています。


3話は味方ユニットが一人でも落ちるとゲームオーバーで、さらに柔らかいユニットばかりです。ここは狙わないとゲームオーバーになりづらいくらい難易度を下げようと思っています。紋章でナバールとかマチスを仲間にした時の苦労って自分の中ではいい思い出なんですが、それをプレイヤーに押し付けるのは違う気がする。


5話はプレイヤーを焦らせるステージでラフなプレイになりやすいです。コンセプトが意地悪で、本当は令和にやるべきじゃない事ばっかりやってるステージですが……イベント的には荒唐無稽かつ凝ってて好きなので、難易度とボリュームをグッと落としてプレイしやすくしたい。

この辺の調整は既に着手が始まってまして、大分遊びやすくなるんじゃないかな、と思ったり。でも前にも言った様に、全体的には少し難しくなる予定です。ずっと苦労するんじゃなくて、要所で苦労して欲しい。

新シナリオの話

徐々に構築が進んでいます。SRPGstudioの新素材がシナリオにピンズドでハマってて、詰まっていた部分がかなり解消されたのである。凄く暗い話になりそうで手が止まっていたんですが、ちょっと面白い感じに昇華できそうで自分的には好きな展開にできそうです。そんな訳で新シナリオのちょっとした話をば。


彼はイケメン増量キャンペーン要員の一人である自称獅子心王フィリップくん(仮)です。プロセス王国の皇太子で、王位継承権二位を持っています。王家の次男坊な訳ですね。今作の国の関係は聖戦とはちょっと違っておりまして、どっちかと言うと徳川家と各地の大名たちみたいな関係にあります。


プロセス王によって天下統一されている世界で、他10国の主たちは領地を預かる立場な訳です。敵役であるエメンタール帝国もその一つで、基本的には全部内戦なんですね。これ絶対ゲーム内で伝わってないだろうな……と思うんだけど、こういうの語って楽しいのは製作者だけだとも思うので、作中ではほとんど説明してません。


味方の諸侯たちの目的はそれぞれ異なります。プロセスに忠誠を誓っている領主もいれば、ひそかに野心を持つ領主もいます。次男坊くんは反帝国で結束していた連合軍にヒビを入れる様なキャラクターにしたい。彼は能力がありますが、その能力ゆえに傲慢で、傲慢ゆえに判断が悪い。判断が悪い上に主人公よりも発言力がある……獅子心王と言いながら、実態は獅子身中の虫な訳ですね。モデルとなっているのは信勝、忠長、馬謖の3人です。あんまりダラダラ足を引っ張るとプレイヤーがイヤになるので、その辺注意しながら動かしたいキャラクターです。


ジブリとか世界名作劇場の王子様みたいなイメージで塗ったせいか、画面からの浮きが激しい。結構明確にヘイト買うタイプにしようと考えています。本作のヒロインはスペックはリリーナなんですが、立ち位置はディアドラなのである。

フォロワー以上限定無料

α版配布中……荒っぽいのも味のうち……

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索