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RPGツクール公式BGM素材に!

公式素材!!

Gotcha Gotcha Games様『RPGツクールMZ』の1.3.1 バージョンアップが発表されました。
エディタの利便性が向上する強力なアップデートとなっているようですね!


そしてこのアップデート配信と同時に追加素材が収録されていますが、
その内の楽曲素材2曲の制作を担当させていただきました!!
https://twitter.com/kensei1203/status/1407277772465082375?s=20

先日の『天翔のマーキナリエ/Soaring Machinariae』Steam版の公式パブリッシュに続き今度はまさかのツクール公式素材です。光栄というほかありませんね… 本当にありがとうございます。


実際の使いかた

RPGツクールMZのインストールフォルダ下、dlc > FantasyResourcePack の中のbgmフォルダ内が楽曲素材となります。ビットレートが何パターンか用意してあるのでプロジェクトのご都合に合わせてどうぞ。

なお今回の2曲、公式様のご紹介にあるようにアクションRPG…すなわちバトルフィールドやステージBGM向きな感じです。あえて用途が近いものから選べるように同じ路線の2曲というラインナップにいたしました。

マーキナリエ音楽素材集の拡張としてもほぼビタで合うはずなのでぜひ…)

あと細かいとこですが、利用規約に作曲者クレジット表記不要で良いようにお願いしました。個人的に、使い始めたらそういう確認の手間って省きたいよねと思ったので。(最初に一度はテキストはお読みくださいね!)

皆さまの制作にどしどしご活用くださいませ!

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Steam版 発売開始!

発売開始!

お待たせいたしました、『天翔のマーキナリエ/Soaring Machinarie』Steamにて発売開始いたしました!

天翔のマーキナリエ/Soaring Machinariae(ツクールシリーズ公式)

改めてこのSteam版の概要をおさらいしますと、

  • ツクール公式Gotcha Gotcha Games様発、RPGツクールシリーズのパブリッシュタイトル第1弾
  • ブラウザゲームとして公開中のアクションRPG『天翔のマーキナリエ』を移植&海外向けに英訳
  • さらにオリジナルの日本語を追加収録、言語設定可能で実質的な同タイトルのローカルプレイ版

ゲームの特徴

  • コンボや必殺技など多彩なアクションを簡単操作で繰り出せる爽快バトル重視
  • プロ声優さんによるフルボイスで会話もバトルも華やかに
  • BGM30曲Overすべてオリジナル楽曲書き下ろし
  • アナログスティック搭載のゲームパッドにも対応

また4段階の難易度選択が可能で、分岐や報酬など違いはないのでアクションの腕前に応じてお好みで設定できます。途中での変更もOKです。(※最高難度のみシステムの差異あり)
想定プレイ時間3~4時間くらいで気軽にお楽しみいただける上、プレイスタイルや難易度を変えての周回プレイもおすすめです!


サウンドトラックもセール開始!

そして今回のSteamでの発売を記念して、本作のサウンドトラックの割引セールも開始いたしました!
(期間:2021/6/11~2021/6/30)

■天翔のマーキナリエ 音楽素材集&サウンドトラック/Soaring Machinariae Music Resources & Sound Tracks

BGM全31曲+ME2曲を収録、音楽素材集でもあるのでゲーム制作の素材としてもお使いいただけます。ぜひこの機会に導入をご検討ください!
Steam版に合わせて英語版のデータも同梱しています。

※こちらのアイテムは作者個人の出版作品となります。



以上、あわせて是非是非お楽しみいただければ幸いでございます。

  • Ci-en上のコメント欄
  • Twitter - ハッシュタグ #天翔のマーキナリエ #SoaringMachinariae
  • Steam上のコミュニティページ
    などなど、いろいろなところでご感想・コメントなどどしどし書いてくださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします!!

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Steam版 変わった点・変わらない点

天翔のマーキナリエ英訳版『Soaring Machinariae』
2021年6月11日 Gotcha Gotcha Games様よりSteamにて発売!
オリジナルの日本語も追加決定しました
■Soaring Machinariae(ツクールシリーズ公式)

『天翔のマーキナリエ/Soaring Machinarie』Steamでの発売がいよいよ今夜0時と迫りました。直前ではありますが、原作のゲームアツマール版から変わった点・変わらない点などご紹介しておこうと思います。

変わった点

不具合・意図しない現象への対応

  • アイテムスロットのEマークが正しく表示されない現象の修正
  • バックステップでキャラに引っかかる現象の修正
  • チャレンジモードでボス撃破後に決定キー押しっぱなしにするとフリーズする不具合の修正
  • ボス排出ジェムの挙動を調整
    • 回転角度がおかしくなることがあったことへの対応
  • ログ表示機能の差し替え
    • ウィンドウを開くと動作が極端に重くなる現象への対応
  • チャレンジモードのTips表示が二度出る現象の修正

ゲームシステム・ルールの調整

  • 壁やオブジェクトへの衝突判定の調整
    • 従来よりも壁近くを歩けるように、1マス幅の通路でも軸移動が可能になります
  • 最高速歩行時のカメラスピードを調整
    • 移動方向への視界が広くなります
  • 斬り攻撃後の隙をわずかに延長/突き攻撃の威力を10%アップ
    • 時間あたりダメージが斬り攻撃の連発よりも二段止めコンボの方が高くなります
  • 穴落下判定を修正
  • 一部パラメータの名称を変更
    • 英訳に合わせ英略語の表記を変更。特殊攻撃(EXA→SATK)回避(AVO→EVA)
  • 一部ヘルプの更新

ビジュアル・演出の調整

  • ゲームのupdate処理を変更
    • アクションゲームに適さない、RPGツクールMV特有の処理落ち時のフレームスキップを撤廃し処理落ち時にも全フレームが描画されるように仕様変更。結果的に処理落ち時は「スローモーション」になります
    • 処理落ちしていると判断されたとき、自動的にグラフィック描画のみを半分のレートに落とし動作の安定化を図る機能を搭載しました。オプションの描画レート制限がONの場合は常に半分のレートでの描画に固定します
  • アイリスおよび一部敵キャラのドット絵モーションを多フレーム化
  • ダメージポップアップの表示方法を変更
  • プレイヤーHPゲージの視認性を調整
  • 落下アニメの追加
  • 一部にビジュアル演出をともなうイベントを追加
  • クレジットロールを最新情報に更新

単純にアツマール版の最新から時間も経っていましたので、改善したい点などは通常のバージョンアップとして盛り込んでおります。(表記上v1.2.0となります)

変わらない点

上記変更内容ですが追ってゲームアツマール版にも適用します。その後また何か修正点などでアップデートの必要が発生した場合も、環境依存問題でなければ基本的に同期させていきますので、特に仕様上の差異はないということになります。
さらに言えば一点、これは先に言っておかないと不誠実なのでお伝えしておきますが
チャレンジモードはアツマールのスコアボードが使えないのでランキング機能なしになります。
(かわりにローカルデータとして最高スコアと最速タイムは記録され、消去操作が可能になっています)

おまけのモードとはいえ、ここはマイナーチェンジとなってしまい恐れ入りますがご承知おきいただければと思います。


いよいよ販売開始目前ということで僕もおっかなびっくりで待っております。どうか皆様よろしくお願いいたします!

あと、サントラの方もちょっと仕込みを入れてあるので続報をお待ちください…!

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ぬるぬるの話(2)

天翔のマーキナリエ英訳版『Soaring Machinariae』
2021年6月11日 Gotcha Gotcha Games様よりSteamにて発売!
オリジナルの日本語も追加決定しました

■Soaring Machinariae(ツクールシリーズ公式)


続・ぬるぬる

前回の続きとなります。

特にキャラぬるぬる動いているように見える第一の理由として、それなりのアニメーションとエフェクト重ねて使う合わせ技があるというお話をしました。
今回はそれにプラスしてさらにスムーズさが出る理由についてです。


2つの移動制御

『天翔のマーキナリエ』ではプレイヤーキャラ(アイリス)の移動の制御に大きく2つの方法を用いています。

  • アナログムーブ
  • オリジナル慣性移動

アナログムーブ

こちらは多くのツクラーがご存知のSAN_AnalogMoveプラグイン(サンシロ様作)ですね。ツクールデフォルトの1マス単位の移動からドット単位の移動が可能になるよう変更を加えるものです。アドオンでアナログスティック操作にも対応できるまさにうってつけ。

アナログムーブにより細かな位置調整を可能にした上でここでひと手間。方向キーやアナログスティックによる移動に対してわずかに加速度をかけます。


キーを押してから最高速度に達するまでと、キーを離してから完全に停止するまで数フレームの間がかかることになります。あんまり長くするとモッサリしすぎたり滑りすぎたりするのでほんとに気持ち程度です。

また、一定時間歩き続けるとオートで走り出しますがこれも走り出してから徐々にスピードが上がるようになり、停止すると歩行時より若干多く滑ります。
Shiftキーでのショートダッシュも同様で加速度の変化が設定されています。



オリジナル慣性移動

プレイヤーによる能動的な移動をアナログムーブに任せた上で、システムから自動的に与える移動量の制御を独自に加えていて、これがおそらく本作の挙動を特徴づけているものとなります。
使われているのは主に攻撃時の踏み込み&滑りです。


例えばコンボ初撃の斬り攻撃では、方向キーを押していなければその場で剣を振り、歩き中なら少し前進し、ダッシュ中ならぐっと踏み込む。
コンボ2段目の突き攻撃は、敵が離れていたら更に踏み込み、近くにいる場合はほとんど動かない、といったように与える移動量を条件により使い分けることで「だいたいプレイヤーがこうしたいと思っている」という動きにシステムが寄せていく工夫をしています。
そしてもちろんこの動きにも加速度の変化をもたせることで慣性が働いている感覚を与えています。

ちなみに「霊樹の怒り」の超突進もこちらのオリジナル制御で、通常攻撃もそうなんですがツクールデフォルトの移動制御における衝突判定に影響されないため、歩きではぶつかる敵キャラにぶつからずに踏み込んだり貫通することができ、逆に独自の衝突判定があることで歩きでは落ちる落下穴に突進では落ちないといった処理も可能になっています。


といった感じで、前回のアニメーション&エフェクト+上記の移動制御を重ね合わせることにより、見た目だけでなく操作の面でもより快適な動作・モーションを実現しているというわけでございました。
改めてこのGIFを見ていただくと、ひとつひとつの要素が見えてくるかもしれません。


モーションブラーや土煙など端折った部分もありますが

通常攻撃(斬り)は特にゲーム中数千回は繰り返す基本のモーションで、これが気持ちよくないとこのゲームはどうにもならないと思っていたので、本作でもっとも作り込んだ箇所の1つになっています。逆に言えばこの動作を突き詰めれば最後まで間が持つだろうと期待していた部分でもあります。
鋭く、力強く、プレイヤーの意思に忠実なこのモーションに今一度注目していただけたら幸いに思います。


■天翔のマーキナリエ(ゲームアツマール)

■音楽素材集&サウンドトラック(DLsite)


天翔のマーキナリエの英訳版がSteamにて配信決定!

2021年6月11日 Gotcha Gotcha Games様より発売です。

■Soaring Machinariae(ツクールシリーズ公式)

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ぬるぬるの話(1)

ぬるぬる感は結果

さて、ざっくり『天翔のマーキナリエ』および英訳版『Soaring Machinariae』ご紹介の土台部分のお話をしてまいりましたので、ぼちぼち内容の話題に移っていきたいと思います。
昨年6月のアツマール版公開時よりありがたくもおおむねご好評をいただいていると思っている本作ですが、中でも「ぬるぬる動く」と評されるところを多くみております。

作者の僕の立場から言うと「ぬるぬる動いている」のは結果であります。アクションゲームとしての属性をもつ本作、特に個人的にもまあまあ気合を入れて作っていましたので、手数をかけるところは決め打ちでやれることはやっていく方向でと「バトルの気持ちよさ」に重きを置いて可能な限り作り込みました。プレイヤー的にはここがこう動いてくれたら気持ちいいと感じるだろうと思う点ひとつひとつを積み重ねた結果、ぬるぬる動いてるねという印象をもってもらえたということになります。


アニメーション

第一の要素としては、キャラのモーションをはじめとしたアニメーション。何を当たり前のことをって感じですが。


これはアイリスの歩行モーションですが1ループ6コマの動作になっています。ツクールデフォの歩行グラフィックが3コマであることを考えれば倍のコマ数で描画していることになります。ちなみに6コマという数はスーパーファミコン時代のアクションRPGを参考にしています。
なお僕は絵も描けなければドットも打てませんのですべて素材の加工で作っています。1モーション6コマ×4方向はだいぶしんどいです。

しんどいので攻撃モーションにいたっては斬りで3コマ、突きで3コマです。意外と少ないと思われるかもしれませんが、省略のポイントをおさえつつ他要素との合わせ技でなんとかしています。

エフェクト

グラフィカルなエフェクトは2種類活用していて、まずはツクールデフォの機能にある「アニメーションの表示」です。剣の軌跡やヒットマークなどを表示しています。ちょっとリッチに見えるようにAnimationFrameRateプラグイン(ツキミ様作)を採用して時間あたりのコマ数は増やしています。
もうひとつ、さまざまな細かい演出用にパーティクル表示を取り入れています。ParticleEmitterプラグイン(ツキミ様作)
ヒットエフェクトの飛沫のような飾りの他、ダッシュ時の土煙、水場を走るときの水しぶき、ファイアブラストの火の粉、草を斬ったときに舞う葉っぱなどなどいろんな場面で活用しています。

合わせて改めて見るとこんな感じです。


ちょっと開発中の古いキャプなんですけど

簡単ではありますがビジュアル面ではだいたいこんな感じで、ドット絵としては無理ない範囲でベースを用意してあとはエフェクトでの演出でそれらしくしているというお話でした。


そしてさらにここから「動き」という別のアプローチとの融合という話になるんですが、そこまでやると長いので別途続きということで追ってご紹介します。お楽しみに。


■天翔のマーキナリエ(ゲームアツマール)

■音楽素材集&サウンドトラック(DLsite)


天翔のマーキナリエの英訳版がSteamにて配信決定!

2021年6月11日 Gotcha Gotcha Games様より発売です。

■Soaring Machinariae(ツクールシリーズ公式)

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