格ゲー次なる一手とメンテのはなし

毎月死んじまうモニターたち。
先々週だな。修理に出した連中が戻ってきて、
バリバリ元気に稼働しだしたら、
今度は別のモニターが死んじまった。


リバースは一部のシューティングと、スト2のおかげで固定費や
人件費は出なくても、修理費やメンテ費、
光熱費が出ているくらいだから、まだどうにかなってる。
世間じゃお盆に閉店ラッシュだもんな。


まあ、8月のお盆前からちょっとコロナの影響がぶり返していて、
結構このラインも越えられそうになくなってんだけどね。
それはまあ、仕方ない。

先日亡くなったマドンナ筐体のモニター。
猛烈に美しい発色で修理から戻ってきて、こういうのを見ていると
採算度外視でもいいかなって思っちまうんだよな。

ああ、今回も捨てられる運命だった筐体を助けられたってさ。
なんか満足しちまうわけだ。いいことをしたような気になっちゃうんだ。
別に善人でもなんでもないくせにさ。



メンテといえば、ブラウン管に限らない。
レバーやボタンは一番酷使されるから、一番メンテされるべきだよな。
リバースは基本的にボタンは三和派だ。

三和のボタンは押し心地が軽い。
そして、指に返ってくる硬さがないから、押していても疲れない。
セイミツボタンは疲れるんだ。
連打に限らず、シューティングの長押しでもそうなんだから、
格ゲーではかなりの違いになってくると思う。


で、次にレバーなんだけど、基本的にLS-32というセイミツのレバーを
採用していく予定だ。

ただ、LS-32はデカいレバーで、一般的なセガ筐体のコンパネに付かない。
とくにネットシティという筐体以降に出ているコンパネは、三和レバーを
使うことを前提にしている関係か、レバーを固定するコンパネ自体の
つくりが小さく、簡単な改造ではデカいレバーがおさまらないのだ。
溶接の技術はないから、ここは諦めざるをえない。
レバーは激しく操作されるから、半端な工作は故障の元だしね。


で、LS-32を使えるものには使う一方で、オヤカタはLS-56に注目している。
LS-32の品質をそのまま引き継いだLS-55っていうのを試したんだけど、
デカいレバーの基礎部分を強引に小型化した関係上、レバーがスンゲー
ブレちまうんだ。


例えば、弾きスクリューって入力があるけれど、あれをやると2回転が
出ちゃうくらいにブレる。波動拳が真空波動になるくらい暴れまくる。
これ、シューティングにはとても使えないし、バネを加工したりして
半年ほど使ってみたけど、やっぱダメだなって諦めたわけなんだ。


で、レバーの感触としてさらに重たい「LS-56」というのを試しているんだ。


レバーは小型化すると安定性を失う。モンスターエンジンを小型車に載せると、
とんでもない加速で事故っちゃうみたいなことなのかな?
同じ機構を強引に小さいものに納めちゃダメってことなんだ。


そんな不満をセイミツさんは当然理解していると思うし、
そのためにLS-55じゃダメだということになったんだろう。
小型化に適したチューンを施したのがLS-56なんじゃないかな。


もちろんレバーを重くすればするほど、若いプレイヤーからの評判は下がる。
何度も書いてるけど、クソメンテっていわれるのは見えてるんだ。
新品なんだけどね。


でも、入れたのに出てない、化けて出るってのが少ないのは
間違いなくセイミツのほうだ。
LS-32よりも56のほうが安心できると思う。


また、リバースのセイヴァーが入っている筐体は
シャフトカバーが半透明だけど、あれはLS-58っていうレバーで、
56の重さを嫌う人のために少し柔らかくてキレのいいレバーを入れている。
ショートダッシュとかの操作をしやすいように配慮しているわけだ。


まあ、こんな細かなチューンなんて要らねえよって話かもしれないけれど、
リバースはオヤカタの感性で納得できるものを追求していこうと思ってるよ。



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