宮波笹 2020/06/20 12:23

映画をたくさんみて良かったこと

趣味と実益(製作への糧)として映画を見ているわけですが、じゃあ実際製作に生かせたのか? は気になるところですよね。俺が。

8割趣味

楽しいから見てるー! これに尽きる。これがないと続かない。
製作中のゲームがスナイパーな殺し屋の話なので、勉強にと思ってみるものもありますけど、でも1番は楽しいからですよね。

洋画を見てなるほどな!と思ったところ

普通に調べても分からないのは、専門知識や文化の違いですね。
銃とか、銃とか、銃とか……。
あと傾向。

・チップ
海外の文化でよくわからない代表格。いや金払うのは知ってるけど。
「ジーサンズ」と「恋愛小説家」が面白かったですね。
飲食店だと担当テーブルが決まってるのか、チップを本人に渡さず机の上に置き、「回転率が悪くなるから早く帰って」とか言われる。

・スナイパーは臆病者
「レオン」で知った。スナイパーは殺し屋の中でもかっこいいプロフェッショナルだと思ってたから意外。
でも、相手には見えない位置からの狙撃。
確かに冷静に考えると卑怯だわ。後ろから蹴っ飛ばすようなもんだもんなぁ。
それはそれとしてスナイパーはカッコイイと思う。忍者カッコイイと同じ。

・子供の習い事は主に空手かバレエ
これはシナリオ上の都合かと。「今度の子供の発表会、ちゃんと来てくれる?」って言いやすい。ただ空手習ってる子が海外に多いのは意外でしたね。

・何かと祝うのがお好き
理由はなんでもいい、クリスマスでも誕生日でも会社創立〇年でも。
皆で集まって踊って美味しい料理食べられればハッピーだ!
逆に日本だと少ないよもっとやれ!

・光と闇の対比
「ゴット・ファーザー」で強く感じたところ。
「光」が無きゃ闇もない、光を簡単に生み出せるのはパーティなどのお祝い事なので「もっと祝え!」と思うのです。

・皮肉や気の利いた言い回しがお上手
これは完全にお国柄だけど、ある程度習得しておくとセリフが面白くなると思う。思う。

・暗いシーンの前に明るいシーンを置け(番外編、韓流ドラマ)
朝の韓流ドラマをちょくちょく見てるんですけど(起きたらついてるから)、8時40分付近にハッピーなシーン(誰かを助ける、子供が生まれる、他何か楽しく愉快な出来事)が入ると大体終わりの9時10分が暗いんですよね。
例えば誰かが責められるとか、秘密が暴露されるとか。

上げてから落とす、これ大事。
下げれば下げるほど、意気揚々とリールを巻きあげたくなる

実際に生かせたな、と思ったところ

・バイオリンケースの中に銃(レオン)
製作中のゲームで、ヒロインはバイオリンを弾けるって特技があったんですけどあんまりいかせてなくて取ろうか迷ってたんですよね。残しました。ちゃっかり使いました。

・主人公とパートナーの対比(テルマエ・ロマエ)
今までなぜか、対比するのはライバルだと思ってたんですよ。
ヒロイン含め全員だよアホか、ってテルマエ・ロマエ見て気付きました。
宝石ドールでは「主人公とヒロインの対比は意識しないとな」といろいろ考えてます。
面白いことに、ここがブレるとやっぱ全体がブレるんですよね。
良く出来てるわー。

・偽物の敵は本物(怪盗グルーシリーズ)
「ミニオン出てくるから見とこう」という軽いノリで完全にやられた作品。
資金提供者(敵)とライバル怪盗が親子なんですよね。
ああ、偽物の家族の敵は、本物の家族なんだなと思いました。

・あるキャラが妙に饒舌になった。
テキストは基本一人称で書いてるのですが、とあるキャラの視点になると妙に皮肉たっぷりに意気揚々と語りだすんですよね。
まぁ確かに皮肉屋的なところはありますけど。
これ絶対洋画見まくった結果だなと思いました。

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