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シーリングライトとプロジェクター

出たばっかり!届いたばっかり!popIn Aladdin 2です。

うちにも未来がやってきた

どーん!

すごいですよね、この迫力。

実は引っ越してから部屋にあるのが昔ながらのドーナツ型蛍光灯で、妙にチカチカしてるし撮影用LEDと色が合わないし、何かやりにくいなぁと不満を感じていたのです。

そんな不満を感じて蛍光灯からLEDシーリングライトにしてしまおうかな、なんて思いと計画を巡らせているうちに目に飛び込んできたのがpopIn Aladdin 2発売のニュースでした。念願のフルHD対応、大画面化、薄型化、そして初回限定3000台。これを逃す手はないなと迷わず飛び込みました。ちょうど寝室兼書斎(?)にテレビの置き場がなくて困っていたところだったのです。

ベッドの上からがんばって写真を撮ってみたのですが、部屋が狭いものでどうしても1枚に収まりませんでした。とりあえずだいたいこんな感じで使ってることが伝わるといいかな。

使用感としてはまさに新時代な感じで、何もかもがびっくりでした。なにせBluetoothスピーカーとしても目覚まし時計としてもいい仕事してくれるんですよ。もう人間の頭が追いついていかないくらい…いやいや、そこは単純に人間が追いついてなかっただけのような気もするぞ~。

https://www.youtube.com/watch?v=JaOc5TBkjo4

細かいことを忘れないように書いておきます

ありがたい!

  • 何と言ってもLEDシーリングライト兼プロジェクター。すごいです。
  • 画質は言うことなしで、十分すぎるくらいです。単にプロジェクター経験が少なくて本物を知らないだけなのかもしれませんが、素直に感動しました。
  • 音質は期待以上でした。頭の上から音が降ってくるのがたまらないですよ~。
  • 目覚まし時計はiPadから完全に乗り換えました。バッテリー切れの心配もないし、音と明かりで起こしてくれるなんて最高じゃないですか~。
  • 実は台形補正を使うと画面サイズを縦横約半分の大きさにまで縮めることができます。5畳半的には画面サイズがあまりにも大きすぎるかな…なんて思ってましたが、そんな心配は無用でした。
  • 明るさや色合いを細かく設定できるのはありがたいですね。輝度設定は7。映像設定は輝度50、コントラスト35、飽和度30、シャープネス30、ノイズ低減は中と目に優しいソフトな感じにしてます。色温度はプリセットの暖色で今のところいい感じですが、そのうちもう少しだけ寒色寄りに動かそうかな…。
  • LEDの明るさ、色温度を細かく設定できるのはありがたい限りです。
  • iPadからAirPlayで画面ミラーリング。少々遅延はありますが、ばっちりです!
  • フラッピーポッピィーが地味に楽しいです。あとテトリスも。

もうちょっとどうにか…

  • 最初は中途半端に取り付けてしまい、あたふたしながら外し方を調べることに…。取り付ける際は接続コードを見失わないように、挟み込んでしまわないように気をつけましょう。
  • 自動で台形補正ができるとうれしかったです。
  • 台形補正の他に画面サイズが設定できるメニューがあるとうれしかったです。
  • 大きな画面で見たいことも小さな画面で見たいこともあるので、ボタン1つで画面サイズを変えられると非常にありがたいです。
  • プロジェクターから動作音が鳴るのは仕方がないとして、LEDを付けると高い音がキーンと鳴るのはちょっと微妙なところです。うちだけなのかな…。
  • LEDは最も暗い状態にしてもまだ明るい気がします。夜はもっと薄明かりでいいんですよ…。
  • テレビはnasneを経由してつながるTVで写してますが、アプリの操作性がいまひとつで…。番組表は見られないし、チャンネルを変えるだけでもひと苦労。いまどきのテレビやtorne mobileのような使い心地には遠く及びません。
  • Android端末(Xperia XZ2 Compact SO-05K)やPCからは画面をミラーリングできませんでした。大画面でメギド72したかったのですが、やはりMiracastの箱を買わないといけない感じなのかな…。
  • せっかくのAndroidなので、アプリアイコンの順番変更や使わないアプリアイコンの非表示ができるといいと思います。動画サービスのアイコンがこんなにたくさんあっても食べきれないですよ~。

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シャープペン10本勝負!第1回 ぺんてる「SHARPLET 500」

シャープペン10本勝負!第1回はレトロな縦縞シャープペンです。

スペックシート

  • 名前:SHARPLET 500(シャープレット500)
  • メーカー:ぺんてる
  • 価格:500円(税抜)
  • 芯径:0.5mm
  • 長さ:約13.9cm(やや短い)
  • 太さ:グリップ 約9.2mm(普通) / 軸 約7.9mm(やや細い)
  • 重さ:約9.6g(軽い)
  • 重心:わずかに後寄り
  • 買える?:すでに製造終了。入手困難です。(2020/6/12)

遠征先のデパートにて

ぺんてるの500円シャープペン、SHARPLET 500です。500なので500円(税抜)。値段がわかりやすいと店員さんとしてもうれしいのでしょう。小学6年生か中学1年生くらいの頃に札幌まで遠征に行く機会があって、試合が終わった後にデパートの文房具売場に行って「おっ、おもしろそうなのあるじゃん!」とおこづかいで買ったシャープペンでした。

しばらく気に入って使っていたのですが、ある日突然姿が見えなくなってしまい、あのシャープペンはどこに行ったんだろうとカバンの中を探したり、家の中を探したり…。半年ほど出てこないまま時が過ぎ、大掃除の時にベッドの下に落っこちていたのを見つけたのです。ベッドの下にえっちな本を入れた覚えはありませんが…。それからはもう、なくさないようにと心に決め、今に至ります。

ペン先、グリップ、書き味

先端部は至ってシンプルな円錐状で、2mmのガイドパイプが付いています。4mmのガイドパイプが付いたDRAFIXと比べると少し手元が見にくい感じはありますが、一般的な筆記用シャープペンと比べると十分な見通しが確保されているため、さほど気になりませんでした。機能的にはシンプルなノック式シャープペンで特にこれと言ったものはありませんが、500円(税抜)としては十分な感触です。

個性的なのはグリップで、固めのラバーグリップに縦には深く、横には細かく溝が入ってます。縦に12本、横に56本。緻密な計算の上でここまで溝を刻んだのかと思うと頭が下がる限りです。DRAFIXよりはややソフトなグリップ感ですがベタ付きは一切なく、力を入れすぎても指が痛くなるようなことはありません。グリップ部がやや短く持つ位置が制限されてしまうのが難点でしょうか。

わずかに後重心ではありますが書き味としては快適そのもので、ちょうどいいグリップ感と10gを切る軽快さが持ち味となってます。0.5mmのシャープペンではBを使うことが多いのですが、このシャープペンはHBで薄く書いていくのが好みだったりします。同価格帯の製図用シャープペンと比べてもひけを取らない安定感はさすがのぺんてるというところ。この時代のぺんてるが作るシャープペンは製図用に限らず、300~500円の筆記用でも油断できない完成度なのです。

クリップ、キャップ、消しゴム

クリップは左から下に向かって伸びていくデザインで、他にはない個性を放っています。今でもほとんど見ない形で、普通のシャープペンのように見せかけて普通では終わらせないぞ!という意欲を感じますね。機能的にも左側が平面になることで転がり防止の役割を果たしていて、見た目と実用性を兼ねた優秀なクリップと言えるのではないでしょうか。少し長めなので指に引っかかるのが気になる人がいるかもしれませんが、一応外すことはできます。しかしクリップを外すと見た目としても機能としても損なわれてしまうのが惜しいところかな…。

キャップは一般的な円筒状のもので、少しきつめな感じはあるもののしっかりしてます。ノック感も重すぎず軽すぎず、一般的なところでしょう。1回のノックで芯が繰り出される量はやや短めかもしれません。軸には黒と銀の縦縞にモダンなロゴがプリントされていてなかなかいい雰囲気が漂ってますが、ここがとても悲しい泣きどころ。使ってるうちにどんどん削れてしまいます。日に日にロゴが削れていく痛々しい姿を見るのが嫌になって、結局ロゴを全部削ってしまいました。当時の技術や500円(税抜)という価格を考えてもひどいもので、せっかくの意欲作なのにもったいない限りです。

消しゴムは昔のシャープペンによくある青緑色のものが入ってます。当時はそこそこ消えていたはずですが、さすがに今ではさっぱりですね…。サイズとしては一般的なものなので、どうしても消しゴムを使いたい人は文房具店に持ち込んで相談してみるとぴったりな消しゴムが見つかることでしょう。

チャック、安定感、そしてかる~く分解

先端部を外すとチャック…と思いきやゴムが出てきました。古いシャープペンでは時々外れてしまうことがあってね。このゴムはノック時にシャープペンの芯が飛び出さないように止めておくためのもので、なくしてしまうと1回のノックで芯がドバーッと出てきてしまいます。ゴムが外れた時の解決方法としては先端部を分解して、シャープペンの芯にゴムをはめた状態でゴムの先端にボンドを付け、芯ごとシューッと通してあげるとそれなりにくっついてくれます。くれぐれもなくさないように、ぴたっと止めておくのがおすすめです。

チャックは一般的な3分割の金属チャックで、ごくまれに短い芯がチャックに引っかかってしまい誤作動を起こすのはDRAFIXとそんなに変わりません。芯が詰まったらまず先端部を外して、芯をかき出すといいでしょう。消しゴムにクリーナーピンが付いてるのでまずはピンで突っついてみるのもいいかもしれません。

分解してみると先端部、ラバーグリップ、クリップ、キャップ、消しゴムとパーツが分かれます。ただ、プリントが簡単に削れてしまうのであまり分解はしたくないかな…。なにせものが古いのでラバーグリップも硬くなってます。外した後につまんでぷにぷに感を…なんてやってるとバリッと割れてしまう可能性があるので気をつけましょう。

バリエーション

軸色は黒と赤があります。おそらく青もあることでしょう。緑があるという話はまだ聞いたことがありませんが、もしかするとどこかにあるのかもしれません。他にはSHARPLET 501という別バージョンも出てきました。プリントが削れにくく改良されたのかどうかはよくわかりませんが、見た目はそっくりで使い心地も変わらずです。型番はSHARPLET 500がQ545、SHARPLET 501がQ555になります。もしSHARPLET 502やSHARPLET 503があったら今頃どうなっていたのか、いろいろ夢見てしまいそうですね。

まとめ

うれしい!

  • 緻密なラバーグリップによる感触と軽快な書き味。
  • 見た目と実用性を兼ね備えたクリップ。
  • 先端部が分解でき、クリーナーピンもあるため比較的修理しやすい。

物足りない!

  • グリップ部分が短く、持つ位置が制限される。
  • 軸やキャップのプリントがとてもはがれやすい。
  • クリップを外すと見栄えが悪くなる。

評価

  • 作りの良さ:★★★ 15/25
  • 感触の良さ:★★★★★ 25/25
  • お買い得感:★★★★ 20/25
  • 書きやすさ:★★★★☆ 22/25
  • 合計 82点

思い入れの割には意外と普通の点数に落ち着いてますね。心の中ではダントツのナンバーワンなんだけどなぁ~。控え選手も確保しているのでなくしても安心です。

次回予告

次回は青いシャープペンです。お寿司が食べたくなってきました。

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シャープペン10本勝負!第0回 ゼブラ「DRAFIX」

いよいよ始まりました。シャープペン10本勝負!今回は初回ということで、まずは基準となるシャープペンから紹介していきたいと思います。

スペックシート

  • 名前:DRAFIX(ドラフィックス)
  • メーカー:ゼブラ
  • 価格:300円(税抜)
  • 芯径:0.5mm(0.3mm、0.7mm、0.9mmもあります)
  • 長さ:約14.3cm(普通)
  • 太さ:約8.9mm(普通
  • 重さ:約8.4g(やや軽い)
  • 重心:ほぼ中心
  • 買える?:買えますが、売ってるお店は少ないかも。(2020/6/10)

初めての製図用シャープペン

実はけっこう古株なシャープペン、ゼブラのDRAFIXです。確か小学4年生か5年生くらいの頃に買ってもらったのが始まりでした。まず文房具らしからぬサイバーなロゴに引っ張られましたね。男の子ですもの。自分だけのかっこいいシャープペンが欲しかったんです。

そしてお値段も300円(税抜)というお買い得価格です。当時はおこづかいが1500円でしたが、それでも消費税分をおまけしてもらうと5本買えてしまうという…。お買い得価格でも中身は立派な製図用シャープペンで、通常の0.3mmに加え、0.5mm、0.7mm、0.9mmも揃っています。これはもう1本!と。そんなおねだりをして1本余計に買ってもらったシャープペンでもあります。

ペン先、グリップ、書き味

製図用シャープペンということでペン先には円筒状で長さ4mmのガイドパイプが付いていて、手元が見やすくなってます。たまに書いてるうちに文字を見失ってしまう微妙なシャープペンに遭遇することがありますが、まずこの見通しの良さがポイントの1つでしょう。いろんな機能を積むのも機能性はありますが、こういうシンプルな機能性も忘れてはいけないところです。

グリップは樹脂に溝が刻まれている…というよりは浮き出ているように見えます。樹脂軸でありながらこの凹凸により適度なグリップ感と風通しの良さを両立していて、使えば使うほど良さを感じる1本です。グッと力を入れすぎてしまうとちょっとだけ指が痛くなるけどね。先端部の奥が丸みを帯びた形になっているのも魅力の1つでしょう。デザインとしても製図用シャープペンらしからぬ柔らかさを表現していて、うまくやってるなと思ってます。

グリップの上にあるのは濃さ表示部(インジケーター)で、回すと濃い順から2B、B、HB、F、H、2H、3H、4Hと8種類の芯の濃さを表示することができます。いろんな濃さの芯を使い分けたい人に…と言いたいところですが、しっかりロックされていないため不意に回ってしまうことが多く、実用性としてはやや微妙な…。子どもの頃はこれを回すと芯の濃さが変わるんだ!と夢を感じたはずです。

書き味は…いいですね。見通しの良いペン先、風通しの良いグリップ感、10gを切る軽快さを武器に、スーッと書き進めていくことができます。安定感としては少し物足りなくなることはありますが、このバランス感がたまらないですね…。

クリップ、キャップ、消しゴム

クリップは見たまんまのシンプルなもので、少し短めなのでそんなに邪魔にはならない印象です。外そうと思うとすっぽり外すことができますが、見た目としても書いた時のバランスとしてもクリップを外さない方が好みです。

キャップには小さく「05」と芯径がプリントされてます。この数字フォントが妙に格好良くてね…。少しゆるめで外れやすいのと、使い込むとプリントがはがれてしまうのが難点かもしれません。ついでに言うと軸のプリントも使い込むうちにはがれてしまいます。プリントがはがれてまっさらになるのもそれはそれでいいのかもしれませんが、サイバー感が好きな人としては悲しい気分になってしまいます。ノック感は重すぎず軽すぎず、カチッとした音が少しうるさいかなとは思いますが、いい感触です。

消しゴムはあくまで非常用でしょう。もともと人並みに消えるくらいの消しゴムが付いていたはずですが、長い年月とともにすっかり消えない消しゴムと化してますね…。

チャック、安定感、そしてかる~く分解

先端部を外すと芯をがっしりつかんでいるチャックが見えると思います。この手のシャープペンでは一般的な3分割の金属チャックです。ごくまれに短い芯がチャックに引っかかってしまい誤作動を起こしますが、先端部を外すことができるので比較的修理しやすい部類になります。消しゴムにクリーナーピンが付いていないのが惜しいところですが、300円(税抜)というお買い得価格なのであまり無理は言わないことにしましょう。

分解とは言っても先端部とキャップが取れるくらいのもので、チャック部分は本体にしっかり固定されています。製図用シャープペンらしいカッチリとした書き味はここから来るのでしょう。がんばるとクリップや濃さ表示部も外すことができますが、初回なので…ここはひとつ許してもらえますか?

バリエーション

0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmという芯径バリエーションの他に、海外ではカラフルな軸で販売されているようです。日本でもファンシー文具コーナーで柄が付いたものを見かけることがあるので、気になる人はチェックしてみてもいいかもしれません。

DRAFTINGという角張った先端部になったそっくりさんも存在します。製図セットにちゃっかり入ってることが多いみたいですよ…。

まとめ

うれしい!

  • 安定したグリップ感と堅すぎない見た目。
  • 軽快でいて見通しが良く、価格以上に安定感のある書き味。
  • 先端部が分解できるため比較的修理しやすい。

物足りない!

  • 力を入れて持ってしまうと指が痛くなることがある。
  • 軸やキャップのプリントがはがれやすい。
  • 濃さ表示部(インジケーター)が不意に回ってしまうことがある。

評価

  • 作りの良さ:★★★ 15/25
  • 感触の良さ:★★★ 15/25
  • お買い得感:★★★ 15/25
  • 書きやすさ:★★★ 15/25
  • 合計 60点

これだけ持ち上げておいてこの評価かよ!と言われてしまいそうですが、あくまでこのシャープペンは自分の中での基準なのです。基準があるからこそ公平な勝負ができるってものですよ。さあ、はたしてこの基準を乗り越えるシャープペンは登場するのでしょうか…。

次回予告

奪い取るような勢いで…次回こそ本当の始まりです。

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