意外と役立つ資料サイト
友人から借りた、地元静岡の怪談本を読んでます。夏目です。
只今いっしょけんめー開発中の「MET HORROR」メインストーリーは、神隠しを完全SF解釈しつつ、オカルトとホラーテイストでまとめ上げる取り組みをしてますので、こういう知識ネタは役立ちます。
てことで、今回は「意外と役立つ資料サイト」をご紹介させて頂こうかと。
海外本のPDFが読める!
https://www.academia.edu/
「MET」で志帆タンが使う白魔術、完全フィクションではなく、実在の書籍に基づいてまして。
日本のネットで(占いとスピリチュアル以外に)白魔術を調べようとすると、ある1つの記事に到達するのですが、その記事だけでは底ネタ不明なため、創作かなぁ、という疑念を持ちつつ、ひたすら出所を追求しました。
手掛かりは「戦前アイスランドの自称魔法使いが書いた本」「9つのルーンみたいなもの」というだけでしたので、まずアイスランドの出版社一覧を入手、全社の出版目録を検索しましたが、それらしいものは見当たらず。
次いでアメリカの青空文庫みたいなとこをいくつか探し出し、ソレっぽい単語を繰り返し入力し続けてたら、見つけました! ココ!!!
アイスランド版を、戦後、アメリカの出版社が翻訳したヤツをここで!
難をひとつ……いっぺん登録すると、関連ありそうな書籍の案内メールがガンガン届きます。「ヴァイキングの商路」とか興味ないんですけど。
海外のウィキペディア!
何と言っても最初はウィキからなんですよ。でも日本のウィキってイマイチ信用ならないんで、夏目は同インデックスで海外のウィキペディアも調べます。彼らのまとめの着眼点は日本人のぼくらと違うので、全然知らなかったつながりが芋づるのようにズルズルッと引っ張り出されて、けっこうネタが拡張されます。
まぁ、たまにね、「もまいら、ソレは浮世絵じゃなくって錦絵だろー!」「そりゃダイミョーじゃねぇ中国人だ!」ってのはありますけどね。ご愛敬で。