七不思議探偵団のキャラども
公私ともRPG漬けの夏目です。
「謎の人」さんの「七不思議探偵団」実況がことのほか面白くて
動画観ながら夏目自身がどんなキモチで彼らを書いてたか思い出してきました。
【実況1回目】
「七不思議~」を作るにあたって土塊大ちゃんからのオファーは
■拙作「あっと@ほ~む」(以下「@」)の世界で
■土塊ホラーのキャラがゲスト出演する
■ギャグ
でした。
マジか。ギャグか。と口先では悩みながらやりたい放題やらせてもらいました。
「@」のキャラはアクが強すぎるので、土塊ホラー世界からキャラ性の高い佐藤兄弟に物語を主導してもらうことにしました。
【キバヤシマコト】
漢字で書いたら城囃子誠。
「@」ではもっと押しが強くてメンドクサイ男委員長キャラでした。全年齢作品に登場させるにあたり、エロゲのクドさをキャラから落としました。
そしたらなんと。
キバヤシって一本気だし責任感あるし意外と父性も高いので、客観的に見たらイイオトコじゃん? と書きながら騙されてるような気がしてました。
「NOT HORROR」シリーズは進むに連れてリアルでシリアスになっていくので、引きずられて彼のイイトコが強調されてくことになりましたね。
【トム】
ユーザに共感してもらいやすい年齢と性格ということで彼の主役化に疑問はありませんでした。
原作「廃校の七不思議」ではトムは誰にも分からない宇宙語をしゃべる陰気な少年でしたが、主人公が何をしゃべってるか分からないのは問題なので、70年代のギョーカイジンみたいな変な英語をしゃべらせることにしました。これはちゃんとハマったと思ってます。
相方にキバヤシを立てたおかげで気遣いのできる少年に成長しましたね。
今後彼がどのように成長してゆくかは「NOT HORROR」の続編や「BUT HORROR」を遊んで頂ければお分かりいただけます。
【範馬あい】
「@」のヒロインですが、立ちキャラの登場時間は一番長いです。
彼女も18金のエグみを排除して、分かりやすい不思議ちゃんに方向修正しました。
【キム】
彼女とトムくんは実在する人物なので、その「性質のまんま」と「性質の真逆」を混ぜました。
「たこ焼きのタコが嫌い」とか「実は理系の学生さんで頭イイ」とか。
【ミム】
夏目脳内では「すごく普通に幸せな家庭を築いてほしい女の子」でした。
鯖ネタをここまで引くことになるとは思わなかった。
キバヤシを「イケメン」と看破したのはなかなかの見る目だった。
【ミヤビ】
典型的なサブキャラとして最後のオチに使えるように仕込みました。彼女(とドイさん)の使い方だけは巧妙な計算でしたが、エピローグの「〇〇転生」は土塊オフィシャル設定ではありません。
でもそのおかげで最高の解説キャラになってもらえました。
総じて好き勝手に書かせてもらったら結果オーライだったのが「七不思議探偵団」のキャラ達です。
【七不思議探偵団DLページ】
あと、R18なのでリンクは控えますが。「あっとほ~む」のタイトル画面。
龍次郎さん。