GOT HORROR
同人制作の工数は全て「GOLD RUSH ALONE」に使ってます。夏目です。
いくつか他にも作りたい物もあります。今日、突然浮かんだのが
「2120年のホラー」。
「BUT HORROR」が2までしかお届けしてないのになんですが。
仮称「GOT HORROR」は、22世紀の日本で払い屋をしている神道使いの物語。
決まってるのはそのぐらい。
難しいけど面白そうなテーマがありまして。
1)22世紀の日常の恐怖はどう変化しているのだろう?
2)デジタルとヴァーチャルがインフラ化した時代に「神」や「霊」はどうふるまうだろう?
2120年という時代はおそらく、20世紀の子供たちが夢見たほどに牧歌的なユートピアではなく、さりとてブレードランナーが悲観したほどのディストピアでもないでしょう。
仮想の空間に拡張されたなにがしかが「現実」と呼べるようになった世界で、「見えないもの」「いるかどうかわからないもの」は果たして恐怖と映るのか娯楽の地平の側にあるのか。
仮称「白金 琴」のアンニュイな倒魔物語をふっとイメージ。
ネオン管の切れたジラつくバーが居並ぶサイバーパンキーな湿度なのか、いや実は今と大して変わらない、土手の向こうに夕日が落ちる日常なのか。
夏目自身が観てみたいのです。
あ、今思った。「安吾捕物帖」が近いのかも知れない。あれは江戸文化に染まった日本に明治文化が急激に浸透してくる衝撃でしたが。
安吾捕物帖