高帆 按樹 (Anju Takaho) 2022/07/19 17:34

【日記】「ナツヲ想フ」開発中の話と制作スタイルについて

なんだかんだ雨が多くて涼しい日が続いていますね。6月の暑さが嘘のようです。

今日は先日発表させていただいた、開発中のゲーム「ナツヲ想フ」についてと、自身の創作について見直していたことを書こうと思っています。
……といっても、半ば日記のように思ったことを書き連ねるだけになってしまいますので、ご興味のある方に見ていただければと思います。


ナツヲ想フ

夏。いい響きですよね。大好きです。色々な思い出がありますが、あることないことを詰め込んで、夏の思い出の塊みたいなものを作りたい。大好きな夏を凝縮してゲームを作りたい。そんなことを思って制作しているノベルゲームです。
来年のはじめ頃に公開を目指して制作していますが、後述する創作スタイルについてに絡め、いくつか変化が生じるのではないか、と考えています。ただし、どのような形になったとしても絶対に完成させて公開にこぎつけますので、楽しみにお待ち下さい!

創作スタイルについて

「好きな表現」「得意な表現」「求められる表現」。それぞれ絶妙な違いがあります。この3種の表現の違いで、最近とても悩んでいます。
まずは「好きな表現」。自分はゲームを作ったり遊んだりしていますが、実は自然であったり動物がとても好きだったりします(モンハン最高!)。なので、実際に自分がゲームを作るときにまずはじめに作りたいと思うのが、雄大な自然やそこに息づく生き物なんです。
しかし、そんなリアルチックな表現をできるかと言われると話が変わってきます。写実的な表現ができるわけでもなく、精細な3Dモデルを作れるわけでもなく。好きなものを自分の手で作れないのは、すごい悔しいですね。(もちろん練習を重ねてある程度上達はしましたが)
さて、少し視点を変えて世の中に出回っているゲームを見てみましょう。可愛い女の子だったりイケメンが登場するゲームが数多く出回っています。それだけそのようなゲームが売れる、求められるという事が言えるでしょう。しかし、自分はおそらく他人と比べて、人間のキャラクターに対する熱量が足りないと感じており(多分動物とかの方が好き)、求められる表現とのギャップも感じてしまいます。
このような、「好きな表現」「得意な表現」「求められる表現」の関係、実は仕事に置き換えることも出来ます。好きな仕事、得意な仕事、求められる仕事。これらの関係性のどの位置に身を置くかに正解がないように、表現においても日々模索が必要だと痛感しています。
今まで「好きな表現」「求められる表現」に比重を置いて制作を行ってきましたが、完全に納得できるような作品は今まで生み出せていない、そんな気がしています。
「ナツヲ想フ」含め、自分の表現として試行錯誤を繰り返してみたい、そう思っています。そういう意味では今回制作している作品はある種の「実験作」のようなものになってしまうと思いますが、それでも楽しさは伝えられるように、遊びやすさは忘れないように、挑戦をしていきたいと思っています。

難しいね

以上、ダラダラと話をしてきましたが、そんなものよりもモノづくりが第一!ということで、今後も制作を頑張っていきたいと思います!今後ともよろしくお願いいたします!!

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