インディ / 同人 / 個人ゲーム制作形態 4つのタイプ
こんにちは、犬と猫の小夏です。
日本国内でインディーゲームや同人ゲームを制作を行っている団体やサークルは多々ありますが、その団体がどのような形で運営されていて、どのような人が活動しているのか等よく知らない方も多いのではと思います。
かくいうこのブログのサークル『犬と猫』を知っている方も、
その認識の大半は
『なんかよく知らんけどちんまい同人ゲーム作っているとこ』
ぐらいではないでしょうか。
そこで今回は会社としてではなく個人でゲーム制作をしている人たちがどのような形でゲームを制作しているのか、タイプ毎にカテゴライズしその特徴を考えてみました。
さっそくいってみましょう。
個人制作タイプ
基本的に一人で黙々と制作作業を進める形態です。
一人で作りたい物を作っているため熱量が高く、こだわりが強いため制作に時間がかかりますが、その分クオリティもあり作品完成前から注目を集めることも少なくありません。有名なサークルだと東方プロジェクトの開発者であるZUNさん等があげられると思います。
犬と猫も比較的このタイプですが、自分の場合はお手伝いをお願いしているスタッフの方もいますので、後述するサークルタイプとの中間ぐらいの位置づけかもしれません。
サークルタイプ
複数のスタッフを集いゲームを制作するオーソドックスなタイプです。
絵師・背景絵師・シナリオライター・スクリプト・声優などのスタッフはネット上で集めるケースが多いです。開発人数が多いとそれだけゲーム制作がとん挫する(エターナる)可能性が高くなるので、自分は正直、このタイプでのゲーム制作完遂は不可能だろうと思っていたのですが、実際にうまくスタッフを取り纏め作品を仕上げる団体もありますので、そのへんは制作進行やリーダーの腕の見せ所と言えるかもしれませんね。
昔はメンバー募集用BBSで人を集めるのが主流でしたが、
最近はココナラやジモティなどでも募集が見られました。
運命共同体タイプ
中学や高校、または会社等で才能同士がぶつかりその後共に歩むタイプです。
漫画で言えばバクマン、バンドで言えばバンプオブチキン、サークルで言えばFateなどのTYPE-MOONさんがこのタイプですね。
上記のサークルタイプと似ていますが、より個々人の関係性が強固なものなので、その熱量は相乗効果次第で個人制作を上回るでしょうし、そうなればまさにその出会いは運命と言っても差し支えないでしょう。私個人としても最も憧れるタイプと言えそうです。
参考:ぼっちサークルあるある
家族運営タイプ
数は少ないと思いますが、
家族運営でゲームを制作している団体も存在します。
最も多いのは奥さん(旦那)と一緒に制作というパターンだと思いますが、中には両親や兄弟も手伝うケースもあります。有名なところだと『ひぐらしのなく頃に』などを手掛けた07th Expansionさんですね。これはかつてNHKの番組でも紹介されていました(実際には家族以外にもスタッフはおられるようです)
自分がパっと思いついたのはこんなところでした。
ゲーム作りの形態は人によって様々だと思いますし、自分のスタンスにあった形を見つけてゲームを作るという事が大事なのかなと感じました。
犬と猫は引き続き今のスタンスで続けていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!それでは(_ _)
どんなゲームを作れるか、それはリーダー次第・・・!