【856日目】赤い世界:マップエフェクト、ミニマップの調整、追撃エフェクトの調整

記事を書き始めたのに、やりたいことを思い出して作業を再開してしまい、結果記事の更新が遅くなったゲーム作家のkuroです。

本日の作業動画です。
https://youtu.be/bbkkgKi0Js8

赤い世界:

マップエフェクト、ミニマップの調整、追撃エフェクトの調整

・マップエフェクト「日常の町」
日常の町並みの画面効果を作っています。
非日常の対比になるので、できるだけ平和な感じが良い。
空は青く、雲は白く、画面は全体的に明るいように。

・ミニマップの調整
ミニマップで通行不可エリアを表示しないように修正したり、ショップアイコンを追加しました。

・追撃エフェクトの調整
座標調整でエフェクトの描画位置を整えました。

・ランダムポップアップアイテムの自動換金
所持上限を超えた場合に、自動で換金するシステムを実装しました。
宝箱で所持上限を超えた場合は、換金するか、宝箱を閉じるかを選べるシステムを組んでいたので、応用でした。

ここまで進めたらもうAM1:30。
健康を大事にしながら、引き続き頑張ります。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

【855日目】赤い世界:ステージシステムまわりの強化

映画で感動した帰り道、高速道路の乗り口を間違えたゲーム作家のkuroです。
感動は人を惑わせます。

本日の作業動画です。
https://youtu.be/7ibrJaNStPY

赤い世界

ステージシステムまわりの強化

①ポップアップアイテムのシステムを実装
前作、地図の時間でも実装した（←面白いので遊んでください）ランダムで地形に対して消費アイテムを表示させるシステムです。
入手するアイテムは「回復」「バトルアイテム（攻撃）」「バトルアイテム（補助）」「強化素材」の4種類。
救済措置とバトルの行動バリエーションを増やすことが目的です。
スターオーシャン2RとSea of Starsのアイテム収集要素に触れて、マップ探索との相性の良さを感じています。

地図の時間～言葉集めの冒険譚～
https://kurogamestudio.com/2020/04/25/timeofmapworks/

②ポップアップアイテム入手時のエフェクト
パーティクルエフェクトで拡散（0sec)→停止(0.3sec)→収縮(0.6sec)とすることで、はじけて集まるアイテム入手の感触を表現しました。

③ポップアップアイテム入手時のセリフとボイス設定
乱数でキャラクターの判定×アイテム種別のセリフを表示させるようにしました。
さらにリアクションボイス（「うん」のように肯定的な反応を表現）を割り当てています。

ペルソナが好きなので参考にしました。
https://wikiwiki.jp/persona5r/メンバー台詞集

弱点を突いたときのセリフが魅力的で「奪え！キッド！」「威を示せ！ゾロ！」「踊れ！カルメン！」のように命令形+名詞は短く印象に残ります。これはメモ。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

【854日目】赤い世界:23/12/24の作業

チームラボの技術と、「Sea of Stars」のマップの作りこみに感銘を受けているゲーム作家のkuroです。

本日の作業動画です。
https://youtu.be/XMR4togINSg

赤い世界

23/12/24の作業

デバッグプレイと改善を進めています。

①追撃システム（武器種類編）の設定とエフェクトが完成
②属性装備の追加
③序盤マップの画面効果の設定
④バトル背景の作成
⑤マップアクション「ジャンプ」の作成
⑥ポップアップアイテムのシステム作成

追撃システムは、同じ武器・魔法属性で攻撃し続けると発生するというものです。
敵の攻撃でも発生するため、追撃を妨害する仕組みもセットで必要であるため、属性装備を追加しました。

マップアクションはマップズーム→エフェクト→ジャンプ→効果音→ズーム修正の処理を入れており、単調にならないようにしました。

参考にしたインディーゲーム「Sea of Stars」は高低差をつけたマップの見せ方が良くできていて、飽きないように作られています。
影響を頂きながら自作品のマップを改善しています。

それでは良いクリスマスをお過ごしください。

【853日目】赤い世界:夕焼けの画面効果

セブンイレブンでお見かけしたドイツのケーキ、「シュトーレン」のカロリーが1200kcalというオーバーキル具合に、膝の震えが止まらないゲーム作家のkuroです。

夕焼けのまま止まった世界×ウワサが現実になるRPG「赤い世界」を制作しています。
2024年3月リリースを目指していますので、ご興味をもって見て頂けたら嬉しいです。

今回の作業動画です。
https://youtu.be/BKboSwwnYLE

赤い世界

夕焼けの画面効果

作品で汎用性の高そうな画面効果を作りこんでいました。
「夕焼けのまま止まった世界」なので、夕焼けの陽光表現は多いです。

使ったのはパーティクルプラグイン「TRP_Particle.js」。
ここでは5つの表現をかけています。

・太陽の光から発生するレンズフレア1
・レンズフレア1から伸びるレンズフレア2
・光が当たっている床の色
・キャラクターの影
・空気中に浮かぶ浮遊物（ホコリっぽいなにか）

今週は移動、仕事が多く更新が遅れましたが、残りで取り戻します。
それでは素敵な週末をお過ごしください。

【852日目】赤い世界:シナリオ執筆

外国人観光客のように「日本ってすごいなあ」とモノレールに乗って喜んでいるおのぼりさんこと、ゲーム作家のkuroです。

頭の整理をかねて、空港のwi-fiから更新記事をお届けします。

赤い世界

シナリオ執筆

仕事時間に含まれない移動中にシナリオを書いています。
工夫、作法の話なので、創作をする方には応用できる部分があるかもしれません。

今手元にある要素は次の通り。

①「最初から書き進めているシナリオ」
②「最後の展開」（ハッピーエンド）

ハッピーエンドは私の創作スタンスでCERO「A」（全年齢向けの表現）くらい明示したい情報です。
ディズニー映画も任天堂さんのマリオシリーズも基本そうであるように。
そんなエンタメを作っています。

前作「地図の時間」も遊んでみてください！
https://kurogamestudio.com/2020/04/25/timeofmapworks/

シナリオの作業では先頭から①を書き進め、終わりから②を決めていき、①と②を埋めるように間を加筆していきます。
これにより②を成立させるために、①と矛盾がないように調整したり、より面白くなるために①を加筆します。②につながる伏線はこのときに生まれます。

つまり見直す回数が多いほど、伏線の発生確率は上がります。
一方で考えすぎてわかりづらくなる危険性も生まれます。

自分が熟考した作品を客観的に評価するのは難しいので、他の作品はどうだろうかと比較してバランスをとります。
「あの作品だったら、この表現を使うだろうか」と答え合わせする感じですね。

イラストを描くとき、近い距離で描きこんでいると全体のデッサンの狂いに気づきにくくなります。
だから距離を離して全体をチェックしたり、左右反転させて違和感がないか確認します。

この近場で見る感覚と遠目で見る感覚、初見の感想と繰り返し見た感想、この違いを意識することはとても大切だと感じています。

明日の更新ではゲーム画面を含めた進捗をお伝えできるように頑張ります。

◆

ファミ通2023年12月14日号の表紙が「Sea of Stars」。
同作はカナダのインディーゲームチームが制作したJRPGリスペクトのゲームで、インタビューも掲載されています。

「Omori」「Chaind of Echoes」といい、JRPG×ドット絵の組み合わせはまだまだ世界に届く可能性があるなあと感じています。
そのためには言語対応、そしてクオリティーがドレスコード。
引き続き世界に届ける、結果が出るまで挑戦するプロセスをお届けしてまいります。
応援よろしくお願いします。

それでは良い1日をお過ごしくださいませ。