ゲーム作りの思い出04
こんにちは。凜悟です。
おかげさまで、「七星探偵倶楽部 黄金中たちの帰巣」が、
じわ~りじわりと、皆様に遊んでいただけている様で。
「これは、面白いぞ!」と思って作った物が
たくさんの人に遊んでもらえると嬉しいですね。
七星探偵倶楽部より 佐々木先輩
さて今日は、「探偵物語の始まり」について。
以下、「探偵モノ」と記述していますが
いわゆる「推理もの」の”事件を解決させる系”物語のつもりで書いています。
七星探偵俱楽部を書き始めた時、タイトルになっている通り
「”探偵倶楽部”に所属している少年」が主人公であることは、決めていました。
さ~て、どんな物語……いや、どんな”事件”にしようかな~!?
やっぱり「探偵モノ」には殺人事件が必須だよなぁ~!?
……と、思ったんですけど
普通に考えて、殺人事件の調査に参加なんてできませんよね?
警察に任せなさい。素人は帰れ。
でも…
「探偵モノ」書くならば、絶対入れたい「殺人事件」…!
まるで危険人物のセリフですが、フィクションですからね。入れたいのよ。
「探偵モノ」の始まり。
主人公は、どうやって事件にあうのか?
主人公は、なぜその事件を調べることになるのか?
主人公の探偵役が事件の謎に挑むことが物語のメイン。
事件の解決が主人公の主な目的となります。
たくさんある探偵モノは、
どうやって物語が始まるのかな~と、考えてみたりしました。
たとえば、探偵ではなくなりますが
主人公が”警察”だと、簡単に捜査に参加できます。
事件捜査がお仕事ですし、むしろ事件の方からやってきます。
2時間ドラマで刑事ものが多いのは、導入がスピーディに出来るからでしょうか?
他の始まり方として、
警察でもない”一般人”に探偵役をやらせる方法があります。
「警察が来られない状況で連続殺人事件が起こる」
…コレです。
離島で連絡船が悪天候で来られないとか、山奥で唯一のつり橋が焼け落ちたとか。
また誰か殺されるかもしれない…いったい誰が!?
こうなってしまっては、自分たちで犯人を見つけるしかありません。
主人公を探偵役にすることが出来ます。
殺人犯と同じ部屋にいられるか!俺は自分の部屋へ戻るぞ!!!
あとは、職業”探偵”であるのは、
依頼人がやってきて、事件の調査を依頼してくるパターン。
探偵以外でも何かの分野で秀でている人のもとに相談者が来る…大学教授のところとか。
でも、ここで依頼人が殺人事件をそのまま持ってくることはありません。
(未解決や再調査の場合はあるけれど)
なので、殺人事件を調査させたい場合は、調査に行った先で死体が出る!
「七星探偵倶楽部」は、
依頼を受ける→調査開始→死体発見 この流れでスタートさせました。
素人が死体を「調べる」には第一発見者になるしかありません。
(…いや、普通は調べないけど。)
事件現場も「調べ」ます。引出しも開けられます。証拠品も持ち帰ります。
(いや、普通はそんなことはしないけれど。)
……探偵倶楽部だから、普通はしないこともやってしまう!
これがっ…探偵アドベンチャーゲームだっ!!!