「強くならないと出られないダンジョン」の紹介
このゲームは殆どのデータがマスクデータであり更にほぼノーヒントであるという条件下で装備とスキルを揃えてランダムエンカウントでレベルを上げてボスをすべて倒さなければいけないRPGです。
そのため、はじめたときから難易度が高く、はじめに選んだプレイヤーキャラクターと初期資金で買った装備とスキルに序盤のプレイをも左右されます。
たとえば、以下の動画を見ると
- 初期資金で買える限りの防具だけ買ったファイターは初期資金を
277ゴールド残し戦闘をしてHP55、SP9で生存 - 初期資金で買える限りの武器だけを買ったファイターは初期資金を
18ゴールド残し戦闘をしてHP50、SP11で生存 - 初期資金で買える限りの武器と防具を買ったファイターは初期資金を
0ゴールド残し戦闘をしてHP63、SP11で生存
全てにおいて初めての戦闘に生存できましたが三者三様の結果になりました。
先に公開しているマニュアルを見るとSPを回復する手段は45ゴールドを払って宿屋に泊まるしかないので、このあとSPが尽きたとき宿屋に泊まれなければ詰みとなります。
そこで、あらためて残しておいた資金を見ると防具だけ買ったファイター以外は宿代が不足しています。逆に防具だけ買ったファイターは宿屋に6回泊まれる資金を残していますがSPを最も消耗しています。HPとSPを最も多く残しているのは武器と防具を買ったファイターですが、文無しなので自力で45ゴールドすべてを稼がなければなりません。武器だけを買ったファイターは18ゴールド残しているので27ゴールド稼げばよいのですがもっともHPを消費しています。また、何れにせよこのムシ三体との一回の戦闘でSPを少なくとも4消費しています。ファイターのSPの初期値が15なので同じパーティと4回戦ってSPが3余ります。一回倒すと12ゴールドもらえるので48ゴールドもらえる計算になりますが毎回うまくいくとは限りません。等と、「強くならないと出られないダンジョン」はこのような事を考えながら進めていくゲームです。
また、ファイター以外は初期資金でどのスキルを買うかも考えなければいけません。ファイターは能力が全体的に高い代わりにスキルを使用できないので、プレイを始めてすぐに考えなければならないことが減ります。そのため、ほかのことに専念する余裕があるので初めてのプレイにおすすめのPCです。