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麻木ななみ 2024/08/12 09:42

お疲れ様でした。

 久しぶりにci-en更新、こんな記事の題から入ると

「 は? 急になんぞや 」

「 え、ゲーム制作とか終わった? 」

 みたいな考えが飛ばされそうですが、気が触れたわけでも、制作完了とかそういうわけもなく、

 ナナシクリエイティブさんの『 GC談 C104 』というゲーム制作サークルのトーク企画に参加させて頂いたので、その意気をタイトルに持ってきただけです。


 ゲームはバリバリにまだまだ制作中です、残念ながら……。


 去年も参加はさせて頂いた企画なのですが、トーク苦手なので代わり映えしません。


 でも楽しかったです。参加者さんたちで、架空のノベルゲーム考えて作るかって企画なんかもあって完全にクリエイターノリなんですが、これが本当に楽しかったかも。創ることに回ったときが、イチバン自分の素が出て来ていた。


 まあ、こういうのはワイワイ考えてるときがイチバン面白いモノなので、もしも現実でいざ創ったり形にしようってなると、途端に関わってくれる人は減るしめんどくさがっては意気が下がるし徐々に停滞する。挙句にポシャるのが世のお約束でしょう。……ウチは頑張ります……多分。


 それでも今回のトーク企画で創った内容は、お……おぉ……かなり……好いんじゃね……?ってなってました。

 恐らくネタ?的な場だったろうに、つい真面目に提案を持ち寄りすぎたというか、奇蹟でも起こればアニプレックスエグゼさんあたりに作って貰えそうじゃないか、なんて全年齢ノベルゲームの仕上がり。2時間ほどでほとんどは形になったのだから、凄い気がします熱量が。



(これ画像を個人で持ち出して掲載して良かったんだろうか……マズければ消えます)

 掲載イラストは のりぬこさん


 私が「短編を複数持ち寄って群像劇モノを!」なんて言い出したものを拾って貰えてから、ここまで膨らませて貰えたから、やはり3人集まれば文殊のナンチャラというか、お釈迦様が集まってえらいこっちゃというますか。


「 とにかく癖(ヘキ)を入れよう癖(ヘキ)を! 」

ってノリから生まれたとは思えない。


 でも【現代】はかなり口出させて貰ったと思います。もともと同性恋愛ネタっていう案もなのですけれど。


「 エモさ感じるようにしてぇ…… 」

「 ガラケー使ってて欲しいので時代設定は2005年くらいでぇ…… 」

「 二人は文芸部でぇ……先輩後輩二人だけの廃部寸前の空間でぇ……! 」

「 片方は携帯小説書いててぇ……! 片方が読者としてファンでぇ! 」

「 結末を迷っててぇ!! ファンである先輩の理想とは逆の結末書いちゃうゥ!! 」

「 後輩ちゃんは髪型ボブカットがいいザマスゥ゛! 暗めな髪色ォ゛!! 」

『 目はどんなのが良いですかー? ツリ眼、タレ眼、マル眼…… 』

「 マル眼ぇ!!!!! 」


 こんなに陰キャねっとりから発狂はフィクションですが、大体こんな感じだったと思う。デザイン描いて下さった のりぬこさん、ありがとうございます……。


【現代】シナリオ、なんだったらもっと詰めて形にしてやりたいくらいですよ。なんだったら私が書きたいわ! 書けんけど! もうやだこの話ホント癖で好きだな!! 誰か書ききってくれよ!!!


 こんな流れで出すネタでもなのですけど、元々サークルで創っている「 繭イのカランコエ 」のシナリオを私が書くことになったのも、当時身内向けに書いてた小説モドキというか小話があったから流れから指名を貰った、という経緯なのですがコレも中身は女の子同性恋愛モノなんですよね。


 私が考える、書くような物語は多分、ほぼ女の子同士の恋愛観が絡む……。描いてる絵とかから察してる人も居そうですけれど……。

 実は「 繭イのカランコエ 」にも近親×同性愛感情と、タブーにタブーな要素は絡んだりもする……これ、いま言っちゃって良かったかは解らないぞ。まあゲーム本編でその側面が観れるかはともかくなので、この記事読んでくれてる方への与太話という範疇で。


 ここまで書いてて締め方も何もありませんが、次の記事更新はちゃんと「 繭イのカランコエ 」ネタで書きたいなと思います。書きたい内容は決まってはいるので。


 ……誰がこのci-enを、私の記事を愉しんだり読んでくれているのかは、全く解らないですが……。

麻木ななみ 2024/05/10 18:03

同人ゲームの体験版についてアレコレ

 サークル制作のノベルゲーム

『 繭イのカランコエ 』体験版

が公開されました。というか、遂にしました。

 ダウンロードはBOOTHにて☆(隙あらば)


 この記事を読んでくれている人がプレイ済みなのかは解らず、そもそも今でこそ「 あ、そんなのやってたんだ 」「 だからって、こんなとこで何を書くの? 」なんて、思う方たちでも溢れそうな頃合いなのですが、せっかくなので……みたいなマインドで、ホントは公開される前から、これを書いています。



 初めましての人は、はじめまして。

 おそらくこの記事は初見で読んで頂いても、ワケが解らないと思います。

 書いてる私も判りません……何も有益なことは無く、身内話と内情が説明無くただただ続く記事となってしまうので、ブラウザバックを推奨します。



 ではでは……。

『 繭イのカランコエ 』はもともと「 こんなの作るよ / 作りたいよ 」って感じのα版が存在しており、

 2022年のコミックマーケット冬にて〝α版がプレイできるダウンロードカード〟たるものの頒布もあり、そこで初めて触れてくれた人もいるんじゃないかなー?と思います。

 そこから沈黙を続け、長い時間かかり、今回ちゃんと「 体験版 」としてですが魅せられる出来のリリース運びとなりました。


 なにせ、α版は立ち絵にも色が付いて無い!

 背景やCGはラフ画だらけ!!

 シナリオテキストは無茶苦茶で文法の間違い、誤字脱字の嵐!!!

 システムや演出は何もかもが歪で足りてもいないっ!!!!


 そんな、どこへ見せても恥ずかしいものでした。

 ……シナリオ関係だけは、いまだあんまし治ってないかも。書かせて貰ってる私が国語レベル1のままなので……。

 エゴサたまにしたり、制作を見守って下さっているユーザーさんを監視……観させて頂いたりしていると、まだそんなα版を持ってるよーなんて情報も流れてくるので、正直これはキツイ。

 今すぐゴミ箱へとダンクシュートさせてください。お願いします。


 だから今回はちゃんと見せられるものを発信し、上書きしてやろう~!って気で「 体験版 」を出させて貰いました。


 諸事情によりゲーム序盤に関して、仕様の変更が起きてしまったり、素材の完成を後回しにせざるを得ない環境だったりで、今回まで漕ぎつけるのも大変な時間を頂きました。

 でもイイ感じに『 繭イのカランコエ 』を体験して貰える、触れて貰えるモノになったんじゃないか!? と、自分に対しての手応えも感じている。

 これも付き合ってくれているスタッフさんたちのおかげです。

 私からふわふわなワガママがとんでくるのは、申し訳ないばっかり……とことんプロデューサーやディレクターなど向いて無いな、コイツと。

 自らを俯瞰しています。




 ここまで、そしてここからは、さらに身内話や裏話の公開しかありません。ホントにブログ気分。

 そういう場としてコレを書いてるのもありますが、まだまだ続くよどうでもな話が長くどこまでも。

 聞いたこと(見たこと)ある話も交じってきますかも。

 相当な興味が湧かない限りは、そろそろブラウザバックをオススメします。

 今回は画像素材も特に用意出来ず、ただ文字が簡素に並んでしまい、だいぶツマラナイですので―――




 さて、じつは制作にあたって、内部でもスタッフさんへ発注などやり取りしてても、素材がゲームとして組み込まれプレイをして貰う、貰えることはなかなかありません。

 大きい理由としては、監督とシナリオとスクリプトをさせて頂いてる私が、個人で連絡を取り持ちながら、日々黙々と作り、大きく、細かく調整を繰り返しているせいです。


 なので私から
「 現状こんなになってます 」
 と制作してるデータを見せない限り、スタッフさんたちにも未知数なゲームとなっているのが『 繭イのカランコエ 』という作品だったり。


 なんて最悪な現場なんでしょうね。なんでこんなヤツ(私)が制作を指揮しているんだ。

 シナリオやキャラクター設定なんて、口頭でスタッフ2人ほどに話しているだけで、

 この企画、作品にはみんなに共有できる企画書も無ければシナリオプロットも存在しない。(一度物語序盤の流れみたいなのを説明する機会はありました)

 どう進んでいくのか、なんの素材があって、足りていないか、周りは訊かなければ何も解らない。

 なんて最悪(以下


 だから今回、かなり久しぶりにスタッフさんへも
「 これが体験版で出す予定の仕様です。こんな感じの出来です 」
 って提出をしました。


 体験版を出すにもあたり、悩む要素があったので意見なども欲しかったんです。

 ズバリ、それは『 収録するシナリオ範囲 』という、いわば尺の話でした。


 α版のときは大体、長引けども40~50分程度のプレイができる範囲でありました。

 速ければ30分とかで読めて、プレイは終わるのではないでしょうか。この時代の、通常の美少女ゲームと違い、ボイスが無いですからね。(欲しいけれど……)

 そして今回の体験版は、そのα版の範囲に+アルファしたものを予定していて(体験版でα版リメイクみたいなつもりであった)、全体尺として90分程度のプレイが出来る範囲で収録するつもりでした。


 ただ、もしかすればこれでもなんとなく尺が短いか……?

 いや、尺よりお尻の切り方が悪い気がするな……。

――という悩みを持ち始め、20~30分シナリオを収録に追加するかどうか考えていたのです。


 そして〝事〟は起こった―――


「 んーこれではいけません……いけませんよ…… 」


 そう呟き始めたのはスタッフG……こと、ぎゃばんさん。

 普段から頻繁なシナリオチェック・テストプレイを行ってくださる、プレイヤーとしても意見に立って貰い易い、彼は云う……。


「 この収録範囲では、下手……! 下手だなぁ……ななみさん。体験版としては……ここ……っ! ここまでを入れてこそ……『 マユカラ体験版 』……! 」


 と、ハンチョウさながらで力説する ぎゃばんに
「 ほ、本気ですか……!? 」
 と震える私、麻木の姿。


 色々盛りすぎましたが、そんな意見と説得により急遽、体験版の収録尺は私の想定とは変更になりました。


 結論から言ってしまうと、倍(以上)になった。

 収録シナリオ範囲、初期想定の倍。体験版は、3時間近くのプレイ時間が目安となります。


 ……同人ノベルゲームの? 体験版で? 3時間……!?

 この作品ってボイスも付いてないんだけど!?


 少なくとも私はこの現代でそんなものを聞いたことはないので、まさしく「 正気で? 」とも言いたくなるのですが、こうなってしまいました。


 前述でもありますが、シナリオをプレイチェックして下さるぎゃばんさん、えらく気に入って下さったシナリオパートがあり(有り難いことに)、そこをどうしても入れられませんか?、と推されました。なんだったら、

「 みんな好きになってくれるはずだから、途中経過のシナリオ省いてでも、そのパートだけは収録すべき! 」

 とすら言われたのですが、さすがにそのパートだけで、成立するシナリオの構成をしてはいません。


 しばらく思いあぐねた末、

「 うーんそこまで全部収録しちゃれ!! ぎゃばんさんを信じます!!! 」

 って勢いもあって決まりましたね。


 そんなわけで、物書き素人の私が書いた駄テキストを、ただただ、ただただ3時間近くも読まされる苦行のような体験版を、宜しくお願いします。

 これを書いてる今から反応なんかが怖いです、マジで。

 イラストレーターの創るノベルゲームだけあって、イラスト関連は良いのですがそれ以外のことになると、だいぶヤバい。きっとヤバい。

 プレイしてくれる方には、生暖かい目で見て貰えたらと思ってます。それか脱落、放置のオチ……。


 お試しとしての体験版だったはずなのに、これはお試しと言えるほど付き合って貰える量なのかなぁ……。



 一応、スタッフさんや知人(のちサークル加入した絵描きさん)たちと、体験版のテストプレイをみんなでやりました。

 10人以上が集まって共有プレイでチェックする状況は、かなり心臓に悪かったですが……。

 ここまでのようにネガティブ全開な私に反し、ゲームとしての出来にスタッフさんや初見で観てくれた知人絵描きさんたちの反応は思いのほか好く、「 なんてあったけぇんだ…… 」ってしみじみしました。もっとボコボコ殴られると覚悟はしていたので。(本当はみなさん殴りたかったのかもしれませんが)


 まだ体験版を触れられてない方がここから先を読んでいると、少しネタバラシにはなってしまうのですけれど、まだ本編に出てこない登場人物が何人か居ます。

 なので判断もつかないものとは思いつつ、作品内で誰を好きになったり、気になって貰えるかが、実はちょっと気になっています。


 当たり前ですが登場人物全員にそれぞれ思うこと、考えていること、経験していること、していくことが存在してます。

 一見ぽっと出ぽいサブみたいな人物たちにもバックボーンがちゃんとあるわけで、麻木としては体験版を触れてくれた、触れてくれる方々、そのさきも『 繭イのカランコエ 』の世界を気にして触れてくださる方々に、この人物たちが今、何を想いながら行動や発言をしているのか?

 そういったものを少しでも気にして貰いながら世界観などに触れてくれると、お話を書かせて頂いてる立場としてはとても幸せであります。


 自分で言っちゃうのもナンセンスの極みですけれど、人物たちや起こる事象に「そういうことか!」と後々で納得して貰えるよう、運びへのためかなり緻密に、丁寧に糸を張り巡らし、繋いでいるつもりです。


 それを少しでも感じ取れるヒントのようなものを、随所に要素として出来る限り練り込んでます。

 あまりにもわざとらしいモノも入ってたりするので、どこをどう正しく受け取って貰えるかとかは作り手、書き手の楽しみかもしれません。


 素人ながらに序盤からの材料でも考察なんかがかなりして貰えるんじゃないか……なんて、あまり言いすぎるとまたハードル上がるな……やめとこ。

 所詮は素人のやること、素人の浅知恵……

 そんな体験版は体験版、きっと何も解らない。


 ただ唯一、大きく言えることは

「 テキストに出ない動作を表現できるがゆえの、ビジュアルノベル 」

 これを意識はかなりして、演出を書いています。

ナゼこの人物はこのときに、こんな反応、こんな顔をしたの……?

 をプレイヤーが考えさせられる作風が、私自身が好きです、はい。




 そんなわけで何かに耐えきれなくか、長々とここまで書いてしまいました。


 怖い怖いと思っていながらも、プレイを、作品に触れて貰えることを嬉しく、ドキドキしています。

 きっとお話や文章面に関しては決して褒めては貰えないだろう……と感じながら、1の賛が視れるといいなぁ、なんて。

 Xでタイトルと一緒にだったり、#繭イのカランコエ だとか #マユカラ だとか、ハッシュタグなど付けて感想頂けると、エゴサして見に行け易いので正直私は数少ない賛を書いてネットの海へ放ってくれると嬉しい……。


 あとこれは勿論なことなのですけど、やはり絵描きさんが集まり制作しているため、立ち絵やCG、彩色なんかを褒めて貰えるとクリエイターさんたちにも顔合わせることができるので嬉しいです。

 グラフィック面でも私が口を出し過ぎたりしているせいで、付き合って頂けているのに誰にも言って貰えないなんて報われ無さ過ぎるので……。

 みんな頑張ってくれている結晶たる作品『 繭イのカランコエ 』を宜しくお願いします。


 ……まだ体験版であり、製品版制作はここからも続くのですけど。


―――体験版は出来たし、公開もされた。

 さあ、そろそろ本気で創りはじめなくちゃ―――

麻木ななみ 2024/03/22 17:21

同人ゲーム制作についてアレコレ⑥

おそらくは、このタイトルから記事へとジャンプして来てくださる人へは、もう説明も省いて良い頃だとは思うのですが―――タイトル通りで久しぶりの更新でございます。

とは言っても今まで「 いま何書くよ? 」ではあったので、ずっと更新ネタも無いしな~で放ったままだったのですが……

この更新をしてる(する)日に、


https://twitter.com/gabanborjarnon/status/1770884284548624791


制作スタッフのぎゃばんさんからなんとファンアートが投下されてきた!(制作中枢なのに〝ファン〟アートとは……?)

ので、「 紹介がてら久しぶりに記事更新すっか~!! 」のテンションで書いています。

何事も唐突。

しかし、開発中といえど発信できるものも少なく……考えた結果、現段階の開発報告と、最初期に「 こんなの創ります 」とリリースしたα版との比較を持ち出した発信をしたいと思います。また長くなりますきっと。




●開発面の報告から

前々から書いてはいたことなのですが、制作してる『繭イのカランコエ』は、やりたいこと全部やろうとすると四部作の構成になってしまいます。

プレイ時間にすると一作あたり4~5時間の×4で、全体なら20時間くらいを考えているので、ノベルゲームとしては普通規模な気がするのですけど、今作っているのがまさに第一部。まだ第一部。この先制作し切れるのか……!?

ぶっちゃけそれは第一部が完成したときのスタッフさんたちや触れてくれたユーザーさん方の反応、手応え、モチベーションに左右されちゃいそうです。

私ひとりは続いて制作のやる気はあっても、やはり私が携わって欲しい/頼りたいスタッフさんたち、楽しんでくれたりスタッフさんたちを応援してくれるユーザーさんが居てくださった方が、それはもう段違いのほにゃららではありますので……ははは。それでも私はこの作品を作ってはいると思います(何年かかるんだろう)

第一部は無償頒布するので是非……是非ね、紹介として宜しくお願いしたいなと……!

―――構想の話を前提にしつつ休題。


現在、シナリオは9割を書き終わり、ゲームとして組み立てながら推敲など重ねて調整と残りを書いていこう、といった具合。

『 絵描きだから 』を言い訳に使うべきでは無いのですけれど、やはり初めてお話を文章として書いているので、未熟な部分や粗だらけで、自分でテストとして眼を通していると恥ずかしくなります。

その恥ずかしさを薄めるためにも、もっと良い感じに書こうと推敲を重ねてしまう。


残りはグラフィック(CG)面の調整や追加、色々イラスト関係が開発として大きいです。

あと、シナリオを書かせて頂いてる私が演出(スクリプト)も担当させて頂いてるのですが、仕上げて頂いたCGなどから着想して文章や演出を追加しちゃうことがかなり多々あるので、時間かけちゃったりしてます。申し訳無さで一杯じゃ……。

でもやっぱり、現代のノベルゲームの花形はCGなどイラストにあると思うので、ここは頑張りたいところです。絵描きのサークルで創ってるものですしね……!

プロデュース/ディレクションの身からしても、相当に展開のネタバレとかにならない限りは匂わせ含め、仕上げて頂いたイラストなどは全部クリエイターさんの名義も併せて発信していきたいと思ってます。

携わって頂いたクリエイターさんたちを沢山見て頂き、認知して貰いたい気持ちがありますね。



先日「 そろそろ体験版でも出そうか 」というお話が挙がったりしたのですが、じつは現在、過去リリースしたα版収録範囲の方が仕様の変更や調整の真っ最中で、α版以降の開発状況より完成度合がまだまだだったりします。

普通は逆に出来ておくべき場所だろ!ってなるのですけど、都合により進行のカロリーが重く……。まあ、体験版として出すには全体尺が長いわけでもないので、色々どうしようかともいうお話なのですが。それこそ出すならα版範囲なのですけど。






開発していると前々のデータは上書いていくので普通残らないのですが、α版のデータは何故かずっと残っていて、こうやって忘れそうな頃に自分でプレイしてみました。

でてくる気持ちは、これ恥ずかしいなぁ……っ!ってものばっかり。これを頒布したのか、と……今すぐ未完成でも現在の仕様のものに差し替えて上書きしたい。

でもDLしてくれて残したままとかだったりする人もいるのだろうな~と考えると、恥ずかしさも消えはしないですね……。


そしてよりによって?今日はこれをネタにしようと持ち出してきました。

体験版としては出せないけれど、現行版の開発進捗との比較などを、メモを交えて掲載していこうかなと。

α版をプレイされてない方には軽度なバレにもなるのですが、そもそもこの記事を読みに来てくれる方は、作品やクリエイターさん追ってくれてる人だけだろうなって考えたので、まあいいか……なんて開き直りで開始します。(スクリーンショットは上がα版、下が現行開発版)



●01 



ゲーム開始のところ。

まずフォントが違うのが眼に視えて判ります。α版は何も弄らなかったので、プログラム担当のUUYさんが下さった初期データのメイリオフォントままです。

メイリオといえば同人版『月姫』なんかが思い浮かんで、これぞ古き同人ノベルって感じで好きなんですが、流石に作風に合わなそうなので変更してます。地味に下のコンフィグツールバーも少しだけ変わってたり。

クリック待ちマークも、作風に合わせて蝶々のアニメーションを作って搭載してます。動きが蝶々に見えるかは疑問があります……誰もそんなに気にはしないかとも思うのですが、頑張って作りました。



●02



主人公〝犬無 守琉〟くんのCGです。α版だとラフ画で、ご本人への配慮もあってボカシかけてます。CG担当は今回冒頭でもご紹介させていただいた、ぎゃばんさんによるもの。

裏話ですが、元々このシーンはイベントCGを作る予定は無く、仮組データをプレイしてくれたぎゃばんさんが「 ここにCGを入れましょう! ボク描きますよ! 」と提案から急遽作られたものです。

めちゃくちゃ良い雰囲気で仕上げて下さったので気に入ってます。しかも、これが本編最初のイベントCGなので印象に残ります。きっと、最初のCGが主人公のゲームは名作に……と宣っておきましょう。主人公の立ち絵も原画を担当してくれた、ぎゃばんさんの思い入れも嬉しいものです。



●03



回想、その語り部分。

文章が少し違うのは置いておき、全体表示するVN(ビジュアルノベル)モードのメッセージボックスを仕様変えてます。デザインにうっすら映るのはタイトル通り〝カランコエ〟の花です。

下部表示のADV(アドベンチャー)モードもなのですが、地味にこういったところのデザインをちくちく変えてます。



●04



アップになったり、演出を変えてます。少しドラマチックに、なんて。



●05



双子登場シーン。

左が姉・海潮 ( 原画担当 夏紀ゆうさん )

右が妹・海乃 ( 原画担当 Унитазさん )

α版で未完成だった彩色は麩幸地さんに担当して頂きました。

背景は未だに調整中ですので、現在でも色ラフから差し代わってません。大変なので時間がかかってます……作業担当さんに負担をかけて申し訳ないポイント。




オマケ話。ウチの制作品はボイス無しの仕様なうえ、登場人物たちの名前が一致し辛いなど弊害があるので、現行版では画面のように複数人の会話では暗くフェードをかけたりして、誰が発言しているかしていないかを解るようにしてます。状況管理しながらをスクリプト書くのが地味に大変。



●06



旅館前。背景が完成しました。ホントに、つい先日の完成です。

原画担当は蓬莱悠さんで、彩色は私麻木が担当させて頂きました。

見映えや演出などの都合上、α版のラフデザインとは画角など変えて頂いてます。かなり急遽な変更だったのでめちゃくちゃ大変だったと思う……マジですみませんの気持ちです。



●07



ヒロインであり、三姉妹の次女〝砂羽村 千代〟ちゃんの初登場。

α版では立ち絵でしたが、イベントCGを追加してます。これはα版では間に合わなかったので……な都合。じつは現行版もCGは少し未完成。

立ち絵は原画担当を よしなさん

彩色は りりーさんに担当して頂いてます。




立ち絵でも当時できる限り表現を頑張ってたのですが、CGになったことで演出しやすくなった。スクリプトも楽()



●08



文章がそもそもα版とは違うのですが、さておきな話。

主人公の守琉くんにも立ち絵が存在するだけに、度々こうやってシーンに出て来て映したい気持ちがあります。演出、表現幅が拡がるうえ、私は主人公が画面に映ってくるのが好きなので。

守琉くんの立ち絵は ぎゃばんさんに担当して頂いてます。

これは私がご本人に頼み込んだところからお付き合いして貰ってます。この男の子を描いて貰うなら、どうしても ぎゃばんさんに、と思っていたので。

彩色は双子姉妹と同じく、麩幸地さんにご担当して頂いてます。



●09



いやー、可愛い……ほんと可愛い。

私自身がこういう感じな子を好きなのもありますが、ぜひ作品の顔として認知されて欲しいです。



https://twitter.com/rily_f/status/1733768227329827205



スタッフの りりーさんの認知はこんな感じ。うん、可愛い!!!

これはヒロインです。




勢いや臨場感を増したくて、背景もメッセージもアップしたり引いたり。



●10



あまり関係ないのですが、執筆者として守琉くんのこの一文が気に入ってます。(前後や仕様はα版とかなり変わってます)


表記はしていないのですけど、この章の題が『 冬の向日葵 』だったり。




以上、α版の軌跡を追いながら、でした。


ここまで読む人居るのかな……?といった具合ですが、記事が書けて麻木は結構満足です。



最後にオマケ?として、ぎゃばんさんが描いてくださった縁で砂羽村三姉妹をご紹介して締めさせて頂きます。



●砂羽村 千代ちゃん

上で散々出た三姉妹の次女。イメージは猫、向日葵、雪。

溌溂な感じで、町の外から来た守琉くんに懐いては近寄ってきます。

色々悩んじゃうお年頃。お姉ちゃんが大好き、妹はかなり溺愛する子。



●砂羽村 才花さん


原画: りりーさん
彩色: 夏紀ゆうさん

三姉妹の長女。イメージは鳥、水仙、曇り。

落ち着いた感じで、旅館の女将をしてます。苦労人。

妹たちのために、を理念に考えて動く。とくに千代ちゃんのことが大好きすぎる。



●砂羽村 樹里ちゃん


絵コンテ: 麻木ななみ

三姉妹の末女。イメージはリス、桜、晴れ。

元気な感じで、人の善性を信じる純真さ。ちょっとお転婆。

姉たちのことが大好きで堪らない。姉たちの役に立ちたいとずっと考えてる。




特徴…美少女三姉妹

麻木ななみ 2023/12/30 00:33

GC談、お疲れさまでした

急になんぞやという記事ですが、前記事で紹介、先日(日付にして、これを書いてる昨日か一昨日)

ナナシクリエイティブ様の開催による
『Game Circles Talk』
へ所属サークルからお邪魔させて頂きました。


インディーズゲーム制作者が集まられる会として、色んな作品やお話が聴けて面白かったです。


私は正直、緊張もしてたので自分が話す番になっても

「 どうしようこれ。どうすんだこれ!? 」

とテンパってたので、もはや何を喋ってたのか記憶が定かでは無いのですが……。

制作総指揮とかいう変な肩書きなんですけど、やっぱりいちイラストレーターでしかないので表舞台へ出て喋るとかは、かなーりヤバかった。

会社に勤めてたときとかならともかく、5年もニートみたいなことしてるわけなので……もう忘れたな、ああいうの……。

今回は、そんな感想や反省を綴った記事です。


と言っても、書くことにこれといった意味を見つけられるものでなく、いつも通りの長い長い独りごとが続きますが。




まず思ったことが、

「 スペース聴きに来てくれてる人、多くない!? 」

ってとこでした。各サークルの関係者さんや、そのファンやユーザーさんたちがいらっしゃっていたのでしょうけれど、80~100人以上が参加してるスペースなんて初めて入りました。

これだけの人がリアルタイムにインディーズ、同人ゲームに関わったり楽しんでいるんだと思うと、この界隈はまだまだ盛り上がっているんだなぁ~なんて、勝手に感じたり。



各サークルのご紹介が済んだところでディスコードのサーバーへ移り、フリートーク (意見会?) に移行したのですが、これがなかなか普段「 ゲーム創り 」という面を識ることが出来ない側として面白く、感心も多かったです。


自分の本業がイラストレーターでしか無いので、企画やシナリオなどから携わってる人たちの意識や意見、経験などを聞けるのは貴重で……。終わったあとは、ほんとはもっと聴きたかったなんて思うばかり。


あと、企画、シナリオやってる人たちは喋りが上手い。なんだあれは、と。みんな頭良さそうだな……いや良いんだろうな。

国語成績1の絵を描いてた私みたいな人間がシナリオ書く側に回ったなんて、出る幕なくて普通鼻で笑っちゃいますよ自分で嗤います。

それでもまさかに話題としてお話を振って頂けたりして、ありがたかった……(お話を聴きながら絵を描いてたのでビックリしてた)


そのときの話した話題をもう一度、裏話として掘り下げながら、ココで書き残しておきます。本来その場で話せよって感じですが、ご察しです。あと聴いていなかった人向け?




うちのゲーム創りはもともと切っ掛けが「 美少女ゲームプレイヤーの絵描き 」で結成されてるサークルから出来たものでした。

当時の代表が「 メンバー交流企画 」として出していたりして、そのひとつ。

それが『 サークルからエイプリルフールネタを出すために、架空の美少女ゲームの体験版とホームページを創る 』という企画だったのです。

前述した通り、絵描きのサークルなので全員が絵描きなのですが、プログラムが本職だったりホームページ作れたりする方たちがいたので、これはできるなと企画が進みました。

私は当時サークル内で身内ネタの小説もどきを書いてたので(?)、代表の指名からシナリオの担当になります。

架空とはいえ、どういう作品を創るかは企画した代表が『 こういう要素でやりたい 』を考えていたので、タイマン会議。

出されたのが

「 大正時代が舞台 」
「 屋敷もので閉鎖空間 」
「 ドロドロしてて暗くて人も死ぬ 」

でミステリー調がいいのだとか。

当時の私はミステリーなんて全然知らないので (今も全然知らないのですけど)「 イラストレーターがそんなシナリオ書くなんて無茶が過ぎる~ 」と想いながら、色々考えてシナリオ案を出していく……とりあえず目標が5~10分の体験版と登場人物の設定作りだったので、最初はなんとなくでいいかのつもりだったのですが、「 その物語のルート構成とか最後までも構想考えて 」という指定を受け「 5分しかないゲームのためにそこまでするのかぁ 」なんて思いながら、その日凄く考えた。

あとあと、その物語と設定を記載して、サークルからオリジナルのエイプリルフールネタ設定集として出したかったのだとか (後述が理由でこの話は消えます)

「 こんな感じはどうですか 」って案をいっぱいだして、採用や却下を繰り返して頑張ってお話考えたのを、今でも思い出す……のは置いといて、煮詰めた物語と登場人物が決まった。


そのときはやってやったぜ徹夜テンションもあり、一部メンバーさんに『 こんなストーリー作りました 』なんてペラペラ話していたところ「 こんなに考えてるのに最後まで作ってあげられないのは勿体ないですね 」とか言って貰えていたのが嬉しくはありましたが、このあと、ああなるとは……というフラグ。

余談ですが、そのときお話聴いてくださったメンバーさんは物語のラストをめちゃくちゃ気に入ってくださって、大絶賛してくれた。今でも制作の心を保つ支えであり、シナリオ相談役になってくれています。



さあ準備はできたし、これをカタチにしていこうエイプリルフールのために……となったところで問題が起きます。

代表さんがゲーム制作(エイプリルフールネタ)を発信でお漏らししてしまいます。さらにX(当時はTwitter)の専用アカウントまで作って「 ゲーム制作しています 」と宣伝してしまうのです。

「 あれ!? これエイプリルフールのためじゃ無かった!!? 」というメンバーたちの困惑。

色んな絵描きさんが居るのもあって、ありがたい各々のユーザーさんが沢山見てくれていたのですが、ここから始まる疑念。


「 今ここまで話大きくなっちゃったら、当日に『嘘でしたゲーム出ません』って言えなくない……? 」


フラグを回収開始。ここから本気のノベルゲーム作りが始まってしまいます。確かに物語の大筋とある程度の素材は決まってる……やってやるしかという思いで―――




経緯の濃度を25%くらいまで希釈したお話でした。むしろ跳んでる部分多し。最後も駆け足ですね。

ここまで読めだ / 聞けた方は察しているかもしれませんが、このサークルの制作経緯は明るく、前向きなものだけでは無いのです。

『Game Circles Talk』でお話を聞いていて、制作者さんそれぞれ真剣にやり遂げてやるぜ!な意志のなか、見切り発車と行き当たりばったりがすぎる弊制作現場で、とても色々と申し訳無くなる意識でした……。

いや、けしてウチが不真面目というわけでは無いので、制作に参加してるスタッフさん、楽しみにしてくださってるユーザーさん、他サークルでの製作者さんたち、各方面に失礼な言い方だったんですけど、それほど周りが眩し過ぎるように見えてしまう。


少なくともちゃんとした企画書というものも存在しなければ、シナリオのプロットも存在しない当サークルの企画と作品。その時点で体制も意識も、歪で欠けている気がする……。

これが同人ゲーム制作の本場か~と、いい経験とお話でした。


こんなに好き勝手書いてますが、今は少なくとも麻木ななみは「 本気で今のゲームを創ろう 」となっています。経緯はどうあれ、産まれたものはちゃんと作ってあげたい気持ちが強いです。最初は遊び感覚だったりするかもですけど、遊びこそ真面目にやりたい性分でもある……なにより、美少女ゲームの制作に携わるのが夢だったのもあり、なんなら作る機会があるなら願ったり叶ったり。


他もトークを聴いていて混ざりて~って話題は沢山あったのですが、私が消極的すぎるので入り込む勇気が無かった。以下抜粋



●サークルの代表がトんだお話

やっぱり同人ゲーム界隈あるあるなんだな~って話題。

表向きは黙っていてこのシエンでしか書いてませんが、当サークルも企画された代表さんは既に制作メンバーから離脱されました。

制作規模が当初の想定から膨らまざるを得なくなったんですけど、代表として制作を進行しきれなくなったというのが主な理由です。今はサークル代表者さんも変わり、私もディレクション・シナリオから制作の総指揮という肩書きになってる次第。

……単純に抜けるだけなら良かったのですが、普段から他制作メンバーさんへの人格や対応への悪態が裏垢であったり、抜けたあとに個人の配信で被害者的虚言をかましてしまいメンバーさんたちの加害者的な風評被害バラまいたりだったので、後の対応が大変だったり……うーん思うことはあるけど、ある程度決着はしているので愚痴は程々に……。



●R18というジャンルでやる意味

全年齢とR18、表現を分ける、創る理由など、その他いろいろ話題。

弊サークルの作品もR18となるのですが、それは舞台、物語の設定上を理由に避けられない。娼館とか娼婦とか出て来るしな……グロテスクな意味もありますが。そもそも私が、エロティックやグロテスクという18禁の表現からは離れたくないという気持ちもあり、いまに納まってます。

「 商業的に出来ない表現ができるから同人でやる、やれる 」なんてお話も出ていたのですが、うちの『 繭イのカランコエ 』(以降 マユカラ)は今の時代で商業作品じゃあまり見かけないだろうし、まず見向きもされないでしょうから、同人でやれてユーザーさんからも見て貰えるのは有り難いですね。

変な釈明なのですが、別に私個人はR18Gが特別に趣味とかいうわけでは無いです。ホラーは大好きなのですけど……。



●制作ノベルゲームのプレイ、クリア時間

ノベルゲームを作って頒布していると、「 このゲームはどれくらいでクリアできるか 」を訊ねられることが多いらしく、へ~と思いました。

今は読むこと、プレイすることに長い時間がかかることは善しとして貰えないんじゃないか?という話題。

制作者さんの中には100万字のシナリオ書かれた方とかもいらっしゃって、制作もだけど一気に触るコトになるとプレイにどれだけの時間がかかるんだ……と。

うちのマユカラは制作途中ですが、できあがった部分としてシナリオは10万字ちょっと、ゲームとしてのプレイ時間は4時間程度です。

10万字というのが想像し辛い場合、大体薄めなライトノベル一冊くらいの文量と思って下さい。多分もう暫くはシナリオの執筆が続くので、もう少しだけ文量もプレイ時間も伸びると思いますが……。

しかもルートごとの分割作品予定なので、ホントはこれで終わりじゃない……でもとりあえず制作中であるこの章を丸ごと体験版として頒布したいので、小まめな目標まで頑張っていきます。


というかこの記事書いてる暇あるなら、ゲーム作れって感じなのですが、はい……頑張ります。





そういえば解かってはいたことなのですが、やはりシナリオ書く方が代表を努めたりや企画を立てたり、進行を管理したりと役職を兼任されることが多いのですね、この界隈は。

一番いろんなセクションとやりとりする立場でしょうから、当然といえば当然ですね。

今回の企画であるナナシクリエイティブ様のところからして

・副代表
・プロデュース
・ディレクション
・シナリオ
・広報

とか、他にもされていた気がしますけどめちゃくちゃに肩書きがあったような……。

メインシナリオ担当の方に「 自分の功績ばっか増やしやがってよぉ~ 」とか言われてる遣り取りがなんだかツボってしまった。

私も肩書き分割表記して功績増やしてみようかな……。

・プロデュース
・ディレクション
・シナリオ
・スクリプト
・演出(素材作成)
・キャラクターデザイン
・原画(立ち絵、CG)
・CG彩色
・背景グラフィック
・広報

みたいな……



……いや。

こんなに細かく書いてたところでスタッフさんが上げてくれる素材一つで私のやっていることなんてかき消えますけれど。

常々言ってる通りに、現時点でのの制作現場は私のワガママの産物であり、スタッフさんたちにお付き合いして貰っているので、自分の苦労なんて当たり前に受けるもの。功績とも大変とも思いません。


関わってくれているスタッフさんや、制作中なのに見守って下さるユーザーさん、こんなしょうもない記事のこんなところまで読んでくれているフォロワーさんか見知らぬ方、感謝しかありませんね。



毎度に雑なのですが、こんなお礼の言葉で今回も締めさせて頂きます。

今の制作も結構な佳境かも……! 頑張ります……!!!


いつもは画像挟んで緩和しているのですが、今回は本当に文字だらけで申し訳ない限り……今回のトークイベントの最中、裏でこそこそ描いてたラクガキで濁しを赦してください。


(制作中のマユカラから、砂羽村 千代ちゃん)

麻木ななみ 2023/11/28 03:14

同人ゲーム制作についてアレコレ⑤(宣伝回)

相変わらずも誰もが徳をしない記事。というか独りごと。

それでも出宣伝。

ナナシクリエイティブ開催

https://twitter.com/NanasiCreative7/status/1724628853510021146

に参加サークル≪しこしこソフト≫がお誘い頂いて、ワタクシが代表に参加させて頂くこととなりました。

12/28(木) 22時~となるそうです。宜しくお願いします。

詳しくはコチラ?





……マジすかぁ。

同人ゲーム界の交流へ踏み出させて頂けること、有り難く想いながら

「 うちの制作サークルが? 界隈の集まりに?そんな場で何を話せるんだ……? 」

が正直なお気持ちなのですが、それはそうと他の方のお話聴けることは楽しみです。


毎度ぶっちゃけ、あまり良いお話やネタは、当方持ち合わせていないのですよね。

こんなとこでそんなハナシすなーーーー!って感じですけど、いつ体制が崩壊してもおかしく無いというか……。

私のカラ回り気味な熱意と、スタッフさんたちの善意と協力で成り立ってる綱渡り。


今中枢に携わってくださってるスタッフさんたちがいなければ、制作、作品が成り立ってません。ありがたや……凄い人たちなこともあって感謝が尽きません。


そんなことも考えさせられ、今回は勝手にそんなスタッフさんたちを紹介でも兼ねた記事にしようと思います。マジで勝手に。文句言われたら記事消える。消す。

でも私では無く、もっと他スタッフさんが表に立って知ってもらいたいな……って思ってることもあるので、見てほしいな……。


(お名前にX(旧Twitter)のリンクも付けてます)




UUYさん

サークル代表、プログラム担当。

この方無しでは、まずゲームになっていない。プログラムに関して、私(演出、スクリプト)のワガママ……お願い先です。

「 こんなことしたいなー……チラッ 」

みたいなのを聞いてくれて有り難いです。

居てくれないと、制作が崩壊します。

キービジュアルとして扱われているイラストの原画や、立ち絵の彩色グラフィックなどでも参加して頂いてます。



タイトルロゴとかも作ってくれた。








百合藤ねりりさん


こういう、制作ゲームのHPを作って管理して下さってます。

居てくれないとホームページがありません。(こちらも私が色々更新催促を……申し訳ない。

ゲーム本編で背景CGなど描いて下さってます。




作品において背景を請け負って下さるのは本当にありがたいことです……。




ぎゃばんさん


作品主人公のデザイン原画、CG原画や彩色グラフィックなどを担当して下さってます。

主人公を描いて頂くなら、絶対この方に!と内心決めておりました。


ゲーム本編で背景CG数点、キービジュアルの原画も描いて下さってます。



あと私(シナリオ)の相談に乗ってくださいます。意見くれたりアイデアくれたり。

私の脳内プロットを聞かされてしまったせいで、おそらく1番、シナリオの最初から最後まで知ってくれてる人。シナリオ面での意図を汲んでくれる。汲んでくれたおかげで主人公にイベントCGが出来た。




たまもさん


ヒロインキャラのデザイン、原画を担当して下さってます。

担当ヒロインをめちゃくちゃ可愛がってくれる人です。共有テストプレイとかしてるとき叫んでくれます。




「 追加で描いときました 」

が多くてCG原画に表情差分多いと、この方のおかげ。

おそらく1番デバック作業してくれてる。数々のバグ見つけてくれて報告してくれ……申し訳ない。

シナリオの相談に乗ってくださいますパート2

作品タイトル「 繭イのカランコエ 」を名付けてくれました。




りりーさん

女の子のデザイン、原画、CG原画や立ち絵の彩色グラフィックを担当して下さってます。

描くのが早くて上手いうえ、彩色の再現、統一のクオリティコントロールが凄い。

グラフィック関係で欠かせないため、今後居ない場合きっと……絶対クオリティを左右します。

息抜きか、可愛いネタ絵いっぱい描いてくれてお出しされる。


https://twitter.com/rily_f/status/1727637446756823080


(これ恥ずかしいので消してって言われたら消さなきゃなー……!)

グラフィック関係の多大な貢献者。

ヒロイン三姉妹全員に何かしら原画や彩色など制作の関わりを持ってます。(偶然か必然か)

サムネイルのキャラクターも塗って下さった。原画は私でしたが、担当を指名させて頂いて……職権乱用……?




夏紀ゆうさん

グラフィック関係にて最大の立役者。

キャラのデザイン、原画、立ち絵やCG原画に彩色グラフィック。常用やイベントCG内の背景グラフィックまで多岐にわたって担当して下さってます。


グラフィック周りでお手本になっているお人。というか大黒柱です。

ただでさえ色々と請け負わされているのに、都度私のディレクションに向き合ってお付き合いして頂いてる……ありがたくも申し訳ない気持ちでいっぱい。

でも向上心欠かず良いものにしようと応えてくださるので、甘えに甘えてお願いを色々としてしまうのです。




以上、独断によるお名前出してご紹介しても良いか……?というスタッフさんでした。

現在小まめに遣り取りされてる(しないとゲーム制作進まない)ので、中枢のクリエイターさんたち。

個人的な私情ですが、こんな私や制作へ前向きに尽くしてくれている方々なので、是非注目してあげて欲しい。この方たち無しでは「 繭イのカランコエ 」というタイトル作品がここまで作られてませんゆえ……。

技術においても、士気においても、誰か1人でも欠ければここまでの制作すらできていません。


創っているゲーム作品としてもですが、各々が個人のクリエイターとしても活動しているので、応援よろしくお願いします。というか私自身がファン精神だしてます。


またいつも通り長くなった……そもそもここまで読むような読者さんが果たして居るのかどうか……。

制作頑張って参ります。対談とかも始めてだけど、大丈夫かな……。

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