「Road Redemption」(Steam)感想

鈍器や刃物で敵バイカーを滅ぼしながら征く、ローグライト系バイクアクションレース

最近買ったゲームの中で一番気に入ってるのが、今回紹介する「Road Redemption」。
トレイラーを見て分かる通りの内容で、バイカーギャングとなって鈍器や銃器で大暴れしながら、荒野に敷かれただだっ広い道路を駆ける爽快感溢れるゲームだ。

とは言え、ただ暴れまくりながら走ればいいわけではなく、細かくステージが分けられており、その中で用意されたランダムなミッションをこなさなければならない。
ミッション内容は、おおよそ「レースで3位以内に入れ」「敵対するギャングチームが逃げる前に〇体倒せ」「一定地点まで生き残れ」「制限時間内に踏破せよ」のいずれか。
また、ある程度ステージを進めると、敵対ギャングチームのリーダーを始末するミッションが現れるぞ。
ステージごとにミッションが色々と変わるため、なかなか飽きずに楽しめるのだ。

そして本作の大きな特徴はいわゆる「ローグライト」系であるというところ。
どんだけ金を稼ごうが、強い武器を手に入れようが、自機が死んでしまえばオールロスト。
ステージを踏破すると、アイテムを購入して自機を強化するパートに入るのだが、店にならぶアイテムももちろんランダム。
更に言うなら道や敵の配置自体もランダムなので、いつでも新鮮な気持ちでギャングたちをぶちのめすことが出来るわけだ。
ただし、自機死亡時には、経験値を消費することで、攻撃力など様々なステータスを永続パワーアップ出来る要素もあるので、アクションゲームが苦手でもいつかはギャングリーダーをぶちのめせることができるだろう。

敵を倒せばニトロ回復！速く走るために殺れ！！

個人的にこのゲームで好きなところは、「敵をぶん殴る」格闘アクションの気持ち良さと、「超スピードで駆ける」レースゲームの気持ち良さが両立出来ている点。
本作には超加速して走れる「ニトロゲージ」があるのだが、これの回復方法が「敵を倒すこと」。
なので、「ニトロを使って敵を追い回す→敵をぶん殴って倒す→ニトロを使って更に敵を追い回す」のループを繰り返すのが、速いし楽しいのだ。

「走りながら敵をぶんなぐる」というのも何だが難しそうだが、やってみると実に簡単。
まず普通に走っているだけで、敵側がスピードを合わせてくれるので、自然に殴り合いに入ることができるのだ。
殴り合いのやり取りもすごく単純化されていて、基本的に鈍器や刃物を振りまくっていれば大体勝てる。
相手の攻撃が先に届きそう！と思った時だけ、タイミングよく防御に切り替えれば、敵が体勢を崩してこちらの攻撃が当てやすくなるのだ。
もちろん、敵との殴り合いに集中しすぎると、対向車に跳ね飛ばされたり、カーブを曲がり損ねて凄いタイムロスになったりものするのだが。

「レースゲーム部分を邪魔しない」前提の演出・システム作りに要注目

敵を殴る際の手ごたえも、攻撃ヒット時に画面全体が揺れる演出が入るし、敵撃破時は当然バイクから転げ落ちたりする様が見られるので非常に楽しい。
銃器や爆発物系の武器を使えば、バイクごと爆発する様も見られるし、どの演出も「レースゲーム部分を邪魔しない」ことを前提として、可能な限り派手にやってくれるのが良い。
銃器や刃物など攻撃手段を選ぶことこそワチャワチャしがちだが、いざ戦闘に入れば前述した通り駆け引き自体は最大限簡略化されている。
このゲームの場合、暴力的なコンセプト部分をどうしてもクローズアップしがちだが、遊びやすさを配慮しながら、堅実にシステムや演出を組み立てている。
そんなゲームとしてのしっかりとした作りが、本当に素晴らしいと思う。

難点は、ゲームシステム・プレイフィールともに最高なのだが、ゲーム背景などの見た目的な部分があまり変わり映えしないので、その部分で飽きが来やすいところに思う。
都会の建物の屋上みたいなところを走るところは「おおっ！」となったが、またすぐに荒野に戻った(ちょっと雪国っぽい風情はあったが……)ので、少しがっかりした。
街中とか森とか分かりやすく背景がちょくちょく変わって、「走っているだけで楽しい」という感じになったら最高だったに違いない。

もうリリースから大分経っている作品なのも相まって、大型セール時にはワンコイン以下になることも珍しくない。
コンセプトだけでも気になるならとりあえず手に取ってみて、ただ豪快なだけじゃないゲームバランス・演出バランスの作り込みを体験してみてほしい。

新型コロナ陽性で盆休みの予定爆散につきまして

お久しぶりです。
ここ数ヶ月、リアル生活が激動だったため、生活に慣れるのに手間取ってろくに活動できず申し訳ない感じでした。

ここ3ヶ月ほどの私の状況

何があったかと言いますと、まず5月25日の給料日ですね。
給料明細を見てびっくりしたわけですね、何と手取り給料が驚異の8万円アンダー。
いやもうこれ生活できねえ！となって、上司と色々話をするも「これ以上は無理」ということで退職を決意しまして、働きながら転職活動開始。
運よく1つ目の会社とご縁があり2週間ほどで転職活動を終えるも、転職先で新型コロナ大流行。
仕事に慣れる以前にめちゃくちゃ仕事が過酷になり、ようやくお盆休みまで乗り越えたと思ったら、私自身が新型コロナ陽性になって、盆休み丸々自宅療養になったという。
もう笑うしかねえや！
一応盆休み中は友人と一年ぶりに遊ぶ約束をしていたので、割かしショックだったりしますが……。

新型コロナ陽性判明までの流れ

新型コロナが発症した日は、午前中は普通の体調だったものの、午後から滅茶苦茶悪寒がし始めたという感じでした。
月初め＆盆休み前で色々仕事が溜まっていたので、もう少し体調の様子を見て、深刻に悪くなりそうだったら早退しようと決意。
そうこうしていると、職場のいたるところから耳慣れぬ「キュイキュイキュイ！」というアラーム音が。
そう、宮崎県でのあの大きな地震が起きた日だったんです。
私の職場は、体感的には震度3～4という感じの地震で、特に大きな被害もなかったようですが、通勤路の一部に崖崩れしたっぽいところがあったので、そこまで地震が強くなかった私の地域でもそれなりに被害はあったのかもしれません。

さて、何だかんだで定時まで粘り帰宅した後、一応夕食＆シャワーは何とか済まして寝ることにしました。
寝る直前、ふとドリームキャストの「北へ。White Illumination」のOPが見たくなりまして、スマホで視聴してから寝たのです。

すると、OP曲の「北へ。」が無限ループする得体の知れない夢になった上に、体温の上下に合わせてか、悪寒と暑さが交互に襲いかかる地獄のような一夜となったのでした。

あまりの寝苦しさに何度も起き、その度に寝ぼけて回らない頭で
「この気温変動の激しさ……これが北海道……試される大地……！」
などと、よく分からないことを考え始める私。

流石にいつも起きる時間の5時に起きて、「この悪寒とかは色々おかしいぞ」と思い至り、体温を測ったところ38.9℃。
ほぼほぼ新型コロナのアレだろう、ということで発熱外来を受けて、正式に陽性となったわけです。

そんなこんなであと3日ほどずっと自宅です

というわけで、あとお盆休みの3日ほど、ずっと自宅で療養することとなりました。
現状の体調としては、体温は37℃前後まで下がったものの、頭の重さとか下半身のだるさとかがあるので、あまりよろしくない感じ。
昨日は体調がよかったので、調子に乗って太鼓の達人のフリフリ演奏をしたところ、10分ほどで具合が悪くなったので、やはり体調がよく思えてもかなり綱渡りな感じなんだなぁという感じです。

まあ、せっかく大人しくしないといけない時間が出来上がったので、体調が比較的良いタイミングを見つけて、Ci-enやらを書いていきたいと思います。
最近買ったゲームとかの話をかけたらなぁと思っているので、あまり期待せずにお待ちいただければ幸いです。

おまけ

YouTubeのオススメ動画で初めて知ったけど、公式の振り付けが明らかに歌いながら踊るには大分無理なキツさなのに、やりきった姿に凄みを感じて変な笑いが出ました。
サビの最初の動きだけでもうキツイのに本当に凄すぎるので見てほしい。