○女戦記11 感想
いやー、今回も面白かったね!
11の一番の面白い顔はレルゲン大佐ですね。こういう場面って最高に大好きですね。片方は泰然自若としてるのに片方は驚きに包まれている。何度読んでも笑いをこらえきれない。
にしてもようやくライヒが、帝国が目標に向かって進み始めたといっていいんでしょうかね。○女戦記を読んでてつくづく思うのは戦術<戦略<政治だという事。国家の暴力装置が軍であるのに対して頭脳である政治が全く出てこない。だからこそ共和国のドゴール将軍を逃したときのターニャの憤慨があるわけで。
でもほんとにこれからどうするんでしょうかね。仲介国もなくなり、合衆国も参戦という事になるからこれこそどう不時着させるのか。文字通り四面楚歌なわけで、世界を敵に回して勝利などあるべくもない。楽しみでなりませんね。