２０２４年６月の活動/進捗報告

前置き

早くも制作を初めて一ヶ月半が経ちました
いかがお過ごしでしょうか？

さて、今回はゆっくり進行でやっているのですが

今まで公開してきた

・青い森と紫の少女（ティラノビルダー作品）
・TRICK OF STREET-とりっく　おぶ　すとりーと-
　（ツクールMV作品）
・おやすみリィノとふしぎなじけん
　（ツクールMV作品/エイプリルフール限定）
・花の悪魔と紅茶使い（ティラノビルダー作品）

ですが、全体的に１ヶ月以内くらいで制作しているので
今回の作品は非常に余裕をもった制作ペースで進めています

心身の関係でどうしても熱が入りやすいときと
そうじゃないときがあり

ゲームに関してもペース配分を考えずに
勢いで突っ走ってきた結果
配信が始まった瞬間に一気に落ち込む……

ということを繰り返してきたので
今回は反省して、短時間、タスクを小分けして
積み重ねるスタイルに切り替えています。

まして今回の作品は
自分の中で特に思い入れのある登場人物の作品
通算５本目に持ってくるのがちょうどいいかなあというのと
だからこそしっかり向き合わないとなあと
がんばる日々です

今月の進捗

さて、さっそく進捗ですが、以下のようになっています

①背景素材　　９０％
②シナリオ　　７０％
③スチル　　　１０％
④スクリプト　８０％

ロゴはつくったものの、まだタイトル画面も考えてないことや
仮置きで放置してる場所もあるので
そろそろ手をつけていきたいところですね！

今作は、簡単めの謎解き系がいくつかの箇所に存在します
こういうののスクリプトとか流れとか考えてる時
上手く実装できた時がとても楽しいので
これだからゲーム制作はやめられない！　ってことが
すごく多いです。

私はプログラム知識こそないですが
こういったロジックを組み合わせて形にするのは
得意でこそないですが大好きなので
実現させてくれるビルダーやツクールといったツールには
本当に感謝しています。

本作の主役格のキャラクター、ミドセにおいては
小説本編でも出したことがあるのですが
「魔術編集」という、基本的に行われかけている他者の魔術を
改造する……という特技をもっているので

それを利用したギミックも考えているところです。

いうなれば、
相手が自分に向かって火の玉を発動しようとしてる時に
それを予測・読み取って火の玉を水の玉に書き換えたり
軌道を修正して別のところに飛ばすように仕向けたり……
そんな特技ですね。局所的にしか使えない難しい技能

背景に関しては今回Google SketchUpで
簡単にモデリングしたものを下地に
ペイントツールでパースを引き直して
塗りや書き込みをする。というスタイルをとっています

blenderはもってますしmayaの経験も多少あるのですが
いかんせんスペックが足りない！　ということで
クラウド上で使えるスケッチアップ、助かってます

３Dですが
背景の練習にもなっていいかなあというのと
今回構造物がメインなので
奥行きや角度差分に対応しやすいかなと

これが

こうなるわけですね

どうしても空間の把握が苦手なので
３Dツールは本当に助かります。
もちろんパースの引き直しなどで修正はするので
あくまで私の使い方としては補助ツールにはなるのですが
だいぶ助かってます

興が乗りすぎて結果的に背景を
量産してるところはありますが……

雑談コラム的なもの

私はそういえば小説、イラスト、ゲーム制作を三本柱として
創作活動を行っているのですが

自分が好きなものはこの３つだとして
得意なものは？　といわれたら　うーんって悩むんですよね
私自身、すごく自己肯定感が低い方でして
これ得意だよねって言われても釈然としないタイプなので
ほんとに未だ謎です。

ただ、自分が熱中できるものっていわれたら
それは自信を持ってこの２つだといえるんですよね
得意……とか、クオリティ！　とかを詰められると
全然だめかも……というくらいなのですが
熱中できるところはわかる！

それがなにかっていわれると、イラストとゲーム制作です

小説も好きではあるのですが
２年前まで毎月連載していた時期があって
それが楽しいかっていわれたら
毎日継続できるほどはやれなかったなーと思ってまして

上の２つは気が向いたらできてるほうなので
好きなんだろうなあと思います。

なにより、自分のやりたい表現が
そうそうそんな感じ！　って目に見えたり
体験できたりっていうのが私にとっては大事で

これまた好きとか嫌いは置いといて
自炊もまあまあやるほうなのですが
これも自分がやった
結果が反映されがちなものなので

おそらくそういった結果が見えるもの
が好きなんだろうなあと
最近は自己分析しています

来月の予定

踏まえた上でなのですが
今直面している問題が

プロットもはじめに簡単につくったはずなのに
通しプレイをすると結構矛盾でてきた

って箇所です。

いやむしろいま気づいてよかったなあとか
シナリオのベタ打ちも終盤なので
だからこその気付きなんだとおもいますが

あれ、ここの説明抜けてる　とか
ここ既に説明してるな……　とか
こことここ、内容すり替わってるな！　とか

なので７月の目標はブラッシュアップと
スチルなどの細かい作業かなあと思っています

８月末が　ティラノフェス締め切りなので
それまでには仕上げたいなあとおもっているのですが
ここまできたらとことんやりたいなあとおもっています。

あとはやっぱり遊んでもらうならテンポが大事かなあとおもって
必要なものまで削ってしまった箇所とかもあって
それが結構散見したので……

残りのED描写を本格的にやるに向けて
ちょこちょこ修正やら演出の強化を
目標にしていきたいと思います

２０２４年５月の活動報告

新作「花の悪魔と紅茶使い」の公開

５月１２日に、超駆け足でミニゲームヴィジュアルノベル
「花の悪魔と紅茶使い」をリリースしました。

５日間で最上級の紅茶を作れる〈紅茶使い〉を目指すゲーム
ミニゲーム付きのものです。１周２０分くらいであそべます。

企画立案から素材制作、スクリプトの打ち込みから完パケまで１０日間くらいという
謎のRTAをかましたのが記憶に新しいです。

小説「天の底から」のスピンオフ作品に近い立ち位置となります
是非遊んでみてください～　無料です！！！

同じくらいすごい勢いでソフト勉強して作ったPV。

▼プレイはこちらから
「花の悪魔と紅茶使い」

次回作について

と、いうことはマップ作って奮闘したりする
天底に戻る……かと思いきや

構想がふってきたので引き続き
「天の底から」が舞台のゲームを作っています。
えっこの人また「天の底から」のゲーム作りながら
「天の底から」をつくってる！？

実は今年はこの「天の底から」シリーズを公開して２１周年となるので
ゲームを多目に出せたらいいな～と思っています。
さすがに２１周年当日が６月１０日なので
この日には間に合わないと思いますが

リリースできれば勝ち！　ということでよろしくおねがいします。

「歪曲世界と持ち出せない図書館」

どちらかといえば、ミステリー風味が強くなっている
青い感じを前面に出した、傲慢な悪魔「ミドセ」を主人公とした
スピンオフ＆パラレルなゲーム。

今回も背景を頑張ってコツコツ描き下ろしてます。
疲れるけど楽しい……

こちらはヴィジュアルノベル＋探索＋軽い謎解き要素がある
試験的なゲームになっています。

右のキャラクターは、世界観をシズノさんという方と共有して
作っていただいたゲストキャラクター、サフィルス君です！
この２人を切り替えながら探索して、得意を活かして調査をする
……というのがメインになっています。

現在進捗は４０％くらいです。

その他

セドが主人公で、冠にちゃんと「天の底から」とつくゲームに関しては
現在縮小中です。シナリオの構築は合間合間にやっていて
なんだか思っていた以上にマップが増えそうだなぁと思いながら
たまーにAsepriteを開いてはドットを打ったりしてます

進捗がないわけではないんですが
桜がうまいこと着地できずうんうんなやんでました。
思ったより大ぶりにつくっちゃったからかなあ……
桜のあるダンジョン、憧れだったのでつくっているのですが
もしかしたらここだけパララックス機能を利用する可能性があります。

来月は引き続きゆるーい感じで
「歪曲世界と持ち出せない図書館」をメインに制作しようと思います
ちなみにこの作品、
作り始めたのが花茶使いリリースした直後の
５月１３日です。気が早すぎた

もうむちゃしない、のんびりやります。

【進捗報告】花の悪魔と紅茶使い　１

５月のはじめ……
それは唐突に起こった出来事だった。

「そろそろゲームを公開しないとやばい気がする
　でも今作ってるゲームって時間かかっちゃうしな
　体験版とか出すタイプじゃないしなー」

ほんのり、ゲーム制作の息抜きにゲーム制作を始めるという
本末転倒なことを考え始めるというスタイル

しかし、奴が来てしまう。
アイデアの、神様ってのが……

そして私は決めたのである

「つくるか。今つくりたいゲームをよ」

たしかこれ、去年の６月くらいにも同じことをやっている気がするんだけど
なにも学ばない……だめかも……

そんなわけで５月の活動ですが

最長１ヶ月でゲームを作ろう！！　になりました。
最初の構想は３分くらいの簡単なものだったけど
なんか風呂敷広げたら、あれよあれよとのびちゃったな……
多分２０分～３０分くらいになると思います。

制作ソフトはティラノビルダー。
作品のタイトルはサムネ通りです。

これ、なんだとおもう？
これね、昨日ベクターツールで作字しようとおもったけど
自分の手書きが致命的にダメだったので
sai2とフォントをお借りしてデザインしたロゴ！！！

ベースとして「851マカポップ」をお借りしています！

それでどんなゲームかっていうと

紅茶を淹れて貴族を喜ばせよう！！！！！

ってゲームです。　シンプル！！！

主人公（名前変更可）は、ひょんなところから転生しちゃって
貴族の一時的な使用人になる。

使用人となったあなたのお仕事は５日間〈紅茶〉を淹れること。

こうやってお嬢様である「リリー」という悪魔がやってくるので
言われた通りのお茶を作って、満足してもらおう！！！

と、そういうストーリーだったりします。

私は作品作る時に日数制限を決めがちなのですが
今回もそのパターンにのっとってます。

５月のまじで１日からつくりはじめていま４日目ですが
まあいろいろ難航してたりしました。

進捗としては　４０％　くらいかな……
背景素材と立ち絵は揃ったので、あとは組み立てたり
音楽素材を探したりする感じとなります。

これは１月に描いた資料。
「天の底から」シリーズに出てくるちょっと個性の強い
貴族悪魔とその使用人……　これが今回の登場人物になります。

ええ、そうなんです。
今私は

「天の底から」のゲームの息抜きに「天の底から」のゲームを作ってます
何を言ってるかわからなくなってきたな。わぁ！！

UIとかもだいぶ決まってきてるのですが
初日と２日目はとにかく難航して、３案くらいにらめっこしてました。
その点ネタが切れたときに出すかもしれないし、出さないかもしれません

やったこと

１日目　　・シナリオの起承転結を考える。
　　　　　　Nolaをつかいました。たすかる～
　　　　　・UIのモックアップをつくる

２日目　　・とりあえずOPをつくろう。自作ウィンドウだから微調整しようね
　　　　　・やりたいシステムの試運転。できたよ
　　　　　・この勢いでチュートリアルをつくろう。専用の素材も作った
　　　　　・UIも、つくったよ
　　　　　・スプレッドシートに仕様を軽くまとめる。大丈夫かな？

３日目　　・なぜかこの勢いで背景を２枚描いた。何やってるの？
　　　　　・１日目の流れを作った

４日目　　・そろそろ名前決めたほうがいいかもしれない
　　　　　・名前きめた。ロゴつくろ。できた
　　　　　・今の私「BGMどうするかな……」

なにこれ　っていうボリュームをやってます。
GWの使い方、なんか間違ってる気がするよ。

そういえばプラグインをいくつかお借りしてたんですが
指示通りにぶち込んだらエラー吐きまくってたので困ってよく見たら
ティラノスクリプト用だった。っていうのが結構ありました。
気をつけよう。エンジン違い

あとは常時スクリプトリファレンスを参考に
メモ帳とかで編集しては貼り付け……みたいなことを
このようにしています。

ここまでやるならティラノスクリプトのほうがよくないか？
っていうことを去年もしでかしてるんですけど
GUIがわかりやすいのでティラノビルダーに落ち着いてしまう……

予定としては５月の末までに出す予定です。なんとかなるやろ！！！！
悪いところとしたら、熱中したら寝る時間犠牲にしはじめたので
そのあたりをどうにかしたいなーと思います。

これが、ランナーズハイ！

進捗：１エリア目のマップと、１枚の立ち絵制作

768×768で１枚とされるタイルセット。
なんとか９割ほど埋まりました。やったー！

できたぞー！！　と嬉々としてる時に
「左上は空白扱いなのであけといてね★」といわれたので
こっそり別マスにお引越ししたりもしましたが、これにて解決！

まあ、とても嬉々として報告していますが
俺達の戦いはまだこれからだ。そう、まだ２～３エリアほどあるんですね
多分私の予想なんですが、恐らくこの状態だと森MAPで詰む気がします。
自然物のオートタイル、絶対大変だあ……

しかし、１エリア分つくれたということは
マップも組み立てることができるということ

マップをつくれたということは
強○イベントも組み込むことができるということ

そんなわけで

進捗

導入組の立ち絵を追加しました。
こうやって組み込むことで「あ、この表情いるなあ」と気付けるので
早い段階で気づけてよかったと思います。

ここまででだいたい冒頭５分以内。
シーンが切り替わってからも
どんどんイベント組み込むぞ！

と思ってたら気づいたことがあるんですよ
立ち絵つけたいキャラ、最低４人おる。

そしてその立ち絵はまだできていない……つまり

イベントをつくるにしてもその立ち絵をつくらないと
移植できないんですね！！！
※あとで入れ込むこともできますが、どのみち表情とか確認したいので
　やはりここで作らないといけない

と、いうわけで、次回からは立ち絵をつくることになるので
進捗報告記事の更新頻度がもしかしたら落ちるかもしれません。
落ちてないかもしれません。神のみぞしる。

おまけ

タイルセットにつかった色数。全部で２５０色でした！豪華！
こうしてみると、明るい色結構多いですね
特に下部のピンクの主張がすごい、好みが出ている

進捗：マップをつくった、手直しもした

マップって無限に調整できる存在かもしれない……

投稿した後にor寝かせた後に見えてくるアラって存在するものでして
実際に今回なりました。投稿した部屋の話です。

色々ちまちまおいて満足したんですが
時間経過してから思いました。

視認性、悪くない？

イラストの世界で、色のバランスを確かめる時
あえて彩度を０＝無彩色にして確かめると
コントラスト差がはっきりする
という話をよく耳にするのですが

やってみたところ……

主に奥側がみえにくくない！？
ということに気付かされました。多分原因これ。

幸いこの奥に配置している家具は、このMAP専用でつくったので
境界線に少し判りやすい色を配置してもいいかもしれません

マップチップを含めたドット絵は「Aseprite」を使用しているのですが
このソフトで助かる点、いっぱいありまして
今回は最悪もとに戻したり比較したりできる
「レイヤー機能」に助けてもらいます。

1.境界線を置いてみる

Layer1　に新しい改良案をおいてみます。
もしこれでテストプレイして、違和感があったら
色調整をしたり（レイヤーごとにできる）戻したりできます。便利！

判りやすい色をおいて……
今回は壁や家具との境界線につけたいから
こんな感じ

仮設置！

ふーむ違和感。
じゃあ全部囲んで……

うーん……

※ゴミは昨日追加しました

2.カラーをかえてみる

アウトラインはそのままにするとして
立体感をつけているんだから天面の部分をかえればいいのでは？

いいかも

3.床の色の調整

そもそもの話なんだけど、床の色が同調してるのもあるし
もう少しベースカラーの明度を上げてもいい気がします。

できた

4.壁デザインの再検討

壁の色なんですけど、こちらに関しては
ほかのMAPとつかいまわしている部分がありまして
それは基本的に室外で使うものなので
いっそのことこの私室用に作り直すのもありかもしれないなと

私は建築の知識がまったくないのですが
たとえば腰壁とよばれる……あの
腰くらいの高さまである木目みたいな色のやつ
ああいうのをつくるのもアリじゃないかなと思ったわけです

この画面みるとオートタイルのこと思い出しますね
ただ今回は貼る場所が限定的なので最悪そこがうまくいけばいい

よし。

5.床のリデザイン

ずっときになってたんですけど
一番の違和感って床のデザインな気がしてきたので
いっそのことかえちゃおうと思いました（無限ループフラグ）

試合終了～～～

そのほか

そんな感じで奮闘したり

これを

こうしたり

なんかSFとかの研究所みたいな場所つくったりしました