そもそも『機兵少女フリージア』とはなんぞや……というお話

少々長くなりますが、今回の開発に先立ってのお話。

プロフィールに添付した動画などにもありますけど、
ちゃんと明示しておかないのも、場合によっては不義理ですので。

SRPGとしての『機兵少女フリージア』について

フリーソフト『鋼鉄の協奏曲』

『鋼鉄の協奏曲』は、2015年3月27日（完全版は2015年7月17日）にリリース。
SRCというツールを用い、『ス〇ロボ』『G〇ェネ』風に作ったSRPGです。
有償ではなく、公式サイトからのフリーダウンロードソフト。
複数人の有志が持ち寄った、メカもののプロットによって作られました。
（※現在は色々あってダウンロード不可）

参加作品について

参加作品はスポットも含めれば全部で６タイトル。
（以下、原作者の敬称は略。また、筆名は当時のもの）

- 機兵少女フリージア　原作：久遠未季
- ＭＡＮＭＯＳ部隊　原作：ロール
- 叛天装姫ラーズグリズ　原作：くーお
- 覚醒！ガンユーグ！！　原作：うらやましんち
- 叛涯 -Hangai-（スポット）　原作：有葉米太
- 暁光のディーンドライブ（スポット）　原作：立枯なろ

……また、スタッフは原作者のほかにも、大勢いました。

注目すべきは、『立枯なろ』さんと『ロール』さん。
分かりやすくいいますと、以下の作品の方々です。

『RS計画』公式サイト　http://rsproject.jp/

詳細をお話すると長くなりますので、紹介だけですが……。
興味がある方は、調べてみてくださいね。
（ちなみにロールさんは、今秋、原作作品がまたアニメになるとか）

『鋼鉄の協奏曲』における『機兵少女フリージア』

さて、ようやく本題。

まず、前提として『鋼鉄の協奏曲』はオムニバス形式の物語です。
そして、お話の展開順は、原作一覧の順番通り。
つまり、フリなんとかさんが、トップシナリオです。

とはいえ、トップバッターって、色々制限があるので……。
なので、メンバのひとり『Sさん』（※）などはいってくださったのですよ。

「いつか『機兵少女フリージア』単品のスピンオフやアペンドを作る」

と。

そして、今回の『機兵少女フリージア』

開発開始のきっかけ

……『いつか』って、いつなのでしょうかね？

かくして、6年が経ちました

別に、待っていたわけではないのですけれども。
でも、何となく、心のどこかには引っかかっていたわけで。
そんなとき、ふと思ったのです。

「これ、いっそ自分だけで作った方が、早いのでは？」

今年はロールさんの新作アニメもありますし、ちょうどよい機会ですよね！

作り始めたはよいものの

ちなみに『鋼鉄の協奏曲』本体は、今はダウンロード不能なのですが……。
これ、権利がややこしいので、勝手に再アップするわけにはいきません。

なら、いっそ『機兵少女フリージア』の権利がある部分だけ再制作するとかでいいのでは？

それなら、開発期間も短縮できますし。
そんな、軽い気持ちで開発は始まったのですが……
メイン部分のテキスト、ほとんどロールさんが書いたのですよね。
私が最終調整しているので、完全なロールさん作ではないですけど。

そんなわけで、今作はほとんど書き下ろしです

プロット部分は、変えていませんけれど。
でも、かなり印象が違うはずです。

あと、イラストなども『鋼鉄の協奏曲』のものは、基本使わず。
こちらについては権利関係のほかに、
ちょっとやりたいことがあったので……といったところです。

なろさんに、バカみたいな量のイラストを発注するわけにはいかないですし。
仮に許諾いただけても、
制作都合で、発注仕様がたびたび変わる危険性が高ったですから。

制作ツールについてなど

さて、今回使うツールについてです。

前回は、SRCを使いました。
SRCは、優れたところも多々あるツールでしたが……。
UIに致命的な欠陥がありますからね、これ。
そもそも、本体の開発が止まっていますし。

なので、今回使用するのは『RPGツクールMV』。
今はMZが発売しましたが……私はMVしか持っていないのです。
あと、技術的にも、MVの方がまだプラグインの数がありますし。
VX Aceの作品もまだ発売されているぐらいですし、大丈夫です。

最初は、全部自作スクリプトにしようかと思いました。
でも、思い直して調べてみると、ちょうどいいのがありまして。
ひとり制作で時間も手も足りませんから、有効活用。
そうしないと、開発に2年とかかかりますし。

今後の展望

今は、とにかく今年中の完成を目指していますので。

あと、省力化はしますけれど、できることはできるだけします。
Live2Dに手を出したのなんかも、そうですね。
前作でやったことを、今回しませんでしたでは、おかしいですし。

ともあれ、長々となりましたが、
今回は、このあたりで。

次回以降は、

- システム面でのお話
- キャラクタ紹介

など、一記事で一項目になるように意識します。