【2022年1月】道草恋歌の月例賞発表
ごきげんよう、いらにかです。
道草屋への思いを短歌・俳句で綴る道草恋歌の月例賞発表です。
選考はいらにかの主観により行われました。
【睦月賞】
雪積もる 空いた冬田に もの思う あちらの実りも 今は休めじ
作者:のりひじき
部門:短歌部門
解説:
冬の何も無い田んぼを見ると稲さん今なら多少暇なのかな、朝早起きしなくてもいいのかな、とか思ってしまいます
思えば旦那さん田んぼが忙しい時にあちらに行ってるんですよね。不思議です
【佳作・入選】
豆球の光の鈍き客室で直視できずにいる薬指
作者:黒縁ナイロールのお客様
部門:短歌部門
秋のあぜ 暮れゆく帰路の 寂しさに
わが衣手は 君を離さん
作者:いらにか
部門:百人一首部門
解説:百人一首部門のルール解説のための実例です。
道草恋歌の歌会始大賞
恋雪の つもる夜ゆえ 指先に 帯びる熱が 冷たく焦がす
作者:あじひらめ
部門:短歌部門
あとがき
1月も良い歌が沢山投稿されて、選定がとても大変でした。
みんなに花丸💮をあげたかったのですが、心を鬼にして優劣をつけながら選定しました。
惜しくも入選できなかった方へ朗報ですが2月の歌会が始まっています。
皆様のご応募をお待ちしております。
https://twitter.com/happy_packet/status/1481779146766557184?s=20&t=ISY9OFvnnqrChjopg8grlQ