[新作]ボードゲーム『ホロウブレイズ』『オルタネーションスカイ』販売開始！

新作紹介

　以前からボードゲームを制作している旨を話しておりましたが、この度、ボードゲーム二作品の販売を開始いたしました！
　どちらもブラウザ上で動くテーブルトークRPG用ツール「ココフォリア」を使用して遊ぶことができる「デジタルな」ボードゲームとなっております。なお、作品自体は有償ですがこちらのツールは無料で使用することができます。
　オンラインTRPG用ツールというのはTRPGに限らずボードゲーム全般を遊ぶのにも利用できるのですが（ボードやカード、コマなどのコンポーネントを画像で用意してシミュレーションするような形で）、そういった特性を活かして制作されたものです。

『ホロウブレイズ』

　こちらは剣と魔法のファンタジー世界を舞台とした”デッキレス”デッキ構築型対戦カードゲームです。
　本作はいわゆるデッキ構築型カードゲーム（事前にデッキを作るのではなく対戦中にデッキを強化していくゲーム）を下敷きとしておりますが、デッキには一切ランダム性がなく全てのカードを使用できるという独特なルールとなっています。
　ただし、一度使用したカードは「クールダウン」状態となりしばらく使えなくなってしまいます。
　カードゲームとしてはかなり分かりやすいルールで、事前にデッキを用意していく必要もないのでカードゲームに不慣れな方でも楽しめます！　では戦略性が薄いのかと言えばそんなことはなく、全体的にランダム要素が少ないので一つ一つの判断が大きな影響を持ちます。
　戦略を深掘りしてもいいし、キャラクター性を重視するカジュアルな楽しみ方をしてもいい――そんな作品となっています。

　なお本作は『HollowSky』の関連作品であり、主人公のひとり「アルタイル」の出身世界を描いたスピンオフとなっています。
　説明書にはキャラクター設定も記されており、かつてのアルタイルがどのような人間関係を築いていたかが断片的ではありますが語られています。

『オルタネーションスカイ』

　こちらは終末を迎えた現代世界を舞台とした異能バトル×正体隠匿カードゲームです。
　神となって世界を作り変えるため、七人の異能者が軍勢を率いて最終戦争を繰り広げます。
　本作は「正体隠匿ゲームが苦手な人でも楽しめる正体隠匿ゲーム」をコンセプトとしています。
各プレイヤーに割り当てられるキャラクターはそれぞれ違った勝利条件を持ち、行動もカードを用いて各々で自由に宣言しプレイヤー同士で会議する必要はない、推理もプレイヤーの言動ではなくパラメータや使用したカードといった公開情報から行うので、正体隠匿ゲームにありがちなギスギスが発生しにくい作りとなっています。
　まさに私自身、読み合いは好きなのですが会議（他のプレイヤーとの合意形成）をするのが苦手なのでこういったゲームを必要としていたという背景があります。
　
　本作は『スカイ』シリーズの関連作品です。
　現代異能バトルTRPG『Probability Sky RPG』の後日譚となります。
『Probability Sky RPG』では最終的に《終末の日》――破壊という概念の具象体である《対象》の大侵攻が訪れ、地球の殆どが破壊し尽くされました。
　こうして終わってしまった世界を立て直すため、七人の異能者が立ち上がりました。
　なお概要説明では分かりやすさの為、七人とも「自分が神になって世界を新生させる」という形で復興させたがっているような書き方をしていますが、付属の説明書や関連作品の描写を見れば分かるように、そのうちの二人――東岸定理とエルミリア・クラメールは自分が神になろうとはしていません。
　二人の目的は「他の五人に神の座から追放された旧神アレーティアを擁立し、再び世界の支配者に戻すこと」です。
　
　さて。この最終戦争の結末は『HollowSky』でも簡単に述べられていますが、あれは飽くまで「正史」。七人のうちの誰が生き残るか、つまりこのゲームの結果次第で世界のありようも変わるという訳です。

セールのご案内

　DLsiteにてセールに参加しており、
　古代和風ファンタジーバトルJRPG『破天鬼姫永羅伝（はてんおにひめながらでん）』
が10%OFFとなっております。
　2月14日 13時59分 までの開催となっているので、これを機会に是非……！

　なお、全年齢版だけでなくR-18版も同様に値引きされていますので、成人しており性的描写への抵抗もない方はそちらをどうぞ。

　作品内容の確認および購入はこちら↓

近況報告

お久しぶりです。
（ツイッターには普通に居るのですが）記事はしばらく投稿していなかったので近況報告を。
ここ２ヶ月くらいはとある企画に向け、ブラウザ上で遊べるカードゲームを制作しておりました。それに加えて小説連載も続けているので、（PC向け）ゲーム制作に取れる時間は殆どありませんでした。
また、そもそも鬱の悪化によってまともに活動できるタイミングがかなり限られていたというのもあります。
１１月も他に制作せねばならないものがあるので、ゲーム制作は１２月から再開いたします。

新作ノベルゲーム制作中／『破天鬼姫永羅伝』全年齢版制作予定　など諸々

　約三週間ぶりの更新です。
　一時期は毎週記事を出していたので最近はなんだか活動が滞っているように見えますが、そんなことはなく、『破天鬼姫永羅伝』の完成後も色々なことをやっておりました。

新作ノベルゲーム（タイトル未定）

　今年のティラノゲームフェスに向けて、１時間程度のプレイ時間を予定している短編ノベルゲームの制作を開始しました。
　今回は珍しく「現代学園ラブコメ」です……！
　明るいスラップスティックな内容にしよう……と思っていたのですが、いざシナリオの構想を始めたらシリアスな方向に寄っていってしまったので、１００％コメディにはならないと思います。ただ、いつもよりライト寄りなのは間違いないかも。
　程々に明るいラブコメをやりつつも内容もしっかり詰まっている物語になると思います。

　こちらキャラクターデザイン。
　男主人公＋ヒロイン２人がメインキャラクターです。

　今作の特徴は、ヒロインの立ち絵がLive2Dでアニメーションするところ。
　非常に制作が大変なのでまだ右の女の子のぶんしかモデルが出来ていませんが、左の子の方も制作していきます。

『破天鬼姫永羅伝』全年齢版制作開始

　成人向け版を既に販売している本作ですが、性的描写を削除した全年齢版も販売しようと考えています。
　但し、値段は同一で追加要素も設けない予定であるため、成人であり性的描写が苦手でもない方は成人向け版の購入を推奨します。

　本サークル作品の集大成であり、最長のボリュームと最高の完成度を持つ本作、ぜひ多くの人に触れて頂きたいと思います。

『剣閃神姫誅伐伝』大幅アップデート予定

　既に公開済みのフリーゲーム『剣閃神姫誅伐伝』の新バージョン「2.0」を公開予定です。
　新バージョンでは大規模なアップデートがなされており、
・バックログ機能の追加
・全体的なバランス調整
・「統率効果」の追加（『破天鬼姫永羅伝』における新システムの逆輸入）
・一部UIや演出の変更
・新規イベントの追加

　など盛りだくさんです。難易度的にはこれまでのバージョンより低下しているので、『破天鬼姫永羅伝』クリア後に遊ぶのにも最適です。

新作テーブルトークRPG『Schwert†Welt』公開

　新たなテーブルトークRPG『Schwert†Welt（シュヴェーアト・ヴェルト）』を公開致しました。
　まだ暫定公開となっているのでゲームマスター向けの記述などは完成していませんが、テストプレイの後、完全に完成させて正式公開したいと思います。

　内容としては「魔法少女もの」となっております。
　怪物の軍勢に地球の半分が支配された世界で、魔法少女が己の願いを叶える為に怪物や他の魔法少女と戦っていく……というもの。
　魔法少女は魔法少女でも、どっちかといえば深夜に放送してる変身少女ものアニメのノリですね。
　今作は遊びやすさを重視しており、気軽に「自分の性癖を込めた魔法少女」を作って遊べるような内容になっていると思います。

　私は「変身少女もの」というジャンルが好きなので、そこに特化したテーブルトークRPGが遊んでみたいと前々から思っていたのですよね。