更新が遅くなりました。すみません。
次回は昼に更新予定です。
画面の1/3を占めるオブジェクトを置き、ステージの印象を強くしています。
マップ、NPC制作「世界列車」
このステージの方向性を固め終えました。
マップ制作 30%
台詞つきNPC制作 90%
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列車をモチーフにしたステージ「世界列車」。
ドラゴンクエスト9の天の方舟、ファイナルファンタジー6の魔列車然り、その存在感は強い印象を残します。
どんなイベントがあったのかを忘れても、列車の存在は覚えていたり。
文学だと銀河鉄道の夜ですね。カムパネルラだったりジョバンニだったり(両方とも曲名になっていたりしますよね)。
列車には移動手段としての機能だけでなく、シンボル的ななにかがある気がするのです。
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ここから作品の話。
「地図の時間」に登場する「世界列車」にも移動手段以上の意味があります。
・乗客はなぜ白いのか
・画像のような台詞を話すのか
・なぜ列車の中を移動するのか
そんな想像力を広げるステージとして制作しています。
面白さのカギはNPCの会話に持たせつつ、進行のトリガーはNPCの会話に設けず(テンポが悪くなる総当たり形式は好みません)。
予備情報を探すも、直感で進行するも自由。
旅行のときに初めて降り立った駅、スマホやガイドブックで情報を探すこともあれば、視界に止まったなんとなくで行動することがあるように。
余談「嘘つきのノブレスオブリージュ」
RPGツクールMVTrinityに寄稿したサンプルゲーム「嘘つきのノブレスオブリージュ」も列車から始まる物語です。
脚本の舞台装置として、物語の始まりと終わりを引き立てています。
やはり理屈ではないのですけれど、列車には特別な意味を感じます。
現実の私はさほど列車旅はしないのですが(飛行機とレンタカーの組み合わせが多いです)、創作には意味を感じてしまう。
不思議なものです。
聴く音楽と演奏する音楽の違いとか、読みたい本と書きたい本の違いとか、そのようなものなのかもしれませんね。
(脳科学的にはここで生じるギャップを埋めようとして『好き』という感情が後付けで生まれることもあります)