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TransZendの記事 (75)

MetaFormingPro 2019/09/02 20:00

【創作】TransZend #5 メティア2

かおつき かきわける ちょう むずかしい (水面下)


ひきつづきこの娘のこと。
作業進めたいので簡単に書けることかきたいがー。

ゲーム的なこと

再掲しますが、あまり能力とかでキャラを語る気はないです。
あくまでゲーム的な、な。

彼女の得物は2種類です。
ひとつは身に纏っている「何か」です。
それは「悍」と呼ばれます。
彼女はこれを状況に応じて使役します。

「悍」は、現象的に説明するのが難しいようです。
しかし、それは、ある種の感覚をもたらすものです。

例えば、道端に投棄された日用品。
袋に詰められたあくる日の玩具や人形。
隅に追いやられ、背景以上の意味を失った書物。
塗装が剥がれ落ちた、子供のいない公園の遊具。

背景として処理しなければならない。
目を向けてはならない。喰われないために。

まあ、前の記事で書いた、安部公房的なものです。



彼女が居る場所には、「万物が行きつくところ」が堆積しています。

きょうも、世界中あらゆるところでキャラクターは生まれていますね。


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MetaFormingPro 2019/09/01 20:00

【創作】TransZend #4 メティア

画像ネタが尽きてきた


いやーここの所の記事を見返してみると、なんとも華がありませんね!
今やっている事が、ちょっと表に直ぐには出しにくいものなので……
なのでね、そろそろね、この娘をね、解説しないといけないですね!

書こうと思うと書けることが多すぎて、とても1記事の分量じゃ
なくなりそうなので、分割したいと思います。

基本

まずはおおまかな設定ですか。ただ、およそ察してもらえると思いますが、
うちのものどもは、基本的に設定を「設定」として捉えてしまいます。
なので「設定」を羅列したところで、あまり本質に繋がらないというか。


外見はまあ見ての通り、ということで。身長は156cm想定。
(ちなみに私は数値系はだいたい6の倍数で管理する癖があります)
振舞の想定年齢的には21あたりをイメージしています。
無論「本当の年齢」はまだ「0歳」な訳ですが……

基本的に、「人間的には標準」です。そもそも、「人間の形をしている」のが
最強の個性なので、それ以上の人間の範疇での個性化は不要なのでして。

この子、基本的には「年少者」「年下」ポジションです。
のへちゃんがさらにひとまわり下な感じになっているせいで、
相対的に姉っぽくなってますが、前述した通り、まだ1年に達してないので。
うちの者共は下手すりゃ、15年越えしてる錆まくりレベルがいるんで……。




↑御齢15年越えの大長老


まあ、その、裏話に相当するかは知らんが、7,8年の間
スーパー異形創作をやってきた私が、突如女の子の姿をした子を作ったのは、
TransZend史上最大の転換であり、ある種譲歩の気がします。
いや、自分の中の常識と理性が
「棒人間と目玉でやり続けるのは無理だな?」て、囁いたんや……



「こっちの名義になってから、俺らの影、薄すぎやしません?」
「作者の裁量だろう。俺に文句を言われても困る」


君らの事を忘れたわけじゃないんだ。ただ、「新世代の主役」の晴れ舞台に
「旧世代の主役」があまり出しゃばらない方がいいと思ってな。
旧世代の脇役は問題ないらしい。

そもそも、MGBエンジンのプロモーションとして作った旨も強いです。
だってさ。ほらさ。

こいつにMGBの看板担わせても冗談にしかならんわ、と。

(一応知り合いの絵描きに持ちかけて制作したMGBキャラがいるんですけど、
 動かすのによ、喋らすにせよコンセンサスが必要になってしまうんで、
 やっぱ看板を背負わすには自分で作るしかないなと判断した)

そんなわけで、事実上の綺麗に言うなら看板、歯に衣着せず言うなら
事実上の客寄せパンダです。 さすがに本人はそれを聞くと嫌な顔しそう。

話を戻して、「設定」はあまり先行して語りません。
前の記事でも書きました「MethodIdeA」の主演として初登場しました。
そこでまあなんやかんやあって、彼女は「仮初の自己」を獲得しています。
しかし、まだまだ本格的な「自己」への覚醒には遠く至っていません。
それはこれからの、「物語」として書いていきたい。


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MetaFormingPro 2019/08/31 20:00

【創作】TransZend #3 TransZendを構成するもの

TransZendは、まあ「凡庸」からは逸脱できてるかなーと自負していますが、
勿論すべて1から思いつけるわけはなく、礎となっている
リスペクト・オマージュとなる作品は当然存在します。

私は小説もちょこちょこ読んでいます。
最近はあまり積極的に新しい本を買ってはいないかな。読み返しはする。

自分が特に好んでいる作家、となるとこの三名の名が上がります。
安部公房・筒井康隆・小林泰三です。それぞれの作風を知る方なら、
これらが私の創作の元になっている事は解りやすいと思います。


安部公房は実存主義文学の代表的な作家と捉えて間違いないかと思います。
そうですね、教科書に載っていた「棒」でであり、
その異形性に最初は惹かれました。
で、当時はそれ以上積極的に追いはしませんでしたが、
後年、改めてあの「棒」の作者の作品を読んでみよう、と思い至り、
いくつか(短編集中心ですが)の小説を読み漁り、
その根底に敷かれている実存性に惹かれていった次第です。

筒井康隆が、もっとも影響が大きいでしょうね。
短編も多く読みますが、最も影響を受けているのは1980年代の長編でしょう。
具体的には「虚人たち」「虚航船団」「夢の木坂分岐点」の系譜。
まあ知ってる人はまあそうだろうな、と即納得するであろうものだと思います。
30年以上前の小説になりますが、示されているテーマは今でも……というか、
今のサブカル文化に対して再適用して検証できるものだと思います。
というか今自分がしているのがそれです。

小林泰三は、なんというか、もうちょうたのしい。
人間を「否」賛歌するのがたのしい。境界を破壊するのが楽しい。
玩具修理者とか人獣細工とか脳髄工場とか。
当時はまだ想像の産物だったVRやらARやらを予見させる内容も多いので
今の時代に読むとまた新しい発見があるのではないでしょうか。


小説はこんなかんじのものをインプットしているわけですが、
もちろんゲームからもインプットしていますね。

昨今だとlobotomy corpは(異形loverとして)目を向けないわけがなく、
ちょっとまえだとソルサクの(異形loverとして)魔物に惹かれ
さらに前だとグレゴリーホラーショーあたり。
単に異形を追いまくってるだけでなく、ここらあたりは話も面白いですね。
あとはチュンソフトのサウンドノベルをちょいちょい。
具体的にはかまいたち2の妄想篇と街の市川シナリオ。大変わかりやすいと思う。

そんな感じのフィクションからのインプットで私の創作は構成されています。
社会がどうとか国がどうとか世界がどうとか、という物語よりも
個の精神を掘り下げた話が好き、というのが露骨に傾向として出てますね。


……これ、TransZendというより自分の好きな作品語りですね!!

MetaFormingPro 2019/08/30 20:00

【創作】TransZend #2 TranscendPang

翼の実装はさらっとおわった(水面下)


毎日更新が続いてるけど、あまりこれに時間割かれるのもーなので
もうちょっと密度落とすか(菓子発想/原価上がってるからしょうがない)

TransZendとして、これまでに発表したゲームは、
まとまった規模のものでは3作です。

2011 TranscendPang ←このときはまだ「Transcend」でした
2015 Puzzle&TransZend
2019 MethodIdeA

TranscendPang


現TransZendのものどもが、はじめてネットの海に駆り出された作品です。
キャノンボール/スーパーパンという太古のゲームを
Rez大好きオーラを纏いつつ、魔改造アレンジしたゲームです。

https://www.youtube.com/watch?v=1FGN7I9IHv4

こんな感じです
(おれのゲームのリプレイはおれが引用してよいジャイアン理論)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm32470705
(ニコ動は直接は貼れないかな?)

ちなみにこちらは、鬼畜ボスラッシュモードをシールドスキルも使わず、
残機MAXを維持してクリアしているキチガイ映像です。
どんだけやりこんだのこれ


いくつかのフレーバーテキストが断片的に見られるだけで、
ストーリーや台詞は皆無に等しいです。


この一覧画像ではここらへんが出てます。青丸が自機、赤丸がボス枠です。

自分のフォロワーなどを巻き込んで、無償で曲を書かせるという
今の御時世では考えられない凶行をしでかしています。
当時は色々気軽に頼めたんですよ
しかもそのうちの何名かは、後にプロの楽曲アーティストになったという。
まあ私もプログラマーとしてはプロか……?

ストーリーこそないものの、当時からアングラやら不気味系やら
言われまくったので、TransZendの路線はこの当時から
ブレなく突っ走っていると言えます。

http://cerebralmuddystream.nekokan.dyndns.info/TranscendPang/

今でも楽しめるSTG/ACTゲームだと自負している作品なので、
興味ある人は遊んでみてください。(難易度エグいらしいけど)
興味そこまでない人は上のボスラッシュ動画でも見ておこう


TransZendのものどもs

うちのものどもも語っていきます。

佇む巌、ノルテームさんです。


この場ではお初にお目にかかりますね、ノルテームです。

いや早くあの娘を紹介しろよ!! と自分でも思いますが、
重要な存在過ぎて、逆に気軽に書けないというか……

実は3作のゲームで皆勤を果たしているのは、
彼ともうひとり(ズヌちゃん)だけです。
一応、カメオ出演レベルをカウントするなら、もうひとり含まれるけど……。


身長は2m弱で、人型メティアちゃんよりも身長が高いです。
そんなサイズの立方体、それで巌ともなれば、体重は相当でしょう。
密度を3gと仮定したら、(180^3)*3=約17.5トンとのことです。
ふみ潰されたら死にますね。
思いっきり踏みつぶされて15ダメージで済むメティアちゃん。


彼は世界上でも、実際の時間上でも、古参の苔むした巌です。
見た目通りの、穏やかな性格のようです。
TransZendにすむ多くのものどもも、彼の事を信用・信頼しているようです。

彼は、出場するゲームにおいて、必ず「最初のボス」の立ち位置です。
それは彼自身が、自ら望んでいる事です。彼は巌として佇み続けます。
あたかも万物の下地、基盤であるかの如く。
彼は「出発するもの」を見送るものとして存在し続けていました。


↓↓そこからさきの↓↓

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MetaFormingPro 2019/08/29 20:00

【創作】TransZend #1

「創作をするための」ものを対象とした活動をメインでしている訳ですが、
もちろん私自身も、その創作をやっていないわけでは無いわけで。
ええ、これまでの紹介記事や動画で顔出ししてたやつらです。

創作をしている人は、自分の創作を語りたがるものです。
そして私とて例外ではない!!

TransZendの基本的な作品感をちょこちょこ語ります。もとい語らせろ!!

TransZendについて

私がものをつくるときは、全てこの「TransZend」を軸にします。
TransZendというものが何かを説明しないと、
その中にすまうものどもの解説も出来ません。

TransZendはただ一つの設定から全てが語られます。


「TransZendのなかにすまうものは、おしなべて自分が虚構だと知っている」


このただひとつの事実から何を示せるかは、あまりに多く、
そして不毛なのであえて記述しません。
しかし、あらゆる虚構における当たり前、暗黙の了解であったことが、
このひとつの事実を元に成立しなくなる事は薄ら判ると思います。


でもひとつだけ、重要な事があるかもしれません。

「自分を虚構だと認識しているものたち」は、果たして、
現実を生きる私達から、遠く離れた存在なのでしょうか。


「私達に物語は与えられなかった。私達で物語を紡がなければならなかった」


TransZendのものどもs

少しずつ、うちのものどもも語っていきます。これから。




のへさんです。



なんで最初がこいつなんだよ、て思うかもしれませんが、
適当なやつなので適当に書けるからです。


のへは珍しく、「Tallerの紹介をする」という明確な勅命を受けました。
しかし、ただそれを愚直に実行するだけでいい、
と考えるような程には愚かではなく、のへは「TransZend」における
「存在」のあるべき在り方をある程度、察しています。
それでも、まだ、彼は生まれたての赤子です。
彼がこれからどうなるかは未知数です。


身長は60cmくらいでしょう。
となると、体重は、10~15kgくらいのイメージでしょうか。
園児くらいの重さです。女の子が片腕で持ちあげられる重さではないですね。
両腕で抱えても、けっこう体力を使いそうです。

TransZendは、あまり「能力」やら「戦闘」で語る虚構ではありませんが、
媒体が大方「ゲーム」なので、まあそういう設定が無い訳ではありません。
のへは、こんなナリでありながら、多様な魔術を行使するようです。
また、いざという時は、自分自身の躰から強烈なエネルギーを放射し、
難を逃れるようです。


これ以降は裏話です。

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