No.8:神々の遊戯~ブロック崩し~
制作ゲームエンジン:Unity
先日(7/27)公開の「神々の遊戯~ブロック崩し~」。
公開前では語れなかったことをつらつらと書いていこうと思います。
◆
まず、タイトル画面~Stage1について。
気づいた人は気づいたと思うんですが、ゲームをスタートさせて
Stage1に遷移したときにBGMがシームレスにStage1のBGMに
切り替わるようになっています。
「オクトパストラベラー」で使われた、バトルエクステンドの表現技法を
こういう形で応用してみました。
このゲームを作るにあたって、絶対やっておきたかった譲れない部分でした。
というのも、この先3年はこれを用いたRPGが作れる未来が
見えなかったからですね。
だったら比較的サッと作れるというか、Unityの習作で作ってる
ブロック崩しで先にやってしまえ!…ってなりました。
この手法が使われたフリーソフトはそんなに多くないと思うし
なんだったらブロック崩しでこの手法を使う変態はいない!…ということで。
この、いわゆる「バトルエクステンド」の表現技法は
いろいろと応用が利くと思うんですよね。
HD-2Dなゲームでなくても、あんな場面やこんな場面で…ね。
ただ、いかんせんこの表現技法、現状使えそうなのは
私の知る限り、UnityかUEしかないんですよね。
まぁ、UnityベースなRPG MAKER UNITEを使えば
プログラム的な工夫は必要ながら可能な気がしますけどね。
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続いてStage2。
これ、実は完成直前に採り入れたんですよ。
ステージが進むと日の光の当たり方が変わるっていうの。
試しにやってみて「うをを!凄い!」ってなったもんで
これ使おう!…ってなって、急遽、ね。
で、Stage2では「跳ねるブロック」というギミックが登場します。
基本的には邪魔な存在なんですが、場合によっては味方にもなりえます。
なんだったら思わぬボーナスを獲得するきっかけになりさえします。
ちなみにこれは破壊できません。
256発当てても無駄です。
普通に考えたらこんなブロックが跳ねるなんてあり得ないんですよね。
普通なら下に落ちたらドスッてなって終わりですからね。
そんなものを何故入れたのか…
きっかけは、Unityで遊びで作った、ただ垂直に跳ねるボールでした。
最初は見ていて「うをを!跳ねてる跳ねてる!凄い!」…ってなって
じゃあそれと同じ条件の物体をキューブ型にして、ボールの真上に…
そして少し距離を置いて配置してみたところ
思ったより面白い動きをしてくれて「これ、使えるやん!」…と。
私は元々カオスなもの、変なものをゲームに入れるのが好きな性格ですので
入れない手はありませんでした。
実際ゲームに入れてみると、期待通りの挙動をしてくれました。
ただ、Stage2でいくつも入れるのも酷だろうと、美味しい場所に一箇所だけに
絞りました。
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Stage3。本作の最終ステージです。
ここでも光の当て方を変えて夕焼けの表現をしてみました。
夕焼けの表現をする際、色関係をいろいろいじりました。
正確な色表現ではないかもしれませんが、それっぽくはなったと思います。
さて、Stage2に登場した跳ねるブロックが一気に三箇所…
しかも時間差で動いているので、タチ悪いです。
ブロックの配置も派手に変わっています。
このステージは、恐らく一番ボーナスの取りやすいステージだと思います。
クリアボーナスも派手なものになっている可能性が一番高いでしょう。
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最後にハイスコア画面ですが、ゲーム紹介ページにも
もし、このゲームを極めたと認められたとき…
あなたは、ちょっとした何らかの変化に気づくことでしょう。
…と書いています。
内容はぶっちゃけプレイヤーにやり込んだ達成感を
味わってもらうだけが目的なので深い意味はありません。
まぁ、「それ」がなんであるかはやり込んでのお楽しみ…
という程のすごいものでもないですけども。
ただ、私はパズドラにハマってまして、その影響を受けて入れたものです。
パズドラの「それ」ほど凄いものでもないですけど…
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以上、ゲーム公開後でしか語れなかったものを語ってきたのですが
最後に一言だけ。
あるステージで思わぬ高得点が得られたとします。
例えばStage2だけで(クリアボーナスも含めて)xx万点も取れたとします。
でも実は、基本的にどのステージでも
やり方次第でそれくらいは取れるように作ってあるんです。
…と、こんなところですね。
裏技に関してはヒントを出すかもしれないし、出さないかもしれません。
ある程度高得点を叩き出したスクショならTwitterで出すかもしれません。
極めたらもっと取れますよ的な、そんなスクショを。
また、ボーナスの出し方も一定期間を置いたら出せる範囲で
少しずつ出してもいいのかな、と考えております。
それでは、隙間時間でいいので軽い気持ちでプレイして頂ければ幸いです。