刹那さんです。
20歳という、人生で割と大きな節目を迎えたので、少し語っちゃいたいと思います。
文章書くの下手で、中々に読み辛いです。
※不愉快になる様な内容が含まれている可能性が御座いますので、お気をつけください。
私、度々言ってる通り自分の声が好きじゃなくて、自分の事が好きじゃないです。
大嫌い、ってわけじゃなくてね。
私は、自分に興味と関心が一切無い。
自分の好きな物、自分以外には興味、関心がある。
でも、自分てなると途端にそれが無くなる。
興味がなくて、自分が分からない。
声を聞いてもらっている実感が湧かない。
声を聞いてもらって嬉しいと思えない。
何故、声を聴いてもらおうとしているのか、分からない。
言葉を貰っている実感が湧かない。
言葉を貰って嬉しいと思えない。
何故、言葉を貰おうとしているのかわからない。
全部全部分からない。
私がしたくてしてる活動な筈なのに、本当に、全然わからないんです。
何故声を使ってるの、
何故この活動してるの、
何故生きてるの、
何もかもわかんない。
"声を聞いてくれてありがとう"
"声を聞いてくれて嬉しい"
時々、私が言う言葉です。
でもね、これ、想いが篭ってないんですよ、実は。
だって、実感ないんですもん。
声を聴いてもらって、言葉を頂いて、その証拠があっても。
どうしても、実感が湧かない。
声優になりたくて、セリフ練習の為に高校の頃から配信し始めて、初めて誰かに声を聞いて貰いました。
初めてって言い方は語弊がありそうでずか、第一印象とか、義理とか、関係性とかそういうのとっぱらって、ただ純粋に声だけを聞いて貰ったのは、配信が初めて。
で、去年から動画を出し始めて。
沢山、声を聴いて頂く機会が増えました。
でも、声を聞いて頂く度に。
声を聴いて頂く機会を増やす度に。
何だか無性に、消えたくなる。
悪口言われたーとかじゃないんですよ。
ただ、ああ、消えたいなって思うんです。
私なんて、消えてしまえばいいって思うんです。
ネガティブなわけではないと思ってます。
ネガティブなんじゃなくて、ただ自分がわからなくて、認められないから、そんな私がこんな誰かに声を聴かれる活動をしていいのか、良くないでしょ、って。
そう思って、ふと消えたくなるわけです。
ま、そうは思っても、消えてはないんですけど。
私が私に興味とかが無いのは先程書きましたが、一応、私もちゃんと自分の事を考え初めてみたんです。それは結構前。
こういった活動を始めるもっと前。
声優を目指し始めた時に。
声優を目指すなら、この声を使うなら、自分の声を沢山聞いて、自分の声について考えないといけないと思ったから。
その結果。
ああ、私の声って本当に気持ち悪いな。
私の声って、芯がなくて、耳に刺さって。
聞いたら、不愉快になる声だなぁって。
思いました。
そんな声を、聴かせるの?
こんな声を、聴かれてるの?
気持ち悪い。怖い。嫌われる。
だから、感情に蓋をしたんだと思います。
気持ち悪い、怖い、嫌い、って言われたとしても。
あーわかる!私もそう思ってたわー!って言えるように。
予防線?を貼ってるんです私。
とはいえ、最初は刹那さんも夢見る少女だったわけで。
それに、私の大好きな奈々様が、
『自分の声が可愛くないからとか、特徴的じゃないからって声優の夢を諦めている人がいるなら、今すぐ諦めるのを諦めてほしい』
って言っていたから。
頑張ろうって思ったんですけ、ど、
高校に入ってちょっとした頃に
家の階段の所でふとお母さんに『貴方なんか声優になれる訳ないでしょ』
って言われました。
声優になりたいって話してたわけでもなかった気がするんですが、急に言われたのを覚えてます。
一応書いておくと、私のお母さんって別に悪い人ではないんですよ。
ただ、私が声優目指したいから入った高校の学費が驚く程に高くて、それで借金もして、お母さんもいっぱい働かなくちゃいけなくて。
私も、高校入学した月からバイトを初めて、どうにか学費を賄えるように沢山働いたのですが、それでも追い付かなくて。
で、色々言われてね。
悪口とか、暴行とか、あとはまぁ色々。
これは私が悪い。
私が、夢を見て、選んで、それで不幸を被った人からの悪意だもの。
それに子供の頃から言ってしまえば虐○?
殴る蹴る、縛り上げる、刺す、色々あったので、あまり気にしてませんでした。
(こう書くと物凄いですが、別に死んでもないですし、傷が残っている訳でも無いので大丈夫です)
ただ、どうしてもそういう負の言葉って心に残ってしまって。
身体的なものは、どんなに痛くても治るけれど、言葉って覚えちゃって。
心に少しずつトゲが刺さっていくような。
自分へ向けられた悪意が私のせいだとちゃんと理解しているからこそ、より言葉が痛くて、重くて。
だから、言葉を聞かないようにしちゃったんです。
聞かなければ、言葉を理解しなければ、痛くないですし。
そういう、言葉を聞かない、っていう癖が少しずつ悪化して、普通に親と話してても時々あれ、何話してたっけ、今何言われた?頼まれた?聞こえないなぁってなる時があります。
声を聞いてくれて、言葉をくれても、私に言われてるか分からないんです。
それが名指しで、確実に私に向けての言葉でも、私はよくわからないんです。
実感、出来ないんです。
うーん。
ここまで書いておいてなんですが、
つくづく気持ち悪いなぁ私っていう存在は。
つくづく、こういう活動に向いてないと思います。
こういう活動をする理由って人それぞれではあると思うけど、絶対に確固たる何かがあると思うんです。
私が見てきた、大好きな人達はそう。
夢や目標を聞かれたらすぐに答えられる人達ばかり。
私は?
答えられない。
声を聞いて、とも言えない。
心を込めたありがとうも言えない。
活動する資格無いですよ。本当に。
例えば、配信し終わった後、
何であんな話し方しちゃったんだろ。
何であんな事言っちゃったんだろ。
何でこんな声で話してたんだろ。
何で、何で、何で、
って、負の感情と疑問で頭が埋まる。
で、消えたくなる。
いっぱい言葉をくれるけれど、
例えば。好き、って何でしょうね。
私は奈々様好きだよ。大好き。
胸張って言える。
でもさ、言われる好きがわからない。
私そんな人間じゃないよ。
私君が言う様な魅力的な声じゃないよ。
私誰かの感情を動かす様な、そんな事出来ないよ。
奈々様みたいに。
奈々様みたいになりたかったわけじゃなくて。
奈々様と一緒に仕事がしたい、じゃなくて。
奈々様の見た景色が見てみたかった。
奈々様があんなに笑ってて。
頑張ってて。
こんなにも魅力的で、こんなにも惹かれて。
好きだな、好きなんだ、私は、この人が。って実感して。
それから、色々考えて。
人前で話す事すら恥ずかしくて、コミュ障で人見知りで緊張しいな私だけど。
私が、声優さんの声で笑顔になったり感動したからこそ、それと同じ様に、誰かを笑顔にしたり、感動させられたりする声優になりたいって。
誰かに声を聴いて欲しいって。
確かにあの時思ったんです。
思った、筈なんですって。
私だって、夢見てたはずなんだって。
誰かに、
君に、声を聴いて欲しいと思った筈なんだって。
でも今はわかんないです。
それでも、色々やってきたつもりではいるんです。
頑張ったとは言えません。
私は自己評価出来ないから。
バイトもそう。前の仕事もそう。
編集もそう。練習もそう。
色々、やってみたつもりなんだけど。
声に想いがのらなくて。
想いが籠らなくて。
薄っぺらい演技になっちゃって。
薄っぺらい言葉になっちゃって。
編集も、上手く出来なくて。
私って本当にダメだからさ、こんなダメな感じになってます。
誰とも関わらず、1人で全てをするこの活動はとてもやりやすくて、とても楽しくて、心置き無く自分のしたいように出来るのに、
全てが自己責任だからこそ、自己嫌悪が加速して。
有難い言葉を頂いたりもします。
沢山、身に余る言葉を沢山頂いたのに、わからなくて。
あー好かれてるなー!とか、愛されてるなー!とか、少しでも実感出来たらいいのに。
そしたら、頑張る、活動する理由が出来るのに。
声を聞いて頂いてるって実感出来たら、もっと色んなことができる気がするのに。
どうすればいい。
消えればいい?
どうせ私なんてこんなだし。
何で君は私の声を聴いてるの。
何で君はこれを呼んでるの。
わからない。
わからない。
わからない。
わからない。
わからないけれど、
わかりたいです。
色々書いてきたけど。
ここまで書いてもぜんっっぜんわかんないけど。
色々考えても、ぜんっっぜんわかんないけど。
生きる為に必要じゃない、やらなくてもいいこの活動を、それでも続けてる理由って、きっとやっぱり、声を聴いてくれる人がいるからで。
1人でいい、1人がいいって言いながら活動してるけど、でも、私の声を聴いて、私の存在を認めてくれる人が居ないと成立しない活動。
よくわからないけれど、
私は、声を聴いて欲しいんだと思うんです。
この活動を辞める気も無いし、死ぬまで続けていきたいと思ってると思うんです。
今の私は、声を聴いて欲しいとはどうしても思えないし、言えないけど、
いつかちゃんと、
君私の声を聴いてくれる君に、
私以外の私と同じように生きている人間に声を聴いてもらってるって実感して、
言葉貰ってるって実感して、
それで、今度こそちゃんと想いを込めて、
『ありがとう』って言いたいです。
この活動は、私の生き甲斐だから。
私の声を聞いてくれてありがとう。
私の存在を認めてくれてありがとう。
私のしたい活動を成立させてくれてありがとうって。
伝えたいです。
本当に。
心からそう思います。
奈々様に誓って、そう思ってます。
私ね、色々やりたい事あるんです。
動画でやりたいシチュエーションだって無限に出てくるし、
編集だって、少しずつ世界が構築される感じが凄く大好きだから、何十時間かけてでも高いクオリティのものを作りたいし、
ドラマCDとかアクキーとか作ってコミケに出展したいし、
殺陣もいつかちゃんとしたいし、
色々なVer.の刹那さんのイラスト依頼したいし、
防音室とか機材とか買って、京都で一人暮らししたいし。
色々、あるんです。
色々やりたい事がある中で、
私の夢は、
『水の様な声が出したい。
私の声で、誰かの感情を動かしたい』
です。
水は、どこまでも透き通っていて、染み渡るもの。
けれど、水には上位互換的存在がある。
甘くて美味しい炭酸。
芳醇な香りのするお茶。
沢山上位互換的存在があって。
それでも、時々は水でもよくないですか?
時々は、"水"を飲みたくなる時もありませんか?
私は、可愛い声でもかっこいい声でもない。
魅力的な声でも、好かれる声でもない。
でも、私のこの声が"水の様な声"ならば。
聞きたいと思って聞くんじゃなく。
ただぼーっと聴いて、
そして、すーって。
胸の真ん中あたりに染みてくれたら。
それは、何だかすごく、良いかもなぁって思います。
あと、
私がこの20年生きてきた中で色々あった通り、生きるのって大変ですよね。
学生でも社会人でも。
種類や大きさは違くても。
やっぱり、色々あって。
悩みや、嫌な事を私が解決…
は、出来ません。
する気も、ありません。
私は、誰かの相談を受けたり出来るほどいい人間では無いからです。
それに、私は"君"の事を知らないもの。
それなのに相談に乗ったりは出来ません。
でも、悩みを解決する事だけが正解という訳では無いと思います。
実際、私がそうなので。
何かあって、気分が落ち込んだ時、大好きなものを見て、聞いて、浸るんです。
そうしたら、頑張ろうって思えたり、救わたり、
とにかく、いい方向に思考が向くんです。
だから、色々あって、色々思うところがあった時。
私の声を聞いたら、
私の声を聞いている間は、その事を考えなかったり。
少し気持ちが晴れたり、とか。
色々。
思考が、いい方向にはいかなくとも。
悪い方向に向かないように出来れば。
そうやって少しでも、誰かの感情を動かすことができたら、
それは本当に嬉しい事で、
それはとても、尊いことだと思います。
だからね。
私は私が好きではありません。
私は自分の声が好きではありません。
私は私がわかりません。
でも、『声を使うこと』は大好きです。
『声を聞いてもらうこと』も大好きです。
『声をきいてくれるひと』が本当に大切です。
『声を聞いていただけること』がとても尊いと思っています。
だから、
飽くまで、私の声を聞いて頂けたら幸いです。