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戦闘不能とは

戦闘不能時のキャラの処理



戦闘不能になったキャラがマップ上で元気に動き回っているのは違和感を感じたので、
トリアコンタンさんのプラグインをお借りして
戦闘不能になったキャラは動かなくなる処理を入れてみました。









うん、いい感じ。





が、ここで根本的かつ致命的な問題に遭遇する。





主人公が戦闘不能になったらどうする……?





先頭の人物が動かないのはおかしいし、
かといって二番目以降のキャラと順番変えるのも大変な話。





戦闘不能の定義



そもそも、"戦闘不能"って、何だ……?





RPGにおいてHP0の状態は『死亡』か『戦闘不能』かで分類されるけど、
戦闘不能というのは、生きてはいるけど戦えない状態。



パンチ一つ繰り出すことすらできない状態なので、
瀕死状態と言ってもいい、息も絶え絶えの状態。



…と推察する。





RPGをやっていてよく違和感を感じるんだけど、
HP0で戦闘不能の人間がイベントシーンに入った時に
何事も無かったかのように朗々と喋り出すんだよね。





お前元気じゃん、と何度思ったことか。





というわけで、この事案に対する答えは
『戦闘が終了したら戦闘不能者もHP1で復活する』
で解決しようかと考えています。





ロマサガ形式。





これならHP0で会話する違和感も消失する。





ただ、戦闘不能の回復アイテムの出番は戦闘中のみになり、
どんなに倒されても戦闘が終われば復活するので
難易度が低下しがちなのがネック……






自然さを取るか、ゲーム性を取るか。

フロントビューバトルとサイドビューバトル

戦闘ビューについて



唐突ですが、制作中のRPG、
『時を診る猫』の戦闘画面はフロントビューバトルです。





これって適当に決めたわけではなく、ちゃんと理由があります。
決して横向きのキャラを作るのが面倒だったというわけではない





それは、時を診る猫は主人公の名前を自分で決めることが出来ますが、
これは誰かの物語ではなく、あなたの物語、という体だからです。





フロントビューバトルはいわばFPSであり、
サイドビューバトルはTPSですよね。





これ気付いた時ハッとなったんですが、
ドラクエはフロントビューバトルで、
FFはサイドビューバトル……





ドラクエは自分が主人公の物語であり、
(主人公の名前を自由に決められる、主人公が喋らない、等…)
FFは誰かの物語……
(主人公はセシルやバッツなど、誰か)





ちゃんと意識したのかどうか、
それにあつらえたかのような戦闘ビュー設定になっている。





名作はさすがだな、と思いました。





自分の作る物語は、誰かの物語を見るのではなく、
自分自身が体験しているかのように
感情移入が出来て没入出来ることを大事にしているので、
自ずと「あなたの物語」形式になるんですが、
そうなると戦闘ビューはフロントビューバトル一択になります。





作によってはイレギュラーで
サイドビューになることもあるかもしれませんが、
そういう思いを持ってビュー設定をしています。

時を診る猫について

こんばんは、あすとです。

今日は制作中のゲーム、
『時を診る猫』について話したいと思います。


大元の成り立ち

これは、遡ること20年以上前…
2ちゃんねるの
『一ヶ月という期間でデフォルト素材のみを使用して
どこまで面白いゲームが出来るか?』

という企画の元、制作したのが前身の一作です。


その当時のタイトルは『Kanan』

『街の名前がカナンだったので』という
何のひねりも面白味も無い語源で、
『時を診る猫』という存在も
当時は『時の水晶』という無機物でした。


猫が好きなので水晶というキャラを猫にして、
先読みクエストというサブクエストを付けて
ブラッシュアップしたのが
ツクール2000版の『時を診る猫』です。



シナリオ変更

ちなみに、最初作った『Kanan』はこんな感じでした。


大まかなシナリオは現在制作中のものと
同じような感じですが、実は画像の通り、
当初は主人公の器となるラルファという少年は
死亡する設定でした。


ただ、
オープニングから幼児が魔物に殺される展開はあまりにショッキング過ぎるだろ……
というのと、
自分自身小さい子供を持った身としては
こんな可哀想な展開はあり得ないなと思い、
眠っているラルファの身に青年ルークが乗り移る、
という設定にした次第です。



表のテーマと裏のテーマ

街の名前はカナンであるところは変わりませんが、
島の名前を『レヴン島』、
隣にある島を『リッシー島』としました。


これは知っている人はピンと来るかもしれませんが、
礼文島と利尻島が語源です。


この二つは実際行ったことあるんですが、
凄く自然が美しく、良いところでした。


時を診る猫は表向きは
『歴史改変サスペンスRPG』としていますが、
実は裏のテーマとして
『離島の魅力を伝えるRPG』というのを
掲げていたりします。


勇者や魔王などが国を舞台に戦いを繰り広げる
華やかで派手な世界とは違い、
素朴でのんびりとした風土感の中で、
田舎育ちの一介の青年たち、
いわば『村人A』とも言える人達が
魔物と対峙するというのはどういうことなのか、
というのもゲームを通して
表現出来ればと思っています。



時を診る猫2

さて、この時を診る猫ですが、
実はこの一作限りではなく、二作で完結する予定です。
(以前『2』を制作し始め、
その途中で先に『1』のリメイクの方から作るという
舵取りの方向転換をした経緯がありました)


『2』もシナリオ構想としては
おおまかには出来ているんですが、
如何せんツクールMZだと
2000以上に膨大な時間を要するため、
完全に終結するまでは
気長にお付き合いいただければ幸いです。

自己紹介

初めまして、
ゲーム情報サイトANTIDOTE(アンチドーテ)管理人のあすとです。


現在、RPGツクール2000で制作した長編RPG『時を診る猫』
リメイク版をツクールMZで制作しています。


こちらにはX(Twitter)では書ききれない長文の内容を
ブログ的に書いていこうかと思っています。



簡単にですが、箇条書きで自己紹介をします。


・ゲームを初めてやったのが6歳
・初めてプレイしたソフトはFCの『スーパーマリオブラザーズ』
・初めてプレイしたRPGはFCの『ドラゴンクエスト2』
・初めてプレイしたツクールソフトはSFCの『RPGツクール SUPER DANTE』
・専門学校に入り、デザイナーを志す
・が、こんなものばかり作っていた


・以降、デザイナーとして勤務する傍ら、ゲーマーとして、
 時にはツクラーとしてゲームをプレイしたり、ツクールで制作活動をしたり
・WEBデザインにも携わる傍ら、ゲーム情報サイトANTIDOTEを開設
・一時はゲームメーカーに勤務するも
 『自分のやりたいことを実現する場所はここじゃない』と気付く
・以降、デザイナーとして勤務する傍ら、ゲーマーとして、時にはツクラー(以下略)
・最近ではツクラーの方が本業だと思い始める


こんな感じです。


ホームページにも掲載しているものですが、好きなゲームも記載しておきます。


好きなゲーム:アトラス製ゲーム全般(女神転生、魔神転生、ペルソナ、デビルサバイバー、世界樹の迷宮等)、ウィザードリィ系、DQ2~4、FF3、FF6、FF7、ロマンシングサガ1~3、天地創造、ダークキングダム、ミスティックアーク、天使の詩、LIVE A LIVE、Wizap!、グランヒストリア、スターオーシャン、テイルズオブデスティニー、無限航路、スカイリム、ウィッチャー3 、幻想水滸伝、ポポロクロイス物語、ゼルダの伝説夢を見る島、ファイアーエムブレム 紋章の謎、トルネコの大冒険、風来のシレン、フロントミッション、メタルマックス2、ルナエターナルブルー、MOTHER2、かまいたちの夜、街~運命の交差点~、シュタインズ・ゲート、EVER17、ダンガンロンパ1&2、逆転裁判&検事、ひぐらしのなく頃に、Kanon、ファミコン探偵倶楽部、バイオハザード、ラストオブアスなどなど


宜しくお願いします!

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