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2023年 09月の記事 (2)

戦闘不能とは

戦闘不能時のキャラの処理



戦闘不能になったキャラがマップ上で元気に動き回っているのは違和感を感じたので、
トリアコンタンさんのプラグインをお借りして
戦闘不能になったキャラは動かなくなる処理を入れてみました。









うん、いい感じ。





が、ここで根本的かつ致命的な問題に遭遇する。





主人公が戦闘不能になったらどうする……?





先頭の人物が動かないのはおかしいし、
かといって二番目以降のキャラと順番変えるのも大変な話。





戦闘不能の定義



そもそも、"戦闘不能"って、何だ……?





RPGにおいてHP0の状態は『死亡』か『戦闘不能』かで分類されるけど、
戦闘不能というのは、生きてはいるけど戦えない状態。



パンチ一つ繰り出すことすらできない状態なので、
瀕死状態と言ってもいい、息も絶え絶えの状態。



…と推察する。





RPGをやっていてよく違和感を感じるんだけど、
HP0で戦闘不能の人間がイベントシーンに入った時に
何事も無かったかのように朗々と喋り出すんだよね。





お前元気じゃん、と何度思ったことか。





というわけで、この事案に対する答えは
『戦闘が終了したら戦闘不能者もHP1で復活する』
で解決しようかと考えています。





ロマサガ形式。





これならHP0で会話する違和感も消失する。





ただ、戦闘不能の回復アイテムの出番は戦闘中のみになり、
どんなに倒されても戦闘が終われば復活するので
難易度が低下しがちなのがネック……






自然さを取るか、ゲーム性を取るか。

フロントビューバトルとサイドビューバトル

戦闘ビューについて



唐突ですが、制作中のRPG、
『時を診る猫』の戦闘画面はフロントビューバトルです。





これって適当に決めたわけではなく、ちゃんと理由があります。
決して横向きのキャラを作るのが面倒だったというわけではない





それは、時を診る猫は主人公の名前を自分で決めることが出来ますが、
これは誰かの物語ではなく、あなたの物語、という体だからです。





フロントビューバトルはいわばFPSであり、
サイドビューバトルはTPSですよね。





これ気付いた時ハッとなったんですが、
ドラクエはフロントビューバトルで、
FFはサイドビューバトル……





ドラクエは自分が主人公の物語であり、
(主人公の名前を自由に決められる、主人公が喋らない、等…)
FFは誰かの物語……
(主人公はセシルやバッツなど、誰か)





ちゃんと意識したのかどうか、
それにあつらえたかのような戦闘ビュー設定になっている。





名作はさすがだな、と思いました。





自分の作る物語は、誰かの物語を見るのではなく、
自分自身が体験しているかのように
感情移入が出来て没入出来ることを大事にしているので、
自ずと「あなたの物語」形式になるんですが、
そうなると戦闘ビューはフロントビューバトル一択になります。





作によってはイレギュラーで
サイドビューになることもあるかもしれませんが、
そういう思いを持ってビュー設定をしています。

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