2：地面を掘る

前回は、制作のスタート地点を紹介しました。

今回はその続きで、ドット絵制作の振り返り裏話となります。

1：はじまりはドット絵

制作中のレトロゲーム風ダンジョン探索RPG。
タイトルは『JunkLab-混沌の迷宮-』です。

制作日記と題して、制作状況を発信していきたいと思います。

最初から紹介したいので、まずはこれまでの歩みを振り返りながらの紹介となります。

今回は一番最初の段階、ドット絵制作のスタート時について。

作品紹介：レトロゲーム風ダンジョン探索RPG

現在制作中のゲームについてサクッとご紹介します。

核となる要素としては以下の3点。

• レトロゲーム風
• ダンジョン探索
• RPG

レトロゲーム風

私が最初にプレイしたRPGはファミコンの『ドラゴンクエストIV』。
そのあたりから、スーパーファミコンくらいのゲームが特に好きです。

印象

PS4のハイエンドなゲームもやります。
でも、想像の余地があるドット絵のRPGがやっぱり一番好きです。

そのため本作では「レトロゲーム風」のビジュアルを意識しました。

ファミコン後期～スーパーファミコン中期くらいの外見でしょうか。
キャラクターもドット数を減らし、頭が大きめのバランスにしました。

色調

レトロゲームは原色が強いものも少なくありません。
一方、本作の色味としては、少し淡い色にしてあります。

セピア色など、少しくすんだような味わいや、落ち着いた色調、
あるいは、あたたかみのあるような雰囲気が好みです。
そういったところを意識して色を決めています。

素材

ドット絵の素材は大部分が自作ですが、作業効率も考慮し
一部「改変自由」で公開されている素材も調整して使わせて頂いています。

BGM、効果音には、フリー素材として公開されている
「ファミコン風音源」を使用しています。

ドット絵を自作(一部フリー素材は調整)、音関係は1サイトのみです。
統一感はあると思います。

ダンジョン探索

広大なフィールドを冒険する物語は魅力的ですが、私にはあまり時間がありません。
創作活動のメインはあくまでも小説執筆、そしてイラストです。

また、舞台が広ければ広いほどいろいろな要素を思いついてしまうので
完成までに余計に時間がかかってしまいます。

それならば、まずは完成を目指して要素を削るべきではないかと考えました。
そこで、一度挑戦してみたかった「ダンジョン探索」に決めました。

拠点と地下迷宮を行き来して、最深部を目指す。
奥深いジャンルですが、ゲームの構造としては王道RPGよりシンプルです。

加えて、イラストのほうで展開中のオリジナルキャラクターも
「地下迷宮」との相性がよかったため、ゲームに登場させることにしました。

RPG

先にも触れましたが、幼少期のゲーム体験が反映されていると思います。

オーソドックスですが、あのころワクワクした「冒険感」を再現したい。

最初のザコ敵にやられるんじゃないかと焦ったり。
武器を買うか防具を買うか散々迷い、結局回復薬だけ買ってお金を貯め、
ひとつランクが上の武器を目指したり。

街を探索するだけでも発見があるようなRPGが作りたいです。

まとめ

今回は、制作中のゲームの内容をサクッと紹介しました。
探索が楽しくなるような要素は、ほかにもいろいろと用意してあります。

とはいえ、まだ制作の入口に立ったところです。
まだまだ時間はかかるでしょう。
これからもコツコツ進めていきますので、応援よろしくお願いします！

制作の経緯：かつてのゲーム制作から紆余曲折

最初に、なぜ今回のゲーム制作に至ったのかを簡単に綴ります。