格ゲーのオンライン筐体はこうであってほしいという妄想
鉄拳7、ネシカ2、そして来年発売されるスト5、APM3と格ゲーのオンライン対戦が出来る機種が続々と増えてます。
オンライン対戦出来るのは人が少ない地方ゲーセンにとっては確かにありがたいんですが、立地の良い店舗や台数を多く用意出来る裕福な店舗が有利になっていくでしょうし、これまで店内対戦でコミュニティを育んできた格ゲーはゲーセンならではの魅力が薄れていくのではという危機感があると思います。
理想のオンライン筐体を考えてみました!
ということで、ゲーセン経営者&プレイヤーの両方の目線を持つ僕が(えらそうに)理想のオンライン格ゲーのあり方について考えてみました。
・従来の背中合わせ配置を使って1基板2画面で1P側と2P側に同じ画面を映す。
対戦台を組むのに基板が2枚必要というゲーセンの負担を半減させるのもありますが、今までの格ゲー文化を引き継いでほしいところです!
横並び対戦だとマナーは良くなりそうだとは思いますけどね。
・オンライン対戦はCPU戦の延長線で
CPU戦やトレーニングモードを選択して店内対戦待ちをする形をベースにしてほしい。
店内で対戦相手がいないからオンラインで対戦相手を探すかなーという風にオンライン対戦に持って行く。(オンライン対戦のマッチングを開始する操作を能動的に行えるようにするとか、マキブONのようにCPU3戦したらオンライン対戦に移行するとか)
上記2つを採用するとオンライン対戦が発生した時に反対側の画面にもオンライン対戦してる画面が映るので、オンライン対戦中は反対側のクレジットを入れられないように出来たらありがたいです。
・別のプレイヤーがリベンジマッチ出来るように!
1P側のプレイヤーがオンラインで敗北し「リベンジマッチをしない」選択をしたあと、2P側からその相手にリベンジマッチが出来るようにするのはどうでしょう。
ゲーセン対抗戦的なオンライン対戦になって熱くなれる気がします。そこからプレイヤーの名前も知られて交流に発展するかも。「オフラインで倒しに行くからな!」とかね。
・時間貸しモードをつける
試合数に関係なく1時間いくらの貸し切りモードを用意して欲しい。すでに実装してるゲーム機もあると思うので技術的には可能なのでは。
お店側の負担(スタッフの管理・試合数による課金額の変動)を抑えて交流会や対戦会をプレイヤー主体で行えるようになると思います。店内の場合は連勝制限も1試合から対応出来るといろいろ幅が広がりそうです。
台数の少ない店もあると思うので、店側で時間貸しONOFFが出来ると良いですね。
・捨てゲー対策
レバー操作かボタン操作のどちらかが全くなかったプレイは試合としてカウントしないというのがあっても良いかも知れません。オンライン対戦の連勝制限の数に入れない、ポイント的なものが動かないという感じで。
んー、こんなところでしょうか。
まとめると1基板2筐体でお店側の負担を半減する、店内対戦が主役、オンライン対戦に血を通わせる、時間貸しによる1プレイ100円からの脱却などが狙いです。もちろん僕が思いつかないようなもっと良いアイデアもあると思います。
どこかのメーカーにこのアイデアが届いてくれたら嬉しいですね。