コミックマーケット104の参加報告
おはようございます。
亀倉裕幸です。
2024年08月11日~12日に東京ビッグサイトで開催された
コミックマーケット104にサークル参加してきました。
バスを有明テニスの森で下車し、ビッグサイトへ
C104での配布物
サークル「ハイブリッドワールド」は
2日目 東7 f-02にサークルスペースを構え、
夏コミへ約4年振りくらいのサークル出店をしたわけです。
新刊は「フィオの旅13 神に見捨てられた男」です。
B5/72P(表紙込み)でイベント価格500円で配布しました。
とてもとても暑い中、サークルスペースまで足を運んでくださり、
本を手に取って頂けたことを心から嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
ちなみに設営時の写真は撮り忘れました。
DL版については後日配信予定です。
夏コミに参加しての感想
気温が高くて大変でした。
熱中症だと思われる症状で車いすに乗っている参加者も見るくらいに
快適だと程遠い環境であったと言わざるを得ませんでした。
しかし僕のサークルが配置された東7ホールはオリンピック開催期あたりに
増設されたスペースなので比較的空調設備が最新なのか
あまり苦痛な暑さではありませんでした。
別のホールから僕のサークルスペースに来てくださった参加者様が言うには
「東7ホールは天国のようだ」とも言っていました。
東7ホールはあまり広くないのでその分空調の効果が出ていたのかもしれません。
夏コミ終了後、段ボールを捨てる為に東456ホールの中を横切ったのですが
撤収作業中で人が少ないのにも関わらず、
熱気がこもった暑さと照明の薄暗さを感じました。
確かに気温は雲泥の差でした。
しかしこの薄暗い照明がコミケっぽいなとも思いました。
この薄暗さと快適とは程遠い、ぬめっとした暑さこそが夏コミなのです。
今後の課題への取り組み
今回の「神に見捨てられた男」の制作にあたって
ネームが途中までの段階で
下描きやペン入れをするというやり方をしてみたんですが、
このやり方はあまり僕には合いませんでした。
何故なら全体の構成がまとめにくいと感じたからです。
同人誌向けの漫画はイベントの関係上、商業漫画には共に締め切りが存在しており、
必要な要素を取捨選択しなければ期限内に描き上げることは出来ません。
ページ数の制限などもあるので、
その中で必要と判断されるシーンや一コマに圧縮できる要素、
思い切ってカットするシーンを決めなければなりません。
一番描きたいシーンを決めておくというのそういう理由です。
テンポの良い漫画というのは、不要な要素が少ないシンプルな構成なのです。
今回の第19話「神に見捨てられた男」では締め切りや予算の都合上
ページ数の調整の為にネームの見直しを頻繁に行っており、
既に下描きを終えて少しペン入れを行ったページすらもカットしています。
これはネームの練り込みが足りず、余分な要素が残っていることによって
発生していると考えられます。
なので次回作ではネームの作り込みによって完成度と
結果的に起こる作画時間の短縮を目指します。
でもですね、やっぱり色んな要素を入れたくなっちゃうんですよ
冬コミのお話
コミックマーケット105に申し込みました。
予定では「フィオの旅14 偽人達の記憶(仮)」を制作配布する予定です。
内容についてはまだ未定ですが、今後のci-enの更新は
第20話「偽人達の記憶(仮)」の作画情報になります。
続報をご期待ください。
今回の更新は以上になります。
ありがとうございました。