【FPS】3Dゲームのグラフィック作りの難しさ(女の子がガトリング砲をぶっ放すFPS #3)
こんばんは、女の子がガトリング砲をぶっ放すFPS(仮)の進捗報告をさせて頂きます。
グラフィックの試作・検討作業を開始
今回はグラフィックに関するお話です。ゲームシステムの残りの部分の開発作業と並行してグラフィック関係の作業に着手しました。
3Dゲームのグラフィック作りは難しい
まず前回お話しした通り、既にゲームシステムがだいぶできているので悩ましい「グラフィック問題」に少しずつ向き合おうかなと思いました。
グラフィック問題というのは「ショボいグラフィックからなかなか抜け出せない現象のこと」で、個人で3Dゲームを開発する場合にはよくある問題です。かくいう私は3Dゲームをかれこれ15作品以上作っているのですが、何度作ってもグラフィックのショボさを改善できずかなり苦しんできました。
ではなぜそんなに苦しむのかというと、そこには3Dゲームならではの難しさがあるからです。
あまり言い方はよくないかもしれませんが、2Dゲームであればイラストさえ綺麗に描ければ見栄えのよいゲームを作ることができます。しかし3Dゲームの場合はそうはいきません。なぜなら3Dの場合は
・3Dモデル自体のクオリティ
・シェーダーによる質感表現
・テクスチャの綺麗さ
・照明(=ライティング)のさじ加減
・画面効果(=ポストプロセス)による調整
といった様々な要素が複雑に絡み合ってゲームのグラフィックが構成されているからです。つまり端的に言うと3Dゲームの見た目をよくするのはとても難しいのです。
ただそうは言っても残酷なことに見た目がショボいゲームは全く見向きもされないという現実があるので、いくら難しかろうがチャレンジしてできる限りの改善を行うしかありません。そこで開発の初期段階から少しずつ試行錯誤していこうと思った次第です。
「明るいアニメ風のFPS」がコンセプト
さて前置きが長くなってしまいました。本題に入ると、とりあえずグラフィックの方向性だけでも決めておこうと思ってプロトタイプを作ることにしました。
下記はゲーム序盤のステージの環境を仮置きしたものです(※全体的にまだ検討の初期段階である点にご注意ください)。
今作はFPSですが、できるだけ明るくて元気なグラフィックにしたいと思っているので明度やコントラストを強めにしてあります。空や草木はたまたま持っていたアニメ風のアセットを使いました。アセットは使い方次第で毒にも薬にもなりますが、見栄えのよい環境を手軽に作れるので私としては助かります。
グラフィックに関しては大体このような方向性で作っていこうと思います。
余談:Ci-enの更新頻度について
ところで余談なのですが、Ci-enで進捗報告するにあたって、まとめてしたほうがいいか、それともこまめにしたほうがいいかで少し悩みました。しかし結論として私の場合まとめて書くと長文になってしまいそうなので、作業のキリのいいところでこまめにご報告する形にします。
作業内容次第ではありますがだいたい数日~週一回くらいのペースで更新することになると思いますので、少しずつゲームができていく様子をご覧頂けたらと思います。
おわりに
以上、グラフィック関係の進捗のご報告と余談でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
既に書いたとおりグラフィック作りはとても難しいので、まだまだ検討・改善する余地があります。今後しばらくはゲームシステムの残りの部分を作りつつグラフィックについてもアレコレ考えることになりそうです。