イラスト本出ました

弟友コネクトのイラスト本が出ました！

自作フリーゲーム「弟友コネクト」のイラストをまとめた記念本を作りました！
作中で使用した絵、WEBに投稿した絵、描き下ろしなどを含めた本文36ページのフルカラー本です。

キャラクター紹介などのプロフィールも載ってます。
おとコネ関係の絵はほぼ全て収録していますので、是非ご覧いただけたら嬉しいです！

こちら現在は電子版のみの販売ですが、後日物理本も公開予定なので合わせてご検討いただけたら幸いです。

【DL】
BOOTH

制作小話

本を作っていたときの振り返りなど。

以前モノクロ漫画同人誌は作った経験があったんですが、フルカラーのイラスト本は初めてだったので最初は四苦八苦しました。

とにかく本文の装丁がよくわからない……なんもわからん……これがちゃんとした1枚絵をまとめた本だったら絵をバーンと載せていくシンプル構造で良かったのかもしれませんが、こちとらほとんどが落書きをかき集めたものだぞ……それに自分の絵でシンプル装丁に耐えられるクオリティを維持できる気がしない。なので手元にあった同人誌を参考にフレームを整えてそこに放り込んでいくスタイルにすることにしました。

色は作品のロゴから持ってくることにより、統一感を出した気分になってちょっと満足。
オシャレとかスタイリッシュとかは生まれる前に仲違いしたまま帰ってこないので、泥臭く頑張りつつなんとか体裁を整えました。
落書きを組み合わせていくパズル、地味に大変だった……どうしてこの絵はこんな変なところで切れているんですか？

作中使用した立ち絵とスチルの差分は一部を抜粋して収録してあります。
最初とち狂ってすべて載せてやるぜ！と鼻息荒くしていたんですが、わかっていなかったんですね、ページ数と印刷代の密な関係ってやつを。
あといくら自己満足とはいえ一見同じ画像が並んでいるページが何枚も続くのはないなーと冷静になったので、一部抜粋に留めました。
全部見たい人はゲーム遊んでね。

既存絵を使ったページはどうにか作った。あとは描き下ろしだ！と意気込んだはいいものの、どんな絵を描くかとかはノープランだったので頭を悩ませました。まあそんなときは手を動かし始めれば意外と描きたいものができていくものなので（自分の場合）気の向くままに色々描いてみました。いいものが描けたなと思うので、見てもらえたら嬉しいです。

そうしてできた本！わたしの本！素敵！ウッキウキで入稿しに行ったのですが思いがけずここで手間取ってしまってしまいました。
表紙だけサイズが……違う……！？　テンプレを使って作成した……のに……！？
最後の最後で裏切られたような気持ちになり憤慨でしたが、最終的に本文と表紙を別に書き出してさらに表紙を微妙にリサイズするという力業？で解決しました。
背表紙の関係でサイズが合わないのはなんとなく理解したけどそれをスマートに解決する方法がわからず悔しい……なんか自分が間違えてたんだろうな……。

表紙といえば、先日の1周年記念イラストを表紙にしたんですが、ツイッターで「新たに描けたら描きたい」とか言っていたけど叶いませんでした。1周年イラストは元々記念本の表紙にするつもりで描いていたので（だからサイズぴったり）予定通りと言えばそうなんですが。
このイラストも気に入っているのでいいんですけどね！自分用の本が届くのが楽しみです。

そんな感じでグッズのお知らせでした。
本の感想など聞かせてもらえたらすごく嬉しいです！

↓匿名ツールもあります
マシュマロ

それでは。

「弟友コネクト」1周年

1周年でした

拙作「弟友コネクト」は1月31日で公開から1年を迎えておりました！
少し遅くなりましたが記念にイラストを描きました。ノベコレさんとふりーむさんのDL数とプレイ数が合計で1万を超えたのでそのお礼も兼ねています。本当にありがとうございます！
たくさんの方に自分の作品が遊ばれていると思うと、嬉しいと同時に恐ろしい思いもありますがありがたく感じていることは間違いありません。ありがとう～～！！！！

立ち絵の話

せっかくなので、おとコネに使用した立ち絵でお気に入りのものとか、よく話題に出してもらったものをさらっと紹介してみようと思います。

まずはトキくん。

左のコミカル泣きは個人的にお気に入りの表情ですが、あまり使う機会がなくちょっと悔しかったです。
なんだかんだノーマルな真ん中の表情が一番好きかもしれません。見る機会も多かったです。彼はスンとしてる状態が標準のはずなんですが、おとコネは恋愛ゲームなので照れ顔がやっぱり印象に残りますね。FAも照れ顔がダントツでした。ありがとうございます。
右の＞＜ってなってる顔はプレイヤーさんに「あれ好き」って言ってもらえる機会が多い表情でした。わかる。

お次は晴。

左の眼鏡クイッてしてるものは、これは絶対入れようと最初から決めていました。晴は心がそわっとしたときに眼鏡を触るという設定があったような、なかったような……。
真ん中の笑顔はほぼ使わなかったレアなにっこり笑いですね。笑った時の口の形が姉と似てます。
右のコミカル顔は作品の緩い雰囲気に合ってるかなと個人的に思うので、気に入ってます。

最後は主人公の理玖。

おとコネは主人公グラが相手の方を気持ち向くように描いたので、目を逸らそうとするとこっち（プレイヤーの方）を向くという……ちょっとなんかいいですよね（？）
真ん中のキリッとしてる表情、優しめの顔立ちなので迫力はないけどそれが可愛らしさに繋がればいいなと思って描きました。たしか。
右のマフラー差分かつ手を添えてるバージョンは1回しか使われなかったはず……（うろ覚え）この笑顔が可愛いと言ってもらえたことが何度かありました。FAに描いてもらったりもして嬉しかったですね。

立ち絵、今見ると描き直したい衝動に駆られて拙いところもたくさんあるんですけど、当時の制作中の記憶が蘇ってきたりもして、これはこれで大切な思い出としてそのままにしておくのがいいんだろうな……とも思うんですけどやっぱり恥ずかしい！うわー！

これはおまけのねこエプロン姿のトキくん。
シナリオに合わせて際限なく表情を増やしていったので、後から見るとこれどういう感情？っていう表情がたくさん出てくる。

こんな感じで少し語ってみました。
1年間本当にありがとうございました！よろしければ今後もよろしくお願いします。

TGF2023ありがとうございました

お久しぶりです（これ毎回書いてる気がする）
先日ノベルゲームコレクションさんによるティラノ製ゲームの祭典「ティラノゲームフェス2023」が閉幕いたしましたので、そのお礼と振り返りもかねて記事を書こうと思います。

フェスについて

思えば去年の冬になんとなく「弟の友達っていいよね」と思いついて作り始めたのが弟友コネクトでした。
ティラノフェスの参加条件にも合致していたので尻尾振って参加し、そして始まったTGF2023。今年も楽しかったね。

TGFは開催期間の締めに主催者さんとスポンサーによる賞の授与が行われるのですが、自分は賞とは無縁だろうと思って（作品を落としているわけではなく）完全に観客気分だったんですが……ありがたいことに部門賞をいただくことができました。

600以上のたくさんの参加作品がある中で選んでいただけたこと、とても光栄だし嬉しいです（乙女ゲーム・女性向けタグ付き作品部門はおとコネ合わせて5作品選出されています）
選考された方の感性に受け入れてもらえたのだなあと感慨深いです。
ノベコレの作品ページにもたくさんの星をいただけていて、これが密かに日々嬉しく思っていたんです。この記事を書いている今めちゃくちゃキリのいい数字です。それもなんか嬉しい。リンク貼っとこ(https://novelgame.jp/games/show/7647)

作品を遊んでくださったみなさんや、ノベコレ運営のシケモクMKさん含め関係者の方々、各種素材制作者の方々、ネット上に制作ノウハウを残してくださった先人たち、私の大好きなゲームたち、とにかく色んな方々のおかげでできたことです。本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

実は私スポンサー権を購入していたので、スポンサー賞を送ることができたのですが、スケジュールの都合であまりにもプレイできる作品数が少ないので運営さんへの支援や作品への応援用と割り切って賞を送ることは控えました。
でも貰えたらきっと嬉しいよね。ちょっと悩みどころではあったんですが……次回（あれば）の自分に期待ということで。

「次」について

TGFが毎回とても楽しいので次回があるならぜひ参加したいのですが、そのためにはなんとゲームを一本作らなくてはいけないんですね。どうしよう。
今制作中の「昔日のクオリア」は締め切りまでに完成させるのは不可能（不可能）なのでぇ……いや、捏ねてるネタはあるにはあるけど……たまにツイッッッタァで言ってる晴のゲームではなく。

まあ、わかんないっす。こればっかりは。
素人の私が言うまでもなくゲーム制作って本当に大変なので、意欲があっても環境でできなかったりその逆もしかり……。ゲ制だけに言えることでもないですが。
なんかできたらいいなーくらいの気持ちです。

おとコネ記念日とその他

弟友コネクトが先日一周年を迎えたんですが、それと合わせてプレイDL数もキリのいい数字を達成することができました。やったー！
なので一度描いた記念イラストを描き直しています（？）描き直しているのでもう少ししたらお披露目させてください～。

そしてまったく関係ないんですが、最近ごはんの時間によく初代水戸黄門を観ています。リマスターのやつ。
やっぱりこういう展開に惹かれるのは世代性別関係ないんだなと思いましたね。ひかえおろう頭が高い。最初は助さん格さんの見分けがどうしてもつかなくて（失礼）声が低くて切れ長の目がクッと上がっているのが格さん……？いや逆か？と何度も間違えていたんですが、最近ちょっとわかるようになってきたような……やっぱり間違えているような……。
三次元の人間への興味が薄すぎて顔が覚えられないのはまあ昔からなんですけど、いやでも助さん格さん似てるよね！？何の話！？

そんなこんなで比較的楽しく生きてます。
勧善懲悪の物語もいいですよね。見ていて気持ちいい。創作におけるお約束ってやつが好きです。
でも水戸黄門、2話に1回は女が手籠めにされそうになるシーンが必ず挿入されるので笑う。昔は娯楽のパターンも少ないしね。

というわけで、次回の更新は弟友コネクトありがとう記念記事になるかなーと思います。
ではでは！

2024年

新しい年がやってまいりました。本年もよろしくお願いいたします。

年賀絵

すみません、こちらで言うのが遅くなってしまったんですが、ツイッターにあげた年賀イラストをネップリ登録しています。
1/11の9時頃までとちょっとカツカツですが、よろしければぜひ～。

年賀絵、本当は背景もちゃんと描く意気込みだったんですけど、年明けからの大騒動で気力がそがれてしまったのでシンプルなのし紙風？になりました。これはこれで可愛いなと思ったし褒めてもらえたので結果オーライですわ。

厚塗りっぽいのも練習しなきゃな～～、クオリアは重めにしたいので……。
やるぞやるぞ。

今年の振り返りと「昔日のクオリア」まとめ

振り返り

早いものでもう2023年が終わってしまうらしいです。
今年は「弟友コネクト」の公開から始まり色々あった1年だったように思います。きわめて個人的なことですが、生活環境が変わったり新しいことに挑戦してみたりとなかなか密度の濃い年でした。リアルでもネットでも少し交友関係が広がった年でもありましたね。いつもありがとうございます。

思いのほか精神の余裕がなくなっていたのか、なにかを継続するために今までできていたなにかを削ったりする必要もありましたが、まあそういうのも人生の流れなのかなとぼんやり思っています。別に暗い話というわけではないです。

なので、Ci-enの更新も滞りがちになってしまったんですねー。ええ、ええ。
基本的にＸ（ついったー！）には毎日顔を出してますし、落書きもけっこうしてます（気分転換に最適なので）
Ci-enはなにか進捗とかイベント情報をお出ししなければと思ってしまうので、また今度でいいや……となりがちなんですね。
見てくださってありがとうございます。

イラストまとめ

最近やっとpixivを活用するということを覚えたので、SNSにアップしたイラストを不定期でまとめています。
こちら
こうやってみるとけっこう描いたのでは？やるじゃん。

「昔日のクオリア」情報まとめ

現在制作中の乙女向けゲーム「昔日のクオリア」
こちらの情報を軽くまとめてみようかと思います。年末ですし。

まずこちらの作品、今までちゃんとした情報を出していない。メインキャラクターとちょっぴりのあらすじ未満のテキストをまばらに出すのみという君なんやねん状態でもう何か月もたっているような……いないような……ちょっとようじょなのでわかんないですが、とにかく個人制作なのをいいことに好きにやらせていただいてます。こんなでも反応をくださる方々は神です。

ですので、頑張ってまとめます。自分のためにも。

目を覚ましたとき、そこにあったものは少女を戸惑わせた。
見知らぬ場所、見覚えのないふたりの男性、身に覚えのない状況。
なにより、過去の記憶を思い出せない自分。

暗く不気味なこの場所からは、どうやら早く出たほうがいいらしい。
ほかに頼る当てもない少女は彼らと行動を共にすることになる。
異様に愛想がない顔を隠した男と、軽妙でお喋りだがどこか人を食ったような男。

魔法。懐かしい声。乾いた風。人の記憶。

ときに辟易としながらも、否応なしに時間は背中を押してくる。
心の準備などさせてやらないとでもいうかのように。

あるいは、すべてはもう手遅れなのかもしれない。

失ってしまったもの、いつか思い出せるだろうか。

あらすじっぽいものをそれらしく（？）書いてみました。
「昔日のクオリア」は、記憶を失い見知らぬ場所で目を覚ました少女が二人の男性（ソール、シスタス）に出会うところから始まります。ふたりとも一筋縄ではいかないのでなかなか状況の把握に戸惑うかもしれません。主人公の胃が心配。

そして、なんやかんやあって新たな出会いが待っています。褐色の少年（フィー）の登場です。
基本的に他人と関わろうとしない彼ですが、利害が一致すればその限りではないかもしれません。

本作は、共通ルート→選択肢分岐→個別ルート　のオールドスタイルに、シナリオの合間に挟まれる会話選択パートを合体させた作りになります。会話選択パートはマップ上のキャラクター（あるいはアイテム）をクリックしてイベントを発生させるというものです。
選んだ内容を分岐に影響させる予定ではありますが、そこは正直変わる可能性もなきにしもあらず……まだわかりません！

サブキャラクターです。
赤い髪の女性はソールの関係者で魔道具店の店主です。男性のような口調で喋る甘党で、世間からは変わり者と思われているようです。
下の双子は彼女の店で働いています。ふたりともすこし毒舌で皮肉屋。着ているのは制服のようなもの。いつもすまし顔です。
眼帯の男性はシスタスの関係者で商家の長男。現実主義者であり、魔法というものに対して思うところがあるようです。よく眉間にしわが寄っている。

（ちなみに上記画像のUIはイメージとして最初期に描いたものなので99％の確率で変更されます）

ここまでつらつら書いてきましたが、乙女ゲーマーが気になるのは恋愛要素だと思います。……ですよね？　その点も頑張って……そう頑張って……制作中です……。作品のテーマがあれなので苦かったり痛かったりもどかしかったりが多い感じですね。バッドエンドもいくつか実装予定です。みんな好きじゃろ？　ワイも好きや。

出せたらいいなと思ってる体験版では多分共通ルートまでしか入れられないので、スチルとかの情報で少しでも雰囲気をお伝え出来たらなと思います。たらればばっかりじゃねえか！

想定プレイ時間は共通ルートが約1時間
個別ルート分岐後からエンドまでが約1～2時間ほど
なんですがここは大幅に変わる可能性もあります。
スチルはできる限り頑張って描くよ……まだ取り掛かってすらいないので好きに言えるのです。

ちなみに年齢制限版を作る可能性がちょっぴりあります。
その場合はここでは紹介できないのでどこかで宣伝すると思います。

こんなところでしょうか。紹介やまとめが下手なので、なんかもうよくわからない……。
とにかく、コツコツ制作していく所存ですので、よろしくお願いします。

締め

というわけで、締めに入りたいと思います。
来年は躍進できる年になるといいな。絵ももっとうまくなりたいです。
見守ってくださってる方、遊んでくださる方、通りがかりの方、本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

では、よいお年を。