「だれもあの世を知らない理由」ストーリー紹介

何かしゃべるよ

シナリオ作業を進めるにあたって、
序盤に戻っては細かな枝葉をちょきちょき選定する事があるのですが、
おかげ様で根っこから幹にかけてはだいぶ丈夫に仕上がりました。
ようやく！初めて！本作のあらすじをご紹介出来ます！

あらすじ

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ストーリー紹介

皆様ご存知の通り
人は生まれながらにして「あの世は白い幸せな世界」だと認識しています。

当たり前過ぎてわざわざ話題に出る事も少なく、
「暇だわ。一緒に安楽死しない？」
「○○主演のドラマ始まるからやだ」
「そうだった！」
と陽気な雑談が交わされています。

しかし何故か主人公は「あの世は白い幸せな世界」という確証を持てません。
自殺志願者を目にすると「どうやって止めよう」などと余計な事を考えます。
年々減っていくクラスメイトを思うと無駄に心が痛みます。
死を怖いと感じてしまうので死ぬ事も出来ません。

ある日、現世が白に覆われるという神秘的な幸運に見舞われても、
哀れ主人公は「元の世界に帰りたい」などと願います。

そんな変わり者の主人公にも味方をしてくれる存在がいました。
霊です。
👻「人命第一」
👻「ブラックジョーク怖い」
👻「友達に安楽死を勧めるな」
と真っ当な生者に真っ向から意見します。
彼らは不思議な能力を有しており、生者の生きる力になろうとします。

もちろん、生者にとり憑き殺そうとするまともな霊も沢山いますが、
主人公は敵として立ちはだかります。

この物語は、あの世からの生還を目指す変わり者の少女と霊のお話です。