馬車のここのヒモなんだろう?【制作こぼれ話】
ビクトリア時代の馬車の制作中に「へぇー」って思ったことです。
1
中央の窓のふちから伸びるヒモ。
または帯状の布。これの正体は…
窓ガラスを下から引き出すヒモでした。
動画でわかった使い方
お手数ですが、2分40秒あたりからご視聴ください。
https://youtu.be/y-RttIyIad8?si=7vHoRE-sIzkZBA58&t=153
映像資料じゃないとピンとこなかったので、助かりました。
2
もう一つ、扉の両サイドにある。ヒモか帯の装飾。これの正体は…
つり革でした。
ハンドホールド。革のストラップ。
https://youtu.be/EFa5Xc3Ymnc?si=Fb269Hl2CQ_TU2G1&t=1971
このシーン タイムスタンプ 32:51 前後
↓
実は、ラフを描き始めた時、何かわからずに配置していました。
(画面がさみしいな。なにか欲しいな。と追加しました。)
アニメをよく見る方は分かるかもしれませんが、
登場する馬車にヒモやストラップはまったく出てきません。
(最近1台だけ、停車している馬車の内装にちらりと数秒写り込んでいました。)
おそらく、使わないから描かなくていいってことだと思います。
これまでたくさんアニメを見てきましたが、馬車が揺れたら、
同乗者に縋り付いているシーンになったりしますね。
たくさんの馬車を見ているはずなのに、知らない。想像できない。ってことに驚きました。
※もしかしたら、別の用途の紐の可能性はありますよ。正直わからない。
馬車の種類多すぎぃ!!
こういうギミックってジェンダーギャップで「認識が共有されない」ってことになりますね。
自分は、西部劇や馬車が出てくる近代の映画はあまり見ません。
馬車って言われれば「アニメ・ゲームの馬車」「CGで表現したファンタジー映画」を先にイメージします。
ボタン一つ、スマホで、スワイプ。顔認証など、のSFチックなギミック。
対して、人間が生活から作られてたギミックに、日常のリアリティがあるなぁと思いました。
AIでのテキスト検索は楽になりましたが、
こういう映像資料からでしか得られない創造のヒントは、地道に摂取していくと気分が良くなります。
実際、背景素材に必要か?と言われれば、「必要なさそう」と答えられます。
でも、やってよかった。そんな思いです。