11月12日のコラム:Epiphanyの作りかた その2【一部無料】
どうもムサシです。
ユーザーのみんなとしばらく「Epiphany」の余韻を引きずろうがコンセプトの無料連載「Epiphanyの作りかた」今日は第二回です。
演者選定
最もスムーズで、かつ判断として間違いなく正解だったといえるのがこの工程かもしれん。
ポニキャンのイベント部門のつてを辿ってもらって、白昼夢との親和性が高そうなギタリストのきこりさん、卓越した演奏能力と高い人間性で安心してお願いできる、ベースのpinoさん、ドラムのkomakiさんを紹介してもらい、ラプラシアンからはキーボードにかしこくんを推薦しました。
個人的に最高の人選だと思います。
9月の最初のバンドリハに入る前からみなさんの演奏をYoutubeや楽曲で聴いて最高だな。と思っていましたが、バンドリハで一曲目に「Into Gray」を弾いてくれた瞬間からもう期待以上の最高値を叩き出してくれていました。
初めましてのメンバーも何人かいる中で、直前に数回「夏のタイムカプセル」で音合わせ兼サウンドチェックをして、スタジオの屋上で数分雑談しただけで、ここまで息が合うものなのかと。
この段階でライブの成功の40~50%くらいは確約されました。
周りから何度か言われたのが「ムサシさんと緒乃さんギター弾かないの?」「momoちゃんベース弾かないの?」という質問でしたが、これに関して我々は全会一致で「プロに任せた方が絶対に良い」という判断です。
クリエイターの演奏がイラストレーターみたいな感じだとすれば、プロのサポートミュージシャンの演奏はアニメーターです。
場慣れと演奏力と胆力とステージに対しての解像度があまりにも違いすぎます。
うっかり「僕弾きます」なんて口を滑らさなくてよかったと安堵したことは幾度となくありますが、自分が弾きたかったなんて思ったことはただの一度もありません。
餅は餅屋。
これに関しては緒乃もmomoちゃんも同じ気持ちなんじゃないかなと思っています。
ただひとり、かしこくんに関してはラプラシアンのサウンドに古くから携わっていながらも、サポートの現場や自身のバンドなど数多くの現場をこなしていて、ベースのpinoさんとも過去に共演経験があるということで、バンドチームに入ってもらいました。
他のやり手のバンドメンバーと比べると経験値の差に関してはどうしてもありますが、かしこは本物のアーティストなので、シンガーの声や歌詞を毎回毎回深く反芻して、心に染み渡らせながら弾いてくれている。
弾かせるたびにその時の場の空気感を汲み取って毎回違う演奏になるので、結果的に当日の演奏が良い意味で上振れするのが彼の良さです。
ライブが終わった後、かしこには感謝を込めて上都、霜降、ぺれっとの5人で朝まで飲み明かしました。
シンガーのHinanoさんについてはまた別の回で書こうと思いますが、今回のライブで誰よりも急成長したように感じます。
だってバンドに合わせて歌うの、Epiphanyのリハが人生で初めてですからね。
圧倒的すぎる。
凄まじい練習量で、努力しているのも知っているので、あまり安易に天才という言葉を使いたくないですが、目の前で歌声を聴く瞬間は「天賦の才だ……」と何度も言葉を失いました。
これからまだまだ成長していくと思うと楽しみで仕方ない。
yukiさんでなくHinanoさんを選定したことに関しては、Twitterでさまざまなご意見をもらいましたが、僕がいま言えることは、2人ともこれからも末長くラプラシアンの音楽を支えてくれる大切なメンバーだと思っているということ。
これだけ方向性の違う2人の歌姫を手に入れたラプラシアン、これからどんな音楽でも作れるし、最強すぎませんか。
今回のライブは本当に最初の第一歩なので、これからの活動を見守っていただきたい。
今日の無料部分はここまで。
明日の「Epiphanyの作りかた」は大変だったデータ作りの話や、マニピュレーターさんのことなんかを書けたらなと思っています。
このあとの有料部分は今週の溜まりに溜まったタスクの話を書いていきます。
それでは。
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