同人誌の進め方 2:コマワリの考え方
ども、ルンバです。
孤独のサイバーパンクは今日で全ページの下書きまで終わりそうです。
旅行に行けないので原稿が進みますね^^;
さて、今日は前回の続きで「コマワリ」について話したいと思います。
漫画のコマワリって本当に難しいですよね…
これについては必勝法があるのですが、
教えちゃいましょう…
この本を読むと賢くなれます!
・漫々快々
・漫画のスキマ
(こちらの私の個人ブログでも紹介しています)
実際の所どうなの?同人誌が黒字とか赤字とか、儲かるとか儲からないとか
上の本は、私が10年前に買って感銘を受けた本ですが、
今だとこの新しい本もよさそうですね…
・もっと魅せる・面白くする 魂に響く 漫画コマワリ教室
いやこれ、アフィリエイトとかステマではなく、
めちゃめちゃいい本なので、コマワリで悩んでる人はググって、
是非読んでみてください。必ず何か得られると思います。
ちなみに、コマワリについては「だれでもすぐできる!コマワリ簡単♪」
みたいな一言で話せる解は無いです。
ですが、英語の文法みたいに、知っておくべきルールが沢山あります。
「こういうルールがあるんだ!」という「分析する基準」を持って、
沢山漫画を読むと、
あ、これはイイから参考にしよう!というふうに、
面白い漫画のコマワリがどんなふうな意識で構成されているかを
読み解けるようになります。
よく、漫画を沢山読むと勉強になる、といいますが、
どこが良くて、どこをマネしたいか、分析基準を持ったうえで読まないと、
勉強にはならないと思います。
(気が付いたら楽しく読んじゃう…私もいつもなってるけど^^;)
…といいつつ、本に丸投げな記事になってしまうので、
私が取り入れているルールなどもちょっと書きます。
1 基本、段は3~4段、コマの数は6~9ぐらいで考える
よく基本6コマというのはいわれてますよね。
これもケースバイケースですが、
孤独のグルメは原作が8~10ぐらいなので8基準で考えてます。
2 基本、場面初めは背景、1ページに1~2は背景
これももう文法ですね。
3 同じ構図が見開き内に無いようにする
最近ダウンロード版だと見開きの概念がなくなってますが…
本も刷ってるので、見開きで被りが無いように気を付けてます。
4 枠線と枠線が並ばないようにする
上の段の縦の線と、下の段の縦の線が同じ位置に来ないように、って事ですね。
チョットずらすだけなんですが、そろっちゃうと4コマ漫画みたいになるので
気を付けましょう。
5 見せたい内容とコマの大きさを比例させる
ページの中の重要なコマはどれか?を考えておいて、
その他はそれより小さくするイメージですね。
6 ふきだしとキャラクターの位置関係でしゃべる間を調整する
前の記事の、「セリフをページ割りの時に全部打ってしまう」というやり方に関係してますが、私は漫画はふきだしの位置とサイズが重要だとおもっているので、
特に会話シーンはふきだしの位置を中心にコマワリを考えてます。
絵を描いて、開いたところにふきだしではなくて、
このふきだしとマッチする絵をはめる…といった感覚で描いてます。
…とまあ、私も絶賛修行中の身なので、
上手くできてないところもあるとは思いますが、トイレに漫画のスキマを置いて、
時々見返すようにしています。
以上、コマワリについてちょっと語ってみました。