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徳島ゲーセンリバース 2022年07月28日 17:00

流行のスイーツとゲームセンターの関係性

そんなことして大丈夫?


オヤカタはブレーキのついてない車みたいな人生を
送っているとはいえ、ブレーキの存在を知らないわけじゃない。


オヤカタの体調が少しよくなって、
ゲームセンターを建てようと思ったあるとき、
近所にあったたこ焼き屋さんの跡地にタピオカ屋が入った。


そう、2019ごろにとんでもないブームになった
タピオカミルクティーだ。


リバースがあるのは、生まれ故郷阿南市なんだけど、
当時オヤカタは通院とデザイン事務所の都合で
徳島市に住んでいた。

それでタピオカ屋ができるのを「ヤバいよな」と思って見てたんだ。


いや、起業や調整精神を、大人ぶって
「ダメでしょ」って否定しているわけじゃないんだ。

ブーム、上げ潮のときに飛び乗るのは相応に危険だってはなしなんだ。


もちろんブームのときは、なにをしたって大当たりする。
大儲けする人もいるだろうし、
一過性では終わらずに文化として定着、
日本人なら誰しも週に1度はタピオカミルクティーみたいな
ラーメン、カレーに次ぐ国民食になることもありうる。

(ここでは過去に2度タピオカブームがあったけど定着は……とかいわないでおこうや)


でもさ、白いたい焼きのときもそうだけれど、
ブームに乗っかって大勝負するのはオヤカタみたいな小心者には
ヤベえことにしか見えないんだな。

一方で、引き潮のときに乗っかるのは「死」ではあるけれど、
「即死」ではないんだ。

先々、終わっちゃうんだろうなと思うということは、
予測が立ってるということ。

未来が予測できるってなかなかないことだ。
大博打のように見えて、実は引き潮のときこそチャンスかもしれん。
上げ潮のときはいつまでも上向いていく都合のいい予想をしがちだからね。

バブルで痛い目みたもんな。オヤカタの上の世代だけどな。


で、上げ潮のタピオカミルクティーではなくて、
引き潮状態の大判焼き屋をはじめるほうが安全か?
みたいなね。なんのロマンも感じないかもしれないけどな……。


同じことがゲーセンにもいえただろう


これ、同じことがゲーセンでもいえたんじゃないかと思うんだ。

つまり、古くはインベーダーだけど、対戦格闘ブームが起きた
スト2からバーチャ2、KOF96くらいまでの1991〜1996の間。


サイクルが長い気がするけれど、スト2が巻き起こした92年ごろからの
大ブーム、94年末〜のバーチャブーム、95〜6年のKOFブームと
それに合わせて大量に生まれた96年〜の格闘ゲーム。
一連の別々のタイトルによる群発ブームがゲーセンを盛り上げたんだ。


こうなるとタピオカミルクティーと一緒で、
人がたくさんいるから行く価値があるって感じになる。

友人とゲーセンで待ち時間を楽しむ。
あのちょっぴり「ワル」な感じの空間に浸っていることを楽しむこと、
流行を体内に取り込むことが価値になるのだ。

タピオカ屋に並んでダベって、買ってSNSに上げる。
それと構図は一緒だろう。攻略雑誌読んで、かっこいいコンボ決めて
ギャラリーにドヤる。ハイスコアを競う。近いものがあるよな。


だから、流行それ自体はなんの悪いことでもない。
いや、いまこうしてこじらせている中年が生まれているから
いいこととはいえないのかもしれねーけども……。
一方でゲーセンのおかげで生きながらえてるオヤカタみたいなのも
いるわけだし、「時と場合によるわい」って感じだが……。


ちょっと話がそれちまったが、結局、ゲーセンはブームだったんだ。
それが当たり前に定着した稀有な例だと思う。
ゲームは娯楽の一形態として、日本人の生活に溶け込んだ。
だから、ゲーセンは終わっただのといわれるけれどとんでもない。
家ゲーのせいで論は、ブームの参加者が家ゲーに移っただけでさ、
ブームの牽引役が家ゲーから帰ってこなくなったわけじゃない。
ゲーセンじゃないとって人は昔から少数派で、
その牽引役にたくさんの人が乗っかってブームになり、
猫も杓子もゲーセンを開業して一山当てるかってなっただけかもしれん。


だから、ゲーセンの衰退は過当競争と粗製濫造と
ブームの終了によるもので、
ゲーセンの魅力やゲームに輝きがなくなったわけじゃないんだ。


タピオカミルクティーが美味いと思う人はいまも買っているだろうし、
白いたい焼きだってコンビニで買えるんじゃないか?

流行に価値を見出している人が大半だから、
彼らにとって価値がないとか、家ゲーで十分ってはなしになるので
あって、「ゲーセンだろやっぱ」という特殊な人間にとっては
微塵も変化しちゃいないってことなんだな。


世論は多数派によって作られるからね。
右も左も「ゲーセンは終わった」って論調になるだろうけど、
なんにも終わっちゃいない。

タピオカブームが終わって、タピオカの輸入量は元の水準に戻り
つつあるらしいけど、じゃあゼロになったかというとそんなことは
ないわけでね。元は年間3000トンで、ブームで6000トンになり、
翌年には4000トン弱になったとか聞いたけど、
コロナでこんな状況なのに、微増してるじゃないか。
価値がゼロになんてなっていないわけだ。

行列ができてないから意味がないって意見に流されちゃダメだぜ。



流行に振り回されてもいい

みんながやっているゲームはいいゲームだ。
そこは否定しちゃいけないと思う。

同様に、多くの人が「いい」といっているものは「いい」んだ。
これはね、30代も後半になってやっとわかってきたことだけどね。

自分には合わなくても、いいものだといわれるにはワケがある。
それが人工的に作られた流行やらハッシュタグでなければ、
なんらかの見どころがあるはずなんだ。


ただ、見誤っちゃいけないのは、みんなが「ダメ」ということが
必ずしもダメだとは限らないってことだ。


ゲーセンは散々引き潮を食らった後だ。

「いまさらゲーセン? スマホでよくね?」

ってみんながいうかもしれない。
それはそれで正しい。

みんなが「いい」というものはいいのだ。
見どころがある。

しかし、それがひるがえって「ゲーセンがダメ」とはならない。
ゲーセンのゲームのおもしろさ、同じ内容でも
ゲーセンで交流するおもしろさをみんなも発信していって欲しい。

家で食べるコンビニおにぎりと、
山登りをして食べるコンビニおにぎりは味が違う気がするだろ?
ゲーセンってのはそういうとこなんだってアピールして欲しい。

多くの人にはこの違いが伝わってないように思うんだ。

モノは同じでも、体験や味わいが違っていて、
コンビニおにぎりが一生の思い出になりうる。
そんな場所がゲーセンなんだって。


あとはまあ、家でゲームを「しなきゃなんねえ」と思うと、
途端に嫌になるオヤカタみたいなね。
宿題「しなきゃなんねえ」だと手をつけるのも億劫だけど、
しぶしぶでもゲーセンに行けば「楽しくやれる」みたいなね。

ウォーキング嫌だけど、知り合いと一緒に歩くから仕方なく
歩いて、結局歩きはじめりゃ楽しいみたいなさ。
きっかけとしてのゲーセンの価値もあるわな。

ま、雑にいうとゲーセンは山ってことだな。


我々中高年が次の時代のためにできること


スマホといえば、オヤカタがiPhone3を秋葉原で買ったころ、
勤め先の出版社で画面をスワイプしていると、
先輩編集者たちに散々おちょくられたはなしをしておこう。

画面を撫でる動きを真似して、その指でオヤカタを指差すんだ。

「サトウくんはさ、そんなことしててよく平気だね」

忘れねえからな(笑)

恥ずかしい奴って意味でバカにしてたんだろうけど、
いまやスマホが使えないと笑われるんだろ?
勝手なモンだよな。


流行は30年で1周するともいうし、ゲーセンもそうかもしれない。
アーケードゲームが目新しく感じる、
「平成レトロ」とかいっちゃう世代がまたビデオゲームブームを
牽引しはじめる可能性だってゼロじゃねえわけだ。


だとしたら、かつてのオヤカタみたいに笑いものにされている
「古いアーケードゲームが好き」な若い子が
ブームの先端を行く日がくるやもしれん。


それに備えて当時現役でやっていた我々中高年は、
土地を耕しておいてやらねばなるまい。
タネは次の世代がまいても構わない。


今日より明日なんじゃ

ミスミのじいさん!!

(完)


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