12月・1月のご支援用途とゲーセンの裏話

地味だけど無視できない話題

ゲーセンやってはじめてわかる、壊れた筐体を放置する側のきもち。
そりゃ直さねえって!
給料発生しちゃうんだもん。
ましてや命に関わるんだから、バイトなんかに任せられるかい!!


直しかたを調べて、っつーか、調べられないから適当に直して、
もし失敗したら責任問題だしさ。
店長クラスが相当やる気か、都会で支援者(修理会社)があるとか、
大手で専用の部署があるとかじゃないと無理だよね。


でもさ、リバースはそうじゃない。

全責オヤカタもち。

給料取ってない(そのうち欲しい。もらったら全部基板になると思うけど)、
だから直せるってだけのはなしでさ。



これ、まだまだ全然足りないんだけど、パーツ屋の画像じゃないぞ。
いままで修理に必要だったコンデンサたちだ。

オヤカタは電気関係の知識ゼロだから、
目で見て同じものを片っ端から買って、交換してやるくらいしかない。
もちろん、故障箇所にあたりをつける道具とかもあるけど、
20〜30年経つと、どうせ全交換ってはなしになるしね。


そんなわけで、年末年始のご支援は基本的に修繕部品に
全額ぶっこませていただきました。
本当にありがとうございます。


これだけでなく、アメリカから3万円強、ブラストシティって筐体に
使えることがわかったスピーカーを2〜3月着で輸入しているところだ。


昨年末のEパレで、すでにそのスピーカーの実力を体感した人もいるだろう。
明らかに音がいいのだ。

もちろん自力修理も考えていて、着手はしているんだけれど、
長い目で見て、どうせ交換するなら新品もいいなあ、と。


なんせブラストシティを分解して、モニター引っこ抜いてはじめて
スピーカーを交換できるからね。
ほいほい交換できねーのよ。
だったら、より確実なほうにしたいなっていうのが
メンドーごと大嫌いなオヤカタなのだ。


とかいいつつ、こんな感じにエッジが消えたブラストのスピーカーを、
自力で直しはじめてはいるんだけどね。

メンドーだから放置ができないってのも、オヤカタなのだ。



まずは残っているエッジを全部剥ぎ取る。
こんな感じで半端に残っているのは邪魔なのだ。

うへぇ……汚え。
専門業者から買ったのに、ジャンク品より汚え……。

特殊清掃のバイト経験がオヤカタでも引くレベル。

業者って一度も掃除とかしねーの……?
やっぱ、新規の地方のカスゲーセンだからって舐められたかなぁ。
あちこち壊れっぱなしのものを送ってこられたわけだし。
電源がないとかさぁ……。
専用便で直送っていわれたのに、混載便で専用便の費用払わされたとかさぁ。
12万円余計に払って……。


まあいいや!愚痴なんて読みにきたわけじゃねえもんな。
悪ぃ悪ぃ(笑)



エッジを取ったら、布テープなり、液体がある程度染み込む
紙のテープなりでエッジ部分を工作。
つまり、コーン紙と枠とをブリッジする。

その上に白い液体ゴム(乾くと透明の)を塗る。

もちろん、黒のものや白のゴムでもいいけれど、
今回はわかりやすく透明になるのを塗る。

見栄えは最悪なんだけど、重ね塗りするときに便利なんだ。
3回塗るから、透明になったタイミングで塗るんだよね。
完全に作業が終わるのに、40〜60時間はかかるかな。


で、透明になってゴムと紙でエッジがくっついたのがコレ。

こんなブサイクな状態でも、ちゃんと音は出るんだよね。
すげえ。

というか、音が出ない&バリバリ、ブリブリいって
聴いてられないスピーカーと比べれば、
オーディオマニアでもない限り、これで十分だとも思う。

筺体内に収まって見えなくなるからこれでもいいけど、
見栄えが嫌だって人は、さらに黒のゴムを塗るなり、
塗装するなりしてくれ!


つーわけで、自力修理の知識はゲットした。
でも、設置するのは新品かもしれねえ。


全部自分で直せる、自分で見出したって事実がデケーのよ。
達成感というかね。

自分で直せないから、ただ買ってきてポン付けするのとでは、
筐体への理解が違うもんな。

というわけで、今度はスピーカー内にあるコンデンサを換えたら
もっといい音になるか調べようと思う。


オヤカタの探究は終わらねえ。


みんなも応援よろしくな!


……具体的な応援をいただいてもいいんだよ?(笑)

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