競技者としての甘えがなくなってきたよね

今回はちょっとした近況日記だ。
毎回メンテの話ばかりだったからね。
じゃあ、さっそく本編だ。


本来、競技者としての甘えがなくなるっていうと、
格ゲーだったら目を背けていた事実から逃げなくなるとか、
練習量が増えるとかなんだろうけどね。


オヤカタにとっての競技者としての甘えってのは、
どこかゲーセンの代表じゃなくて、ゲーマーだからって
甘えてたってことだ。

具体的には、諦めきれなかったということだな。
裏方作業を本気でやるということは、ゲーマーとして、
競技者として諦めることと同じだと思ってて、
だからこそ、裏方作業に真剣になれていなかったと思う。

真剣になったら、大切なモンがこぼれ落ちるような気がしてさ。


でも、どう足掻いても厳しいってことがわかってきた。

右目の視力は戻らないし、左目も疲れたら見えなくなってくる。
右手の指は思うように動かなくって、モニターを担ぐときなんかも
割とヒヤヒヤしっぱなしなんだ。

当然、ボタン操作なんていうまでもない。


競技者として、格ゲーの界隈に戻るってことはできない。

それを痛感する。

痛感したから、真剣味が増してきた。

いままでもそこらへんのやる気のねー店員よりはやってるらしいけど、
オヤカタ基準じゃ不真面目すぎた。
その場しのぎばかりでやってきたんだ。

だけど、だいぶ腹が座ったね。
あきらめがついたといっていい。


これからは後進の育成や、遊べる環境の維持、
捨てられる筐体や、地域の活力のために力を出していこうと思う。


プロスポーツ選手の引退ってこんな感じなのかねぇ。
千代の富士とかさぁ。

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