ゲーセンでプレイヤーがいない!という話について
特定のゲームを流行らせたい、一緒に遊ぶ相手がほしい。
そういう人は多いけれど、いつ行っても相手がいないとか
いわれるし、ゲーセン自体が盛り上がってないから仕方ない
とかそういう話題になりがちだ。
でも、ちょっと待ってほしい。
相手がいないのでボクが次に行くまでに
「増やしといてください」(本当にいる)
とかいう輩はいざ知らず、どうしてそんなに会えないのだろうか。
リバース勢の中で一番リバースに通っている人(毎日)でも、
一度も会ったことがない常連がいるくらいで、
実はゲーセンで人に会うというのはなかなかに難しい。
それを数字的に見てもらおうと思う。
まず、月に1回くらいしか行かない人同士の場合だ。
その2人が同じ日に遊びに行く確率は1/30。
これが週に1回だったとしても、1/7なわけだ。
1/7だと割と会えそうに思うかな?
でも、2~3年毎日通っている人でも会ったことがない
常連というのがいるもんでね……。
どうしてこんなことになるかというと、
週に1度や月に1度など、頻度が低い人ほど滞在時間が短い。
20分とか30分とかだ。
そう、毎日通っても1日中いるわけじゃない。
滞在時間があわなければどうあっても会えないのだ。
これも確率に当てはめるとすると、
1日12時間営業しているとして、
それぞれが1時間滞在するなら×1/12
これに週に1回の確率を掛けると1/7×1/12=1/84
3ヶ月に1回という計算になる。
計算になるけど、パチンコやガチャでもそうだけどさ。
現実には100回に1回当たるといわれても、200回、300回
当たらないことはザラだ。
さらに、ゲーマーってのは本当に口を利かないものでね……
都合をあわせて対戦するというようなことはしないし、
都合をあわせても守らない(笑)
(笑)としたけど、笑い事じゃねえ。
ますます会えないわけだよ。そりゃあ廃れて見えるって。
週に1回、1時間滞在だったとしても会える確率は1%くらいなんだ。
実際はゴールデンタイムとか休みの曜日とか色々あって
会うことが多いんだけど、会う人と会わない人は生活のリズムが違うから
本当に出会えない。
本当はもっともっとプレイヤーがいるのに、
お店の人やほかのプレイヤーと交流しないがために
「誰もいない」「過疎ってる」と決めつけちゃって、
そういう人がひとり、またひとりと出てきて、本当に過疎っちまう。
そういうコミュニティ、ゲーセンだけじゃなく色々あると思うんだ。
予定がわからない、決めたくない、
自分の気分が乗ったときだけというのもわかるんだけれど、
そうしてしまうと気分が乗ったときに誰もいないってことになりがちだ。
そのゲームが好きな自分ですら予定を決めたり準備したりするのが
面倒なのに、その苦労を自分以外に押し付けようったって
そうは問屋が卸さねえよな。
で、それら万難を廃したうえで、プレイヤー同士の相性もある。
人間的にあうかあわないかということもあるんだ。
これは途方もない苦労だし、オヤカタも散々苦労してきた。
半ば諦めの境地でもあるのだけれど、それでもがんばっている。
今日は選挙の日だから改めていうけれど、
ひとりひとりの一票が世界を変えるように、
ひとりひとりの参加がゲーセンを変えるんだ。
自分くらい行かなくていいだろうと思っていると、
コミュニティごとなくなる。
居場所がなくなるってのはさびしいよ。
はじめのうちは苦労も減り、気が楽になったと思うかもだけど、
1年くらいすると本当に空っぽになっちゃうからね。
いま少しだけがんばると、生涯の友人が得られるかもしれない。
大人になってからできる友人は貴重だぜ。
同好の士というかさ。
そんなわけで自分ではよく通っているつもりでも、
実は全然出会えない可能性が高いというおはなしでした。