【雑記】図書館ムービー(突貫)「煉獄のセレナーデ」に込めていた秘密のメッセージ
6話の制作中に作っていたと思うと、随分懐かしい。
「適当に作った」などと申しておりましたが、
もちろん6話までのメッセージは込めていました。
(6話のラストで一気に空気が変わるので、
もし次を作るとしても6話まで用とそれ以降用とか、
もっと全体を意識したもの、という種類分けが必要と思っていました)
動画はこれです。
最新7話(現在制作中)のネタバレは無かったりします(笑)。
物語は、7話で一区切りなのにね! 不思議だね!?
(単なる情報過多)
7話を見てからイメージが変わるところは2カ所ありますが、
ネタバレかというと私の中では違いますね。
7話までに既にあった要素が、
7話を見た後で印象が更に変わるような、そんなシーンです。
冒頭のセピア加工で、クリステルの城の跡地の画像がありますが
ここのバックコーラスの歌詞が「あなたはもういない」。
(※スクリーンショットを貼ると素材の利用規約に引っかかるのでここは無しです)
↑加工済でもそのまま素材として使える画像。
で、続いてシーラが表示されますが
これが「6話ラストでの『シーラのロスト』」を示しています。
クリステルの跡地に元々居たのは、少なくとも≪図書館≫で情報が
得られる人物では無かった。その情報を追ってシーラが消える訳です。

「街は闇にあふれて沈むばかり」
セイツ達に会う前のシーラ。

「消えそうな灯火を眺めていた」
1話で彼、死にかけてますからね。
ものっそいあっさり、死にかけてますからね(爆笑)。
セイツは『自分はその為に生まれてきたそういう存在』と
受け入れてしまっていて、
自分の命の灯火を眺めているだけだったのです。
それが第1話のおはなし。

「窓に映る世界に届かないまま」
エトワールは『現実に向き合う』ということを
6話でやっと覚えました。

「この胸の高鳴りは静寂に呑まれ」
ルナスのモヤモヤは戦場の喧噪に掻き消さてしまっています。
歌詞とは逆ですが、どちらにしろ向き合う時間が無い。

「鮮やかな光と喜びにあふれた」
そんな明るいキャラがいるとしたら、
コイツだけでしょう、この作品(笑)。
あと、次の歌詞に繋がってます。

「鮮やかな光と喜びにあふれた あなたに逢いたい」
セイツはエトワールにそうなって欲しいと、誰よりも願っていたはず。

「こんなに近くにいるのに」
メリアが本気で気配を消したら、
不真面目なシーラが気づけるはずがありませんて(笑)。
もう一つの意味もありますが、それは7話で分かります。

↓

「切ない想い出だけが また胸を締め付けて ため息に変わる」
大精霊様とレイクのこと。
5話の大精霊様の、セオドアに対する謎の拗ね方は今でも笑う用に
セーブデータを残してあります(ひどい)。
レイクはいっつも溜息ついてるキャラですよね。…6話までは。
それを笑顔で隠しているだけ。

「煉獄セレナーデ」
これね、これね、唯一の悲しい点なんですよ。
“煉獄のディスティニー(宿命)”とかだと良かったんですけどね。
セレナーデは恋人達に贈る歌のことなので。
断じてBLではない。
しかし、フリーの歌素材でこれ以上に作品テーマと合ってる曲は
それこそ依頼しないと手に入らないでしょうから、これで十分っす。

↓

「あなたと過ごした日々 取り戻せたなら」
シーラが来なければ、そもそも存在しなかった日々を
描いている、という意味と
『シーラの世界が無くなる』という意味でした。
キャラクターが消えるとそっちが消える印象が強いですが
消えたキャラの視界だって闇に染まるわけです。
これもまぁ、7話でもう少し意味が深くなりますが
じゃあネタバレかというとそんなこともない。

「慕情は陽炎 永遠に散る幻想郷」
慕情はともかく、10年前にセイツとかエトワールが
1話の街に帰ってきて人知れず被害被ってたの、ルナスですしね(笑)。
10年前に彼らが人里に戻らなければ、
ルナスはもっと純真な青年に育っていたかもしれないし、
≪教会≫の現実に絶望して闇落ちしてたかもしれませんが、
割と普通の人で居られたはずです。
聖戦士になったり、悩みまくったりすることはなかったでしょう。
彼の幻想郷は何処にあるのか。乞うご期待。

「追憶の果に心の鳴動」
追憶というのは普通の人には自分の人生の分しかありません。
しかしシーラには他人の追憶も分かってしまう訳です。
ただ偲ぶだけではなく、その過去を背負って前に進んで行く。
それがこの物語でやっていることだったのです。
他人達の過去までも背負って進んで行こうとしているのに、
彼らに圧倒的に足りていないものは?
それが、7話で彼らの向き合うそれぞれのお話となります。
英語は本気で適当なので、
極力英語が表示されないスクリーンショットにしました(笑)。
そうだったのかー。と思って動画をもう一度見てくださる方に
上スクロールで記事の上に戻って頂く手間を掛けるのも申し訳ないので、
もう一度動画を貼っておきます。
歌詞の無い部分に色々詰め込めたら良かったんですが
自分の気分を盛り上げるために
ありものの素材だけを使った
突貫作業、3時間ぐらいで作った動画なので
その辺りの情緒には欠けていますね。
むしろよく突貫作業でここまでできたな、と
自分を褒めたいくらいです(笑)。
今日はトラブルなく7話の制作が進むといいなー。